

昭和34年生まれ。
和泉市在住。
中学生時代から始まった投げ釣り暦は33年。
コテコテの大阪弁で、強烈なインパクトを放ち「浪速のオッチャン」の異名を持つ投げ釣りのスペシャリスト。
関西圏の釣り場を中心に多彩な魚種を追い続けると共に、様々な専門誌に執筆中。
ささめ針、ダイワ精工のフィールドテスター、投釣倶楽部大阪の会長を務める。
釣りビジョンの番組では、関西波止釣り派#35・関西発!海釣り派#9・#27・#47と四度、先生として登場。
| ロケ日 | 2008年7月12日(土)~2008年7月14日(月) |
|---|---|
| 出港地 | 粟津港 |
| ポイント名 | 粟津離岸提9番 |
| 船宿名 | 喜多内渡船 |
| 天気 | 晴れ |
| 気温 | 25~33℃ |
| 水温 | 22~23℃ |
| 風向き | 東 |
| 潮周り | 12日長潮 13日若潮 14日中潮 |
| 対象魚 | マダイ チヌ キス |
| 外道 | フグ アナゴ エイ |
| ロッド | ハイカーボン振り出し投げロッド30号-425 |
| リール | ドラグ付き投げ専用リール4000番 |
| 道糸 | PE投げ専ライン2号 |
| 錘 | 遊動式30号 |
| 力糸 | PE2~6号 |
| 仕掛け | 自作仕掛け |
| エサ | 石ゴカイ、チロリ、タイムシ、本コウジ |
毎度!! 『浪速の投げ釣り師』の中本でおます![]()
「ありそうで、・・・無かったっけ?」という感じが強い"投げ釣り"をメインに据えた釣り番組。そう、コレがたしかに少なおまんねんなぁ~・・・。
でっ、「それなら派手な花火を一発打ち上げまひょか♪」と釣りビジョンが制作した投げ釣り番組が、この『投げ釣りGallery』なんでっせ。
そして、光栄にもそのトップバッターに抜擢されたのがこのオッサン。
しかもでんな、ターゲットには「マダイ・チヌ&大型キス」という何ともクソありがたい難題までも与えられたからタマリまへん。
ウゥ~ン、狙うは「マダイ・チヌに大型キス」でっか・・・。
オッサンの容量が不足気味のオツムPCをフル回転させて弾き出した答えは、徳島・鳴門エリアの「粟津離岸提9番の北端」でっせ。
このポイントでは例年6月下旬~7月中旬にかけての夜釣りで28cmオーバーする大型キスが狙え、マダイ、チヌ(キビレ)の実績も高いことから今回のロケ釣行にはドンピシャのフィールドやといえまっしゃろな。
ただし、ロケ釣行だけに難題も山積みです。まずは夜釣りの撮影だけに強力なライトの点灯は絶対に避けられず、それによって「海面に映る灯りと動く人影」という現象が魚の警戒心へ与える悪影響は計り知れまへんわ(コレはホンマに釣果に対して大きなネックとなると思いまっせ・・・)。
その悪影響が充分すぎるほど解っているだけに、撮影スタッフが鬼のように次々と浴びせる強い光に照らされた状況で竿を振るオッサンの心中に走るキツイM感覚のジレンマ(&怒り!!)は絶対に額に表れているハズです。
まずは、その実釣中におけるオッサンの"心の苦闘"を鋭いS感覚で読み取ってもらえるシーンが一つ目の見所やと思いまっせ![]()
二つ目の見所は"尺ギス"が釣れた初日の夕暮れ時。26~28cmの大型キスが釣れる粟津離岸提ですが、やはり30cmUPの尺ギスはそうそう釣れるモンやおまへん。とくにロケ取材時に姿を見せるなんていうケースに出会えるのは、かなり低い確率になるハズですわ。
ご存知にようにキス(シロギス)はカレイと並ぶ『投げ釣り二大釣魚』の一種で、とくに関東エリアの投げ釣り師の中には「投げ釣り=シロギス」という図式がいまだに根強く浸透しています。そんな投げ釣り代表魚のキスで30cmを超える尺サイズの大型といえば、投げ釣り師にとって一つのステータスといってヨロシおまっしゃろな。
その尺ギスがオッサンの投げロッドに釣れたのだから、もォう、大興奮!!
しかも「日没直前には離岸提の際に沿ってエサを求めて回遊してくる・・・」というオッサンの読み通り、隣にある10番の際に投げていた仕掛け【ささめ針:投覇大キス五目】に釣れたモンでっから、舞い上がって自分でも何をいっているか理解できないほどの興奮ぶりでしたからネ。
まっ、その偶然の産物(?)に狼狽して大興奮する五十路のオッサンのみっともない姿が、大キスの登場と併せて二つ目の見所やと思いまっせ♪
初日は大型キスが釣れたモノの、もう一つの本命である鯛系からのアクセスはゼロ。そこで、いったん宿へ戻り仮眠をとったあと、2日目も同じく離岸提9番へ上がってロッドを並べますが、初日とはうって変わる強風&高い波と昨日同様に撮影用の強烈な照明の光に翻弄され、エサ取りのアタリすら皆無というお寒い状況で・・・。
こうなると、オッサン的にもテンションはエラ下がり。しかし、七割方以上は完全にあきらめていた深夜に「まさか・・・?」の激アタリ!!
これが思いもよらぬ本命の中型マダイの登場でっから、オッサンは昨日の大キスに続いて大興奮でっせ♪
さらに、間をおかずに本命のポイントとにらんで2日間ともメインで狙い続けていた10番との水道際に走る落ち込み(カケ上がり)で、またもや爆アタリ!!これがサイズUPしたマダイですから「オッサン、感激ィ~
」ですわ。
ナントいっても、オノレが考えるベストなポイントを耐えて、耐えて、攻め続けた結果、ついにそのスポットで本命を食わして釣り上げた感激は、まさに「筆舌に尽くしがたし・・・」でっせ。
もォう、前日に続いて血圧をブチ上げて大興奮するモノの、ナゼか口から出てくる言葉は「よかった・・・」オンリーでしたモンね。この今にも寿命が途切れそうな放心状態で大喜びする腑抜けなオッサンの有様も、モチロン見所の一つでんな。
・・・てなことで、2日目の夜明け直前には同行してくれた釣友の池田さんがキビレの34・40cmを釣り上げてくれて、何とかお題の「マダイ・チヌ&大型キス」をクリアすることができました。
さて、そこで今回の総評です。
この番組をじっくり観ていただければお分かりいただけるとは思いまっけども、このオッサン、別に投げ釣りに関する技量や洞察力・思考力が他人よりも優れているとは決していえまへん。スゴイ遠投ができるワケでもなし、競技会で優勝した経験もおまへんからネ。さりとて山越えや谷越えするズバ抜けた行動力も持ち合わせておらず、投げ釣りに命をかけるほどの熱い思いもありまへん。
まっ、俗にいう名人・達人の類では無く、いわゆる完全にヘタレな投げ釣り師といって差し支えはおまへんわ。
でもネ、そんなヘタレな技量のオッサンであっても、自分が選択した釣り場において自分が確信の持てるスポットを攻め、小さくても今回のように結果が出たケースでは、満足感イッパイでまさに「オモロー!!」でっせ。
そう、いろんなパターンの投げ釣りがありますが、基本的にはロッドとリール、オモリとハリ、虫エサがあれば、老若男女を問わず誰でも手軽にチャレンジできる釣りでっからネ。
別に150mも遠くへ仕掛けを投げる必要はおまへん。釣り場の、ポイントのキモさえつかめば今回のように50m程度の軽いキャストでマダイや大キス、チヌが狙えまんねんから・・・。
まっ、正味の話をすれば、本当の見所はオッサンの興奮なんぞよりも「投げ釣りは手軽で楽しい釣りである」ことを画面から感じておくんなはれ![]()
でっ、チョイとでもそう感じていただけたなら、いちど投げ釣りにチャレンジされてみてはどないでっかな?
そうそう、もう一つの見所を紹介するのを忘れていました。
それはアタリの無さからフテ寝した2日目の夜、浅い眠りから目を覚ましてみると愛用のメガネをきっちり海に落としていたオッサンのアホ面ですわ・・・。



