釣りビジョン
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2011.8.15号

新修丸・神奈川県金沢八景
東京湾で超高級魚・アカムツ釣り!!

[動画]『新修丸』アカムツ釣り2011・夏
数ある高級魚の中でも、根魚では、キンキと並び群を抜いて市場価値が高いアカムツ(通称ノドグロ)。そんな超高級魚が、大都会の海・東京湾で釣れる事をご存知だろうか。神奈川県・金沢八景、野島の『新修丸』では、日常的に乗合船を出して釣らせてくれる。このところ好調と聞き8月6日(土)、超高級魚・アカムツを狙って出掛けた。

アカムツ乗合船は予約制!

『新修丸』のアカムツ乗合船は事前予約が必要。そして3人以上の予約が入れば出船が確定するシステム。予約を入れてからも「新修丸」公式HPで当日の予約状況をチェックするか、直接電話で出船するか否かを確認してから出掛けたい。

船宿『新修丸』
船体は黄と青カラー
『新修丸』代表:新明正義さん

仕掛けはシンプルな胴突き

出船時間は朝7時10分。今回がアカムツ初挑戦。まずは『新修丸』代表でアカムツ船担当の新明正義船長に基本的な仕掛けや釣り方を教わった。仕掛けは胴突きの2、3本バリでオモリは100号。至ってシンプルだ。餌はサバの切り身と活きたドジョウを使い分ける。そして有料の“特餌”としてホタルイカを使う場合もある(希望者は必ず出船前に購入すること)。詳しくは、仕掛け図と船長の道具説明動画を。

仕掛け図
船宿オリジナル仕掛け
[動画]アカムツ釣りの道具説明

釣り場は久里浜沖

船は定刻通り出船。この日は私を含め4人が乗船。最初の釣り場は観音崎沖。航程20分ちょっとで到着。水深は80m。「ここはとりあえず様子見の場所。寄り道のお駄賃が獲れればラッキー」と船長。本命の場所は久里浜沖だという。その期待薄な言葉通り、やはりここでは魚からの反応は無く、20分もしないで見切った。8時15分。久里浜沖の水深95~100mラインに移動した。すると、すぐに右舷大ドモ(船尾)でアタリがあり、早くも船中1尾目のアカムツが顔を出した。この人は3本バリを使用、餌は上からホタルイカ→ドジョウ→サバの順で付け、釣れたのはサバ餌との事。そしてその直後、操舵室から竿を出し器用に釣りをしている船長にも“本命”が釣れた。やはりサバ餌に食い付いてきた。実は船長には私が無理を言ってアカムツ料理を撮影するための魚の確保をお願いしていた。更にその直後、左舷ミヨシ(船首)の釣り人が定番のゲストの一種“シロムツ”を釣った。

船中初アカムツ!
さすがは船長!
これがシロムツ!

アカムツ釣りのキモは…

9時を過ぎた頃、私も竿を出した。船長から教わった釣り方は、小まめなタナ取りで常に海底に餌がある状態でいること。アカムツは底にいる魚なので基本はベタ底狙いで良い。しかし、底を釣るということは当然根掛りに注意が必要で、竿は必ず手持ちにして海底の起伏に合わせ上下したり、糸を出したり巻いたりしながら仕掛けの位置を微調整してやることが大事だと言う。餌の付け方は、サバにしろドジョウにしろ、バランスよく付けなければ仕掛けを落とす時に餌が回転してしまい途中で幹糸に絡まってしまう。こうなると魚は絶対に食って来ないのでとても重要だ。そして9時20分頃、ついに私にもガツガツガツッ!と強いアタリがあった。「アタリがあったら軽く竿を立てて魚が付いているのを確認し、リールを10回位巻いてから電動のスイッチを入れるといいよ」と船長からアドバイス。その通りにしてみたが…残念ながら途中でバレてしまった。「途中でバレるのはほぼアカムツだよ。惜しかったね!」と船長も残念がってくれた。しかし、これで少しコツが掴めた気がした。その直後にシロムツを釣り、更にその直後、ついに人生初のアカムツが釣れた。サイズこそ20cm程だったが、キレイな薄赤い魚体に感動した。100mちょっとの水深でヒットし、巻き上げてくる最中ずっと暴れるのにも驚いた。電動リールの巻き上げ速度は中速が基本。アカムツはアジのように口が柔らかい魚だという。無理は禁物だ。

私の人生初アカムツ!
餌はこれ!
道具一式は船宿の正規の貸し道具を使った。

その後は食い好調!!

その後も船内あちらこちらでヒットが続いた。釣り場は変わらず久里浜沖だが、90m前後のラインと160mラインのスポットを行ったり来たりしていた。そんな中、最も釣っていたのは右舷大ドモ(船尾)の人。途中で2本バリに変え、餌も下バリにサバ、上バリにドジョウというパターンで数を伸ばしていた。しかも途中ドジョウが大当たり。連ちゃんでドジョウに掛かっていた場面もあった。その他にシロムツ、オニカサゴ、ドンコ、アジ、サバも交じる賑やかな釣りとなった。しかし、さすがに昼近くになるとアカムツのアタリは遠のいた。私も真似をしてドジョウを上バリに付け、何度か“本命”らしきアタリを捉えたが、途中でバラシしてしまっていた。結局、その後、私は1尾の“本命”の追加はなく沖上がり時間14時半を迎えた。結果、やはり右舷大ドモの釣り人が9尾を釣り上げ堂々のトップでスソ(最低)は1尾。サイズは23~28cm。しかし、こんな近場で超高級魚アカムツが釣れるなんて驚きだ。『新修丸』のアカムツ釣りは9月中旬頃まで出船予定。チャレンジしてみる価値は十分!!

この日トップの釣り人!
後半に良いサイズを連発!
最高の1尾!!

美しい魚体!!
[動画]船長に聞いた!今年の状況は?

逸品!アカムツ料理&ドンコ料理を紹介!

今回は船長にアカムツの「炙り刺身」と「干物」の作り方を伝授していただいた。そしてゲストで釣れるドンコを使いビックリするような美味しい「なめろう」の作り方も教えて頂いた。動画にまとめたので是非ご覧あれ!

[動画]逸品!アカムツの炙り
[動画]絶品!ドンコのなめろう
[動画]絶品!アカムツの干物

(鈴木 恭介)

今回利用した釣り船
神奈川県金沢八景『新修丸』
〒236-0025 神奈川県横浜市金沢区野島町10
TEL:045-784-2636 定休日:毎週木曜日
詳細情報(釣りビジョン)
新修丸ホームページ
出船データ
乗船料金:9000円(サバ・ドジョウ餌付き)
※ホタルイカ1パック¥300‐
出船時間7時10分~沖上がり時間14時半
貸し道具:2000円(電動リール一式)
駐車場1日:500円
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