ストーリー
~アラスカ・コディアック島ソルタリークリークのシルバーサーモン~
アメリカ合衆国アラスカ州コディアック島
/シルバーサーモン(銀ザケ)
2002年12月6日(金)
今回、西村が訪れたアラスカ州コディアック島は、様々なサーモンゲームが楽しめるトラウティストの楽園である。早速、ソルタリークリークへと移動、得意のミノーイングで次々にシルバーサーモンをヒットさせる。果たして20ポンドオーバーに出会えるのか。

コディアック島は、渇水の為、川がクローズと言う現状であった。

西村はこの現状を打破する為、急遽、水上飛行機でソルタリークリークへと赴いた。 

そこは、まさしくシルバーサーモンの桃源郷にふさわしいパラダイスであった。

先行者はいるものの、餌やフライで狙っているアングラーがいるのみで、ミノーで狙っている人は皆無に等しく、

西村を好奇の目で見ていた。

が、しかし、次々とシルバーをヒットさせていく西村。西村のメソッドがここでも火を噴いた。

途中、クマの足跡と糞を発見、びびるスタッフ一同、しかし、そこはガイドなんと357マグナムをホルスターから抜き出し

「これで、大丈夫ですよ!」との事。

これで一撃ですねと返答すると、「いや、これで撃っても無理ですよ」???。へ、じゃ何の為と聞くと

「追い払うのが精一杯です」との回答。

じゃ、やられるときはやられるの?「そうですね!」と、その時、ADはじゃ意味ねーじゃんと言ったかどうかは定かではありませんが、とにかくクマとの遭遇に一抹の不安を抱きながら釣行を進める一行をよそに、西村はびびる様子もなく淡々と釣りを続行。

満面の笑みを浮かべては「いいねー」をしきりに連発していた。

が、楽しい時間は過ぎるのが早いとはこの事で、もう飛行機の迎えの時間が来てしまっていた。

それでも、西村は、最後のハニースポットを棄てきれず、ガイドとADを先に行かせ飛行機を待たせてくれるように手配。

カメラマンと西村は最後のハニースポットへと向かった。そして、撮影が終了したのは既に飛び立つ時間を10分も過ぎた時刻だった。

もしかしたら取り残されてしまうかも・・・と先を急いだ一行の頭上にプロペラの無情なまでの爆音が響き渡ってきた。

「これで野宿だな」と寂しそうな西村の頭上をゆっくりと旋回した後、山の谷間に消えていく飛行機。

渋々、集合場所に向かうと、な、な、なんとADが走ってくるではありませんか、

こいつも取り残されたかと、近寄れば「今、あまり遅いんで捜索に行きましたよ」と、いき絶え絶えのAD。

あとで聞けば、コーストガード(日本でいう海上自衛隊)に連絡する一歩手前だったと聞き、改めて「時間は厳守しましょう」と誓う一行でした。

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