琵琶湖プロガイドのタックル紹介動画公開中!クライマックスのデカバス連発劇に注目!【B-King】

琵琶湖の凄腕プロガイドたちが”初代B-King”の称号を獲得するために、互いのフィッシングパフォーマンスを披露するエンターテインメント番組『B-King』。すでに「釣りビジョンVOD」にて全編配信中となっているが、クオリファイステージ(予選)の模様は、無料(登録必要なし)でチェックすることができる。今回の記事では、12名の精鋭に2名のレジェンドアングラーを加えた14名で行われた、セミファイナルステージ(準決勝)に着目。見どころを紹介していくぞ!

バス

まずは無料でクオリファイステージをチェックしましょ!

38名の琵琶湖・凄腕プロガイドたちが参加したクオリファイステージは、ハードルアー限定戦ながら、〝たまらんばい〟こと、永野総一朗が4本で12kgオーバーという驚異的なウエイトで1位通過。そして結果的には、バスを1本でも手にした出演者は全員セミファイナルへと駒を進めた。加えて、釣果ゼロの高田雄介も、そのパフォーマンスが評価されてセミファイナルへ。さらに、ここからは”レジェンドアングラー”として、佐藤信治、冨本タケルの両名もエントリー。総勢14名が出演し、ファイナルステージに進めるのはそのうち4名となる。

「釣りビジョンVOD」でクオリファイステージを無料で観てみる!

山下一也 2023年JBトップ50の最終戦で初優勝した、期待の若手プロ。機動力を生かしたラン&ガンでバスを射止めていくのが得意なスタイルだ。©釣りビジョン
武田栄喜 JBトップ50で優勝経験もあり、常に上位に食い込む実力者。高性能魚探を駆使するスキルには定評がある。今回は湖東のモロコパターンを重視。©釣りビジョン
西平守良 ヴィローラを使ったフィネスフィッシングが有名だが、ディープクランクやビッグベイトも使いこなすオールラウンダー。琵琶湖艇王では準優勝をマーク。©釣りビジョン
永野総一朗 「たまらんばい」というニックネームを持つ、超人気ガイド。クオリファイステージではクラッシュナインで圧倒的なウエイトを出し首位通過。©釣りビジョン
林陸功 クオリファイステージは、6,925gでウエイト2位。特に湖東では圧倒的な力を持っていて、セミファイナルステージも、長浜から南下しつつ釣る予定。©釣りビジョン
國澤高士 深い経験と確かな実績を誇るベテランガイド。琵琶湖オープンでは2度もAOYを獲得。クオリファイステージではジャイアントベイトで総合3位のウエイト。©釣りビジョン
伊藤晃一 ランカ(カエス)のミドストでバスを浮かせて、Bカスタム(デプス)で食わせるという、スピナーベイトの異色ローテーションでクオリファイを突破したテクニシャン。©釣りビジョン
川崎了 琵琶湖艇王を制したこともある実力者で、主演男優賞の有力候補。セミファイナルステージでは、得意とするミドストでビッグウエイトを出せるか?©釣りビジョン
小島明久 ビッグベイトの釣りを得意とする人気プロガイド。BATNET優勝2回など、実績も申し分なし。バス以外にアユの友釣り、ヘラ、エギングなど様々な釣りをたしなむ。©釣りビジョン
近松卓二 関東に在住していた頃の経験を生かし、琵琶湖で頭角を現してきた異色のプロガイド。特に湖東エリアを得意としていて、今回も湖東のモロコパターンがメイン。©釣りビジョン
山下尚輝 実兄の山下一也と共にセミファイナルステージに進出した、JBトップ50期待の若手プロ。ランガンスタイルの兄とは違い、粘りの釣りを得意としている。©釣りビジョン
高田雄介 ジャイアントベイトをフルキャストするダイナミックな釣りが多くの人を魅了。天才的な釣りカンの持ち主で、今回の『B-King』では台風の目だ。©釣りビジョン
佐藤信治(レジェンドアングラー) 特にハードベイトの達人としてリスペクトされるプロアングラー。メディアでも活躍し、サトシンの愛称で親しまれる。琵琶湖ガイド「サトシン塾」も人気だ。©釣りビジョン
冨本タケル(レジェンドアングラー) 正確無比な絞り込みとルアー操作で、ビッグバスを鮮やかに量産する鉄人。「カバースキャットのボトムジャーク」の始祖でもあり、琵琶湖艇王も獲得。©釣りビジョン

セミファイナルステージ特別追加ルール「ミステリールアー」とは?

クオリファイステージは「ハードルアー限定」というルールだったが、セミファイナルからはそのルールを撤廃。すべてのルアーが使用可能になった。そんなセミファイナルステージの出演者たちに、当日朝のスタート前というタイミングで、プレゼントが渡された。それが「ミステリールアー」だ。

実はこの日の前夜、琵琶湖に隣接したプロショップ「セブンパームス守山店」で、主催者側が14名分のルアーをセレクトして購入していた。そして、出演者に中身を明かさぬまま、セレクトした人の名前だけを示した袋を選ばせてプレゼント。最初の1時間はその「ミステリールアー」しか使えないことが伝えられたのだ!

「ハードルアー限定」「ミステリールアー」など斬新なルールが面白い!釣りビジョンVOD独占配信の『B-King』

「ミステリールアー」は、クオリファイステージのランキングの順番で好きな袋を選んでいった。最初はたまらんばい永野。柏木社長セレクトを選択! 誰が何を選ぶかでかなり盛り上がった!©横沢鉄平
ちなみにこれが柏木社長セレクト。メガバスのワンテンRをレンジ違いで3本。春のセレクトとしては大定番なので、引き当てた出演者はラッキーだった。©横沢鉄平
これは黒田健史セレクト。デスアダー6インチ、5インチ、MSクロー、それにTDバイブレーション。「ミステリールアー」ながら、釣れそうな雰囲気満点のセレクト。©横沢鉄平

「ミステリールアー」ステージ開始!さてどうなった?

突然「ミステリールアー」ルールの追加を告げられた出演者たちは、少なからず衝撃を受けた。それもそのはず、朝イチにスタートダッシュを決めようとしていたプランが崩れてしまったからだ。朝イチに行く場所を変えた人もいるかもしれない。あるいは、予定していた場所で「ミステリールアー」を投げた人もいただろう。そんな中、もともとロングビルミノーでパターンを組んでいた近松卓二は、「ミステリールアー」を見てホッとした。袋の中にはメガバスのワンテンRがレンジ別で3個入っていたのだ。「これ、ドンピシャすぎて怖いですよ(笑)」と言い残して、意中の湖東ポイント、長命寺付近にボートを走らせた。すると、ロッドが満月のように曲がった!「でかいでかい!」と叫ぶ近松。持ってる男は違う! これはいきなりビッグバスか? その顛末は写真を参照!

「ミステリールアー」が気になる!

近松卓二が「ミステリールアー」でグッドサイズを掛けたが、惜しくもニゴイのグッドサイズだった。©横沢鉄平
結局、「ミステリールアー」でバスを仕留めたのは、冨本タケルのみ。ルアーはスイムジグとシャッドテールのマイケルセレクトだった。©横沢鉄平

展開が読みづらい春の琵琶湖

「ミステリールアー」タイムが終わったら、出演者は本命のポイントで本命のルアーを使用開始。まずリードしたのは「ミステリールアー」でもバスを釣っていた冨本タケル。西平守良も、川崎了も早い時間に1匹目のバスを手にした。しかし、9時を回ったあたりで、異次元の連発劇を演じ始めた男がいた……川崎了だ。9時10分に3.35kgのバスを追加したと思ったら、その約10分後に本部へとこんなLINEが飛んできた。「川崎 4.82㎏」。これには目を疑って「2本の合計ウエイトなのか?」という疑念も出るほど衝撃だった。だが、もちろん単独のバスのウエイト。この時点で川崎が3本で9,290g。ぶっちぎりの展開かと思われたが、湖東に走った林陸功も3本で7,830gという数字を叩き出している。この先の展開はまだまだ読めない。その顛末はぜひ「釣りビジョンVOD」で見届けていただきたい!

川崎了がすごすぎる!異次元の連発となったセミファイナルステージを観る!

ジャークベイトで湖東を攻略中の佐藤信治。©横沢鉄平
これは川崎了が4本目のバスをランディングした瞬間。©横沢鉄平

最後に『B-King』の配信予定について!

クオリファイステージ(登録なしで無料公開)」からファイナルステージまでの番組は、すでに「釣りビジョンVOD」で配信中だ。フルで『B-King』を楽しみたい方は、釣りビジョン公式YouTubeで事前予告番組が配信されているので、そちらも是非チェックしてほしい。さらに、決勝進出者4名が使用した〝タックル〟の紹介動画も公開中!「釣りビジョンVODアプリ」をダウンロードして楽しんでいただきたい!

『B-King』をより楽しむための告知動画はこちらから!

デカバス乱舞の『B-King』を「釣りビジョンVOD」で観よう!

『B-King』の配信予定表(釣りビジョンVOD)。クオリファイステージ、セミファイナルステージ、ファイナルステージ(前後半)はもちろん、決勝進出選手のタックル紹介動画も配信中だ!©釣りビジョン
川崎了が仕留めた4.8kgオーバーのバス! すさまじいポットベリーだ。©横沢鉄平
小島明久が釣り上げた3kgオーバー。非常に美しい魚体だ。©横沢鉄平
冨本タケルもレジェンドの意地を見せた!©横沢鉄平

施設等関連情報

※料金等は取材当時のものとなります。料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては各施設等にお問い合わせください。

この記事を書いたライター

横沢 鉄平 フリーライター。ライフワークはバスフィッシングだが、ワカサギから世界の怪魚まで、すべての釣りを愛する男。ロッド&リールの「三匹が行く」、ルアーマガジンの「ドラマチックハンター」など、長期連載企画での出演経験も多数。キャンプ用品の「ヨコザワテッパン」考案者でもある。
YouTubeチャンネル「ヨコテツ」も、ささやかに継続中だ。

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