『ハイパードライブデザイン』を搭載!ちょっと悔しいぞ(笑)
えっ、アドミラAの新作が出るの!?その情報に驚きと喜びと、少しばかりの嫉妬心を覚えた筆者。なぜなら自分自身がカワハギ釣りで前作のアドミラAを愛用しているからだ。新作の登場によって、20アドミラAと区別しなくてはならいのか……。そこがちょっと悔しい(笑)。早速、釣りフェスティバルにて、新しいアドミラAをチェックしてやろうじゃないか!アドミラAが展示されたブースにいたのは、カワハギ釣りを得意とするDAIWAの船フィールドテスターを務める荒井良乃介さん。
荒井さん「前作と同じアドミラAという名を冠していますが、性能としては飛躍的に向上しています。前作をお持ちなら、その違いは人一倍、感じられると思いますよ」
そ、そうなんだ……。なんかちょっと複雑だなぁ(笑)。
荒井さん「まず大きな違いは『ハイパードライブデザイン』搭載モデルであること。それによってギア性能と滑らかな巻き心地感が飛躍的に向上しています。そしてボディ強度や耐久性が格段にアップ。正直、ものすごいアドバンテージですね」
ちなみに『ハイパードライブデザイン』とは高い初期性能が長く続くことを目指して、基本性能の水準を大幅に高めたベイト(両軸)リールにおける次世代の設計思想。[ハイパードライブデジギア][ハイパーアーマードハウジング][ハイパータフクラッチ][ハイパーダブルサポート]の最大4つのテクノロジーで構成されるが、今回のアドミラAでは[ハイパーダブルサポート]以外の主要3つのテクノロジーが備わっている。だから剛性も耐久性も、そして巻き心地などの使用感すらもアップして、しかもそれが長持ちする……というわけだ。
マグフォースブレーキ仕様だと!?かなりうらやましいぞ!!
そして、前作とのもうひとつの大きな違いがマグフォースブレーキの搭載だ。筆者が使う前作のアドミラAはメカニカルブレーキのみ。正直、それで何の不満も感じたことはないですが?
荒井さん「たとえば新品のラインで重めの集寄(しゅうき)や中オモリをセットした状態で仕掛けを落とすじゃないですか。そのときサミングしないで着底させるとバックラッシュが起こるケースがありますよね。新しいアドミラAの場合、カワハギ狙いならマグブレーキのダイヤルを4~10くらいに調整しておけば、まぁバックラッシュはほとんどしませんね。だから仕掛けを落としつつ、手に付いたエサの汁をタオルで拭いているときに着底しても安心……みたいな感じです(笑)。あとは、仕掛けをキャストするような場合にもマグフォースブレーキのメリットが出てきますね」
別に前作のアドミラAに何の不満もないけどマグフォースブレーキの搭載……うらやましい!!
ギア比は3タイプ用意。深溝なのでタチウオやタイラバもイケる!
新しいアドミラAでは、ギア比8.1のXH、7.1のH、そして5.5のPといった3つのギア比をラインナップしているのも特徴だ。
荒井さん「好みもありますが釣り物でギア比を使い分けるなら、カワハギが8.1のXHか7.1のH。マルイカだと個人的には7.1がジャスト。マルイカに5.5のPを使う人もいますが、5.5はエギタコなどのパワーゲームにマッチすると思います。それに今回のモデルは深溝スプールなのでPE2号でも150m巻ける。パワーもあるのでタチウオやタイラバでもイケますね。もちろん、前のアドミラAもとてもいいリールですが、巻き心地などの使用感も剛性&耐久性もアップしていますし、釣り物の幅も広がっているので、本当にオススメだと思いますよ(笑)」
そうですか……。正直、めっちゃ欲しいです!!
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