釣りビジョン
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2012.5.15号

弁天屋・神奈川県金沢八景
ビギナー大歓迎!横浜市・金沢八景のマゴチ好スタート!!

[動画]金沢八景『弁天屋』のマゴチ釣り2012
横浜市・金沢八景の老舗船宿『弁天屋』でマゴチ船がスタートした。活き餌を使ったエキサイティングな伝統釣法で狙うマゴチ釣りは、奥深い釣り味と極上の食味が相まって、多くのファンを惹きつける人気の釣り。初出船日の8日(火)、心躍らせ船に乗った。

活き餌は“サイマキ”!?

クルマエビが餌だなんて・・・贅沢!
伝統釣法のマゴチ釣りでは、“サイマキ(鞘巻)”と呼ばれる活きエビを餌にするが、実は“クルマエビ”の小型サイズ(約10cm以下)の事。「エビでタイを釣る」という諺があるが、マゴチは大袈裟ではなく本当に市場価値の高い夏の超高級魚。特に活きたマゴチは高級料亭や割烹料理店に直行する江戸前“ブランド魚”の一つ。因みに、お盆を過ぎる頃には活き餌が“ハゼ”に変わるが、その面白さに変わりはない。

釣り場は“大貫沖”一帯!

出船は朝7時15分。この日は、私を含め待ち兼ねていたマゴチファン9人が集まった。定刻通り桟橋を離れた大型快速船「第十弁天丸」の舵を握るのは木村定義船長。釣り場は東京湾を横断した千葉県側の“大貫沖”一帯だ。航程20分程で到着。水深7~10mの浅場を狙う。「カケ上がりを流しますからタナ取りは小まめにね!今日は潮が速いのでタナは底から1mです」と船長のアナウンスでスタート。

老舗船宿・金沢八景『弁天屋』
「第十弁天丸」
木村定義船長

木村船長が指南!マゴチ釣りの基本!!

マゴチ仕掛け
船長の指示ダナはオモリの位置を指す。仕掛けは、15号の鋳込みテンビン、もしくは三日月オモリに1.5mのハリスというシンプルなスタイル。私が船宿で購入した仕掛けのハリスは2mだったので、50cmカットして使った。そして、この釣りのキモが餌のつけ方。活きたエビを殺さずハリに付けなくてはいけない。この餌のつけ方や釣り方の基本など、船長に聞いてきたので是非動画を参考にして欲しい。

仕掛け図
[動画]エビ餌のつけ方
[動画]マゴチの釣り方

開始2時間でほぼ全員がキャッチ!

船中ファーストマゴチはとびきり活きの良い魚!
「初日だからね~果たして釣れるかなぁ!?」と出船前に話していた船長だったが、いざ蓋を開けてみれば、ひと流し目からアタリが連発、開始2時間弱でほとんどの釣り人が、マゴチを手中に収めていた。「これで少しは絵になった?いや~良かったよ!」とホッと一安心の船長。天候や潮の流れ、潮色(濁り)など全て好条件が揃った当日。ただ、強いアタリがあってもハリ掛かりしなかったり、海面でバレてしまうパターンも意外と多かった。「グングンと、竿先を引き込むようなアタリがあったら、大体7、8秒待ってから大きく合わせてね。それとドラグはしっかり締めておいて!」と船長からアドバイスが飛ぶ。

堂々の50オーバー!!
54cm!!!!!!
お腹周りがパンパン☆

今シーズンの初マゴチ無事ゲット!!

連続ヒット!
堪らず私も竿を出した。海底をノーテンキに散歩しているサイマキをイメージしながらタナを取り竿を操る。「マゴチはスナイパーのように静かに砂に身を潜めて餌が来るのを待っているに違いない‐」と、想像しながら釣りをするのは最高に面白い。マゴチに存在を知らせながらも、さりげなく漂っているサイマキが、急にピンピン!と暴れたらマゴチの気配濃厚。ここで神経を集中し来たるべき食い込みのアタリに備えるのだ。「ビ・ビビビビ・・・」サイマキが激しく動くのを感度の良いPEラインが捉えた。直後に、ゴン!ゴゴンッ!!「来た~(゚∀゚)~!!!」と心の中で絶叫しつつも、続く竿先の引き込みを待ち、ひと呼吸置いてから竿を真上までゆっくり跳ね上げた。ズンッ!とくる重量感、首を振り激しく抵抗するのもお構いなしにリールを巻き、船長の差し出したタモ網に収まったのは、紛れもない今期初マゴチ。サイズこそ30cm級だったが、納得の1尾は本当に嬉しかった。

納得のサイズ!
嬉しい~♪
本日のアベレージサイズ!

スタートダッシュ!最高の初日を迎えた!!

その後も船中でボツボツとアタリが続き、終始そこかしこでマゴチが顔を出す展開のまま終了。乗船したのは午前船だったので、沖上がり時間は10時45分。だが、そんな短い時間でも、トップは5尾、残念ながら1人オデコが出てしまったが、9人で20本という立派な成績。今後は、午前船、午後船、一日船と3つのプランで出船する。スリリングでエキサイティング!活き餌を使った伝統釣法のマゴチ釣り。釣り人を惹きつけて止まない奥深い魅力が満載。また、特別難しい釣りではないので、ビギナーでも十分に楽しめる。是非、チャレンジしてみては如何だろう。
※出船プランは事前に問い合わせるか公式HPをご確認の事。

絶好調☆
思わずハマる面白さ!
[動画]木村船長に聞いた!今日の状況と今後の展望

(鈴木 恭介)

◇ マゴチの薄造り・作り方披露 ◇

常連さんで料理人の今関孝洋さん
“高級魚”マゴチの身は、上品な白身だが淡白過ぎず旨みのある味わいにほのかな脂が乗っている。“照りゴチ”と呼ばれ、真夏に旬を迎えるイメージがあるが、実は1年中その旨さはそれほど変わらないと言う。今回『弁天屋』の常連さんで、金沢文庫駅前のお店「炭火焼鳥 地魚 大洋」の店長・今関孝洋さんにマゴチ料理を実演して頂き動画にまとめた。是非参考にして頂きたい。

[動画]「マゴチの活け〆」
[動画]「マゴチの捌き方」
[動画]「マゴチの薄造り」

今回利用した釣り船
神奈川県金沢八景『弁天屋』
〒236-0027 神奈川県横浜市金沢区瀬戸2-22
TEL:045-701-9061 定休日:毎週木曜日
詳細情報(釣りビジョン)
弁天屋ホームページ
出船データ
◆マゴチは3つのプランで出船予定。※取材時は午前船のみ営業。
1)午前船⇒出船07:15 ~ 帰港11:15 料金¥6,000-(氷・エビ5尾付き)
2)午後船⇒出船12:30 ~ 帰港17:00 料金¥6,000-(氷・エビ5尾付き)
3)1日船⇒午前船&午後船 料金¥9,500-(氷・エビ10尾付き)
※駐車場代:500円
炭火焼鳥 地魚 大洋
〒236-0021 横浜市金沢区泥亀1-17-17
TEL:045-789-3005
http://gourmet.walkerplus.com/119005600001/
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