大物の実績のあるポイントで42cmのニジマス!
長野県の渓流釣り解禁は、2月中旬以降になる河川がほとんど。あと1ヵ月程待てばシーズンインするのだが…。少し時間が取れれば釣りに行きたくなってしまう性分。そこで、2022年の初釣りを計画した次第だ。
当日選んだポイントは、『八坂郵便局』前の流れで、過去に大物を釣り上げた実績のある場所だ。仕掛けは10mの“本流竿”に、ラインはスーパーストロングNEO1.75号を通しで使用。ハリはマスバリ10号、餌は小指の先ぐらいの大きさにカットしたマグロを準備した。
気温は-7℃、水温は5℃。厳しい環境の川への立ち込むと下半身が痺れる冷たさ。それに堪えながら竿を振った。数投目で渋いアタリを合わせると、小気味よい引き込みで竿が絞り込まれた。釣れてきたのは42cmのニジマス!まずは苦労が報われた。
大八橋下流で狙い通りの50cmオーバー!
その後、1匹目が釣れたポイントを中心に慎重に餌を流すが、なかなか次のアタリが来ない。暫く粘ってみたが、大型がヒットしてくる雰囲気がない。そこで、サイズアップを目指して上流の大八橋へ移動することにした。
ここは広大な流れの芯は水深が深く、流れの押しが強い。長竿に長仕掛けの利点をフル活用し、重いオモリで流芯を攻めていった。何回か流し直していると、目印が止まるアタリが来た。瞬時に合わせると、竿を持つ手元に大物特有の重量感が伝わってきた。ゆっくりと上流に泳がせながら魚の体力を奪い、無事にタモ入れすると、狙い通りの50cmオーバーのニジマスだった。初釣りで狙った獲物を釣り上げるなど滅多にない事だ。「こいつは春から縁起がいい」。思わずそんな言葉が思い浮かんだ。
風が強くなる前に納竿!
この時期の犀川周辺は、日中陽が高くなるにつれ、風が強くなってくる。そのため、午前11時位までが釣りやすい時間帯なのだ。この日も徐々に風が吹き出したので正午前に納竿した。
2022年の初釣りは、思惑通りの結果となり、大成功だった。今から2月の“本解禁”が待ち遠しい。
施設等情報
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