今回の舞台は、熊本県天草は八代海。大小120余りの島々からなる天草諸島は、イルカウォッチングをはじめ、島原天草一揆や南蛮文化の影響もあり、自然と歴史的文化に育まれたエリアとなっている。天候にも恵まれ絶好のロケ日和！と言いたいところだが、満月の大潮＆巨大台風接近中…。このタフコンディションの中、果たして無事クロダイをキャッチすることはできるのだろうか。

天草の景観を楽しみながらしばらく船を走らせ、ポイントに到着。今回はペンシル系のトップを使ってクロダイを狙うようだ。まずはベイトの溜まりやすい島周りの駆け上がりからチェック。すると開始からわずか数投で、早速ルアーにクロダイがアタック！惜しくもショートバイトとなりキャッチすることは出来なかったが、幸先の良いチェイスに期待が高まる。このチャンスを逃すまいと村田も周囲を丁寧に狙うが…時折小さなダツから反応がある程度で、全く釣れない！ポイントを移動し、ルアーローテーション繰り返しつつ狙うも、やはり釣れない…。

実はここ八代海、秋の大潮とあって干満の差が約4mもあるようだ。まだまだ水位が高く表層のルアーに気付いていないのか？それともやはり満月の大潮は釣れないのか？そんなことを考えている内に、時刻は昼過ぎ。下げ潮に変わったことで、これまで姿を隠していた瀬や島がゆっくりと水面から顔を出し始め、それに伴いクロダイの活性が上がり始める。そして遂に村田の大逆襲劇が始まるのであった…。

村田基が挑んだクロダイトップゲームの全貌はこちら！『魚種格闘技戦！』BATTLE-246 こっち来なっせ！晩夏の熊本天草ブリームトップゲーム

早朝から釣りを初め、気付けば時刻は昼過ぎ。下げ潮に変わったタイミングでこれまで身を潜めていたクロダイが動き始める。
やっと顔を出した瀬の近くにルアーを通すと…ドカンと気持ちのいいバイト！今度はしっかりフッキング、竿がグググっと弧を描く。やっとの思いでキャッチしたこの1匹を皮切りに、怒涛の連発劇が始まる！次の1投も、そしてその次もクロダイをヒットさせていき、なんと3連続キャッチ！遂にミラクルジムの本領発揮である。

序盤の苦しい展開は何だったのかと思わせるほどに、その後もテンポよくクロダイをキャッチしていく村田。MAX49cm、計10匹以上のクロダイを釣り上げ、晩夏のクロダイトップゲームを心ゆくまで満喫したのであった。釣りはもちろん、要所要所で入る解説には非常にタメになるものばかり。皆さんも是非番組を観て、クロダイトップゲームにチャレンジしてみてはいかがだろうか。

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