かつてない『軽さ』と『強さ』を両立。大注目のエアリティ(DAIWA)!!

2023年、DAIWAが放つ注目のスピニングリールがエアリティ。これまでのルビアス エアリティから、フルモデルチェンジを果たし、さらなるハイスペック化を遂げた新生エアリティとは、いったいどんなリールだ?(執筆:宮崎紀幸)

コラム

2500番モデルで150gという驚異の軽さを実現

今季、発売となるエアリティには、イグジストから展開をスタートさせた次世代スピニングリールの設計思想である『エアドライブデザイン』を採用。軽さに関してはイグジストで十分に驚かされたが、エアリティでは、その上をいく軽さを実現している。
「軽さは、2500番で比べた場合、イグジストよりも、エアリティのほうが10g軽くなっています」とリール開発担当者。
自重を比較してみたところ、イグジストLT2500Sが160g。エアリティLT2500Sが150g。これは軽い‼ 実機を手にすれば、その軽さは容易に体感できるが、ロッドにセットすることによって、エアリティのさらなる軽さを実感するという。
「エアドライブデザインによって、フロントユニットが軽くなったため、ロッドにセットした際の持ち重り感が軽減されています。そして、ローターが軽量化されたことによって、巻き出しが非常に軽くなっています。それがエアリティです」と開発担当者。

エアリティLT2000S-H(DAIWA) SPEC:自重=145g。糸巻量=PE0.4号-200m、ナイロン3ポンド-150m。ギア比=5.8。最大巻上長=76cm/ハンドル1回転。最大ドラグ力=5kg。ボール/ローラーベアリング数=11/1。モデル数:全12モデル。税込価格=69,850円。(PC LT3000、PC LT3000-XH、LT4000-XH、LT5000D-CXHは2023年3月発売予定。その他のモデルは2023年2月発売予定)。URL=https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/special/product/airity/index.html

軽さだけではない! エアリティは強さも最上級!!

エアリティのキャッチコピーは『この軽さ、革新的。この強さ、確信的』である。自重のスペックや、手に取ってみた印象によって、突出した軽さばかりが目立つが、マグネシウム製のモノコックボディ、超々ジュラルミン製タフデジギアなど、イグジストと同等レベルのテクノロジーを搭載。剛性や強度面においても、間違いなく最上クラス。だからこそ、繊細なライトソルトやエリアトラウトで活躍する2000番から、パワーやタフさも必要になるライトショアジギングにマッチする5000番までラインナップ。エアリティが超高次元で両立させた『軽さ』と『強さ』は、幅広いルアーフィッシングで大きな武器となる。

最大4つのテクノロジー(エアドライブローター、エアドライブスプール、エアドライブベール、エアドライブシャフト)で構成される『エアドライブデザイン』を搭載。重量バランスが最適化されるため、持ち重りが軽減される。イグジストに次いで、エアリティに搭載された、次世代スピニングリールの設計思想だ
独自のアーチ形状を採用したエアドライブローター。大幅な軽量化を図りながら、高い強度を維持。このエアドライブローターにより低慣性で非常に軽くスムーズな巻きを実現。巻き感度の向上に大きく貢献している

気になるイグジストとエアリティの違いとは!?

「機能面の大きな違いはイグジストに搭載されたドライブギア両端のマグシールドボールベアリングが、エアリティでは未搭載であること。なので、より高い防水性能を備えたのがイグジストということになります。ただし、僕の得意とするライトソルトの釣りでは、未搭載による『自重の軽さ』と『巻きの軽さ』がメリットになります」とフィールドテスターの渡邉長士さん。
大きな番手でパワーやタフさを重視した釣りならイグジストの恩恵が大きいが、感度と繊細さが最優先される低番手のライトゲームでは、エアリティの軽さ&感度が求められるシーンもある。エアリティの誕生は、そんな高次元での使い分けをも可能にしたのだ。

フィールドテスターの渡邉長士さん。ライトゲームの達人でありアジングのスペシャリスト。この10時間ほど前には、エアリティを駆使し、小田原のサーフで41cmのアジをキャッチしてきたという。「軽くて強いエアリティはライトゲームにおいて最強です!」

施設等情報

グローブライド株式会社(お客様センター)
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施設等関連情報

釣りフェスティバル2023
■会期
2023年1月20日(金) 10:00~18:00
2023年1月21日(土) 9:00〜17:00
2023年1月22日(日) 9:00〜17:00
■会場
パシフィコ横浜 展示ホール
〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1

※料金等は取材当時のものとなります。料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては各施設等にお問い合わせください。

この記事を書いたライター

宮崎 紀幸 東京は多摩川のほとりに住まうフリーランスライター。
地元・多摩川での釣り&野外活動を楽しみつつ、自身でもトラウトやシーバスなどのルアーフィッシングを嗜む。冬はカワハギ釣りにも熱くなる!

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