講演会 鮎釣りを楽しめる環境づくり - 釣り人も参加する産卵床づくり | 釣りビジョン

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講演会 鮎釣りを楽しめる環境づくり - 釣り人も参加する産卵床づくり

平成26年2月7日(金)13:30よりフィッシングショーOSAKAの会場であるインテックス大阪6号館2階会議室において、公益財団法人 日本釣振興会 環境委員会主催の講演会が開催されました。 講師には「たかはし河川生物調査事務所」代表の高橋 勇夫先生をお招きし、日本の「鮎釣りの現状と将来」~放流依存から天然遡上促進へ~というテーマでご講演をお願いしました。これは、将来も「永続的に鮎釣りを楽しめる環境づくり」のため、関係者である我々に「今何ができるのかを考える一つの契機としたい」という意味合いも含まれており、鮎釣りのみならずすべての釣りに共通するテーマと考えています。

当日は、フィッシングショー初日の業者日にも拘らず、メーカー、問屋、小売店、各種釣り団体、漁協関係者等々100名を超える方々のご参加を頂き、用意した105席はほぼ満席状態で一部の方は座れず立ったままという盛況ぶりで、関係者の関心の高さをうかがい知ることが出来ました。高宮会長ごあいさつの後、鈴木(康)委員長からは「鮎釣り河川の現状」についてお話しがあり、そのあと、高橋先生のご講演となりました。

第1部は鮎の一生から鮎の放流量と漁獲量の関係や高知県奈半利川での天然鮎増殖活動など内容が濃く非常にわかりやすいお話でした。

第2部は鮎の産卵場作りの実践編として、その手法のご紹介に産卵場づくりの成功例から失敗例まで、実例紹介があり大変参考になりました。

ご参加いただいた皆様は大変熱心に先生の講演を聞いておられ、質疑応答も活発で反響もよく釣り界の将来に明るい材料を提供できたのではないでしょうか。

■ 高橋 勇夫 先生 プロフィール
1957年高知県生まれ。たかはし河川生物調査事務所代表。農学博士。
アユの生活史の基礎研究をベースに、全国各地の河川で漁協の人たちと天然アユを増やす活動に取り組んでいる。同時に天然アユをふやすための技術開発とその情報発信を行ってきた。趣味は釣りと野菜づくり。

■ 主な著作:
『ここまでわかったアユの本』(共著、築地書館 2006年)
『天然アユが育つ川』(築地書館 2009年)
『アユを育てる川仕事』(共編著、築地書館 2010年)
『変容するコモンズ』(共著、ナカニシヤ出版 2012年)

■ ホームページ : http//hito-ayu.net/

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