ストーリー
~悠久の大河川 ロシア・コッピリバーのシーマPart2~
極東ロシア・コッピ川 /シーマ(サクラマス)
2003年2月7日(金)

毎年、恒例となっている極東ロシアのシーマ釣行。
今年は、例年に無く魚影が濃く、実釣初日、まずまずの釣果を得たものの、未だ、80オーバーのパパシーマに出会っていない。2日目、西村は、ある秘策を持って望んだ!

実釣初日、昨年の不調が嘘の様に連続ヒットが続いた。

しかし、80オーバーのパパシーマの姿を見る事無く終了を迎える事に・・・。

満を持して望んだ2日目、前日とは打って変わって絶好の釣日和にふさわしい青空が顔を覗かせていた。

朝食を早めに済ませた西村は、今日のガイドにサーシャを指名した。

サーシャは、ガイド歴5年の実績を持つベテランガイド、44才とは思えない筋骨隆々の逞しい肉体を持ち、笑顔が絶えない気さくなガイドである。

早速、西村は、今日のポイントをサーシャに告げた。

この時、ある秘策が西村の胸中にはあった。それは、本流域をずらして分流域に勝負を賭けると言うものだった。

勿論、本流域に遡上しているシーマの方がサイズがいいのだが、この時もう1グループが入川しており、ポイントが絞られてしまう可能性があった。

そこで、昨年、実績が高かった分流域のポイントを選択したのだ。徐々に近づく分流域ポイントの入り口、ふと目をやると、何と、流木で入り口が 塞がれているではないか、しかし、そこは、ベテランガイドのサーシャ。

エンジン全開で、次々と難所をクリアして行く、勿論、身を屈めたり、手で押し進んだりと中々、手強かったものの無事到着。

そこは、まさしく手付かずのパラダイスを髣髴させるポイントだった。無数のライズに、前人未到を思わせる人の足跡が無い岸辺。

川面に目をやれば、群れをなして泳ぐピンクサーモンの群れ、生物反応バリバリである。

タックルは、77のサクラマスロッドに9センチのフローティングミノー、ラインは10ポンドをチョイス。

早速、得意のトゥィチングで誘いをかけると、わずか3投目にしてヒット!後は、ご想像にお任せしますが、とにかく、このポイントで一生分のサクラマスを釣ったと西村が言ったか言わぬかは番組を見て頂ければと思います。

それにしても、ロシアのコッピ川はトラウティストにとってサクラマスの桃源郷と言っても決して過言では無いでしょう・・・。

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