ストーリー
 
カムチャッカ半島・ピムタリバーのアークティックチャー STAGE1
2004年11月5日(金)
2004年夏、日本を代表するトラウティストが、釧路空港に集結していた。
目的は、カムチャッカ半島でのサーモンゲーム。
しかし、カムチャッカ半島の情報は皆無に等しく、手探りの釣行が余儀なくされる事に・・・。
果たして、西村がターゲットとする、アークティックチャー事、北極イワナを手にする事が出来るのだろうか!

2004年8月7日。釧路空港には、西村をはじめ、里見栄正氏、皆川 哲氏、五十嵐 洋氏と、蒼々たるメンバーが集結していた。 目的は、カムチャッカ半島でのサーモンゲーム。
実はこの企画、釧路のフィッシングショップ「ランカーズクシロ」の五十嵐 充氏によるもので、今年で2回目を迎えた。
西村も、昨年に参加した五十嵐 洋氏に誘われての参加だった。
チェックインを終えた、総勢40名のグループは、チャーター便で釧路空港を後にする事に・・・。
機内では、プロ、アマの垣根を越え、釣り談義で盛り上がっていた。特に、皆川氏と五十嵐氏のグループは、異様な盛り上がりを見せていた。

カムチャッカ半島の上空に差し掛かると、さすが、火山列島だけあって、3000m級の山々が、一行を出迎えてくれた。
エリゾヴォ空港に降り立った面々は、迎えのバスに乗り込み、ペドロパヴロフスク・カムチャッキー市内にあるアヴァチャホテルへと向かった。 州都となるペドロパヴロフスク・カムチャッキー市は、人口30万人、半島の東南部アヴァチャ湾入江に位置する港湾都市である。 帝政ロシアの時代から東進政策の基地でもあったこの地にはベーリングをはじめとして多くの国の航海家達が足跡を残している。又、街は、ソープカと呼ばれる丘の斜面に南北に長く広がっており、今回、宿泊した、ホテルもアバチャ湾を見下ろす丘の上に建てられいた。

写真
宿で一泊した一行は、早朝ヘリポートへと向かうバスに乗車する為、続々とロビーに集合していた。と、その時、事件が起きた!!
な!何と、西村が、エレベーターに閉じ込められたのである。それからが、さあ大変、早朝の為、担当者が不在なので他の従業員が、バールで抉じ開け様としたり、ボタンを押しまくったり、挙句の果ては、 通訳の女の子まで、ドライバーを持ち出し、エレベーターの隙間に突っ込む有様。40分が過ぎようとした時、やっと、担当者が駆けつけ、無事、脱出出来たのは45分を過ぎていた。 何とも、波乱の幕開けである。約1時間掛け、ヘリポートに到着。すると今度は、最近、別会社のヘリコプターが墜落した話で、何やら異様な雰囲気に包まれていた。もう、万事急須! なかば、諦めムードでヘリコプターに乗り込むと、一体、いつの時代なのと、時代錯誤を感じさせられる機体に、もうパニック状態。

片手に持った、空撮用の小型カメラを、もしもの場合は、遺言を録画しようと考えたのは、僕だけっだったのかもしれない。
何故なら、里見氏は、離陸直後に寝ちゃうし、西村は、余裕綽綽だし、他のメンバーは、記念撮影に夢中で、墜落のつの字も感じられない御祭りムードなんですから・・・。本当、彼らの釣に対するチャレンジ精神には、感服致しました。
なんだかんだで、不安な1時間30分を機内で過ごし、無地キャンプ地に到着。すると、またまたトラブル発生!もう、スクランブル状態です。 何かと言うと、蚊と蝿の猛攻撃に遭ってしまったのです。その数、無制限の開放状態!!ロシアロケを経験した西村でさえ悲鳴を上げる始末に。もうなすすべ無く、御手上げ状態。
泣く泣く諦め、釣り場へと向かったのでした。釣果は!?決まっているじゃないですか、入れ食いですよ!入・れ・食・い!
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