ピョンキチを甘く見ると大怪我する。この方法で直すのが一番だ!
小ネタですいません。ピョンキチは、ラインをたるませて使うときなどに起きやすい現象だ。ヨレがかかって、枝のようになってしまったラインを気づかずに巻いてしまい、気が付くとスプールからピョコンと出る、あれのこと。ちなみにあれを「ピョンキチ」と名付けたのは、あの村上晴彦さんなのだ。なかなかのネーミングセンスでしょ? これを放置したままキャストすると、ラインがまとまってボワッと出てしまい、とんでもないトラブルになる。そうなる前に直す方法はベイルを返して丁寧にラインを出すのが基本。でも、もっと失敗のない決定版の方法がある。
【1】ドラグをゆるゆるにする。
【2】ベイルを返す(返さない人もいる)
【3】スプールが回る方向に、ラインを手で引き出す。
これだけで、病状を悪化させずに患部まで到達する。多くの場合、そのまま引き出し続けるとピョンキチまできれいにほどける。やったことにない人は是非試してみてね。「そんな直し方……昔雑誌で読んだよ」という人もいるだろう。でもそれは、当時俺が書いた記事だったりする。実は25年くらい前に若い編集者から教わったんだけどね。おおっと、最後にドラグを締め直すのを忘れずに!
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