【釣りフェス2023超速報!】ラグゼの新作は操作するだけでも楽しくなるラフィン170(ラグゼ)

年々賢くなるバスにも口を使わせる、がまかつ/ラグゼ(アベンジ)ブランド初のビッグベイトが誕生!その名は「ラフィン170」得意技は水中ドッグウォーク。そのからくりを開発者に聞いてみました(執筆:大場未知)

バス

一点接続で可動範囲を大きくした

「目指したのはいわゆる水中ドッグウォークです。短い距離でいかに移動距離を抑えながらネチネチ首を振らせられるかですね」
と開発コンセプトを語ってくれたのは、デザイナーの赤松拓磨さん。口部の極小リップは泳ぎだしをよくするだけではなくブレーキの役割も果たす。ラインをたるませ気味にしたまま、細かくロッドティップでトゥイッチすることで、フロントボディをくねらせる。その秘密はジョイント部分にあった。
「一般的なジョイントベイトは上下2点で接続されるものが多いのですが、これは極太のパーツ一点で接続してあります。可動域が大きくなりネチネチアクションも出しやすくなっています」
ラインスラックの大きさとジャークの強さ次第でダート幅もコントロールできるから、広範囲をサーチすることもできる。スペックだけを見ると『でか!』と尻込みしてしまいそうだが、全長はテールを含んだサイズなので、実際に手にしてみるとそこまで巨大さは感じない。むしろ、手に取りやすい大きさといえる。アクションサンプルを水槽で見せていただいた感想としては、スローフローティングの割に浮き上がりが早いこと。しかし好みのウェイト調整ができるからむしろこれくらいがいいのかもしれない。

ラフィン170(ラグゼ)SPEC:全長=170mm、自重=48g、カラー=全8色、価格=3,300円。(2023年4月発売予定)URL=https://www.gamakatsu.co.jp/products/80-607/
一体成型の極小リップはアクションレスポンスを向上させ、わずかに水を掴むことでジャーク時のストッパーにもなる。ミスキャストによる障害物ヒットで起こりがちな破損も軽減
連結部分を一点にすることでフロントとリアボディが左右だけではなく上下方向にも可動する。フックは前後ともにRBMトレブルの#3を搭載
がまかつブースでもう一つ気になったアイテムが、WORM333(がまかつ)。アメリカ生まれのジャパンメイドフック:世界最高峰のバストーナメント、MLFバスプロツアープロのマイク・マクリーランドがフッキング率に特化させプロデュース。フックポイントラインをノーズラインより高くすることで、ロングキャスト時でもしっかり貫通させることができる。
WORM333は平打ちのトーナメントグレードワイヤを採用し、ナノスムースコートを施してある。サイズラインナップも豊富であらゆるワームに対応する。SPEC:サイズ=#1/0~8/0、入り本数=6本:#1/0~3/0、4本:4/0~5/0、3本:6/0~8/0、価格=550円。(2023年3月発売予定) URL=https://www.gamakatsu.co.jp/products/68-891/

施設等情報

株式会社がまかつ
TEL 0800-222-5895
受付時間 9:00~17:00(土・日・祝日を除く) 株式会社がまかつ公式サイト

施設等関連情報

釣りフェスティバル2023(終了しました)
■会期
2023年1月20日(金) 10:00~18:00
2023年1月21日(土) 9:00〜17:00
2023年1月22日(日) 9:00〜17:00
■会場
パシフィコ横浜 展示ホール
〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1

※料金等は取材当時のものとなります。料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては各施設等にお問い合わせください。

この記事を書いたライター

大場 未知 東京・麻布十番育ち。大学時代は留学先のテキサスでバスフィッシングの腕を磨き、日本の出版社勤務を経て再び渡米。B.A.S.S. およびFLWにコアングラーで参戦。FLWではチャンピオンシップで2位に入るなど、アマチュア賞金稼ぎとして数々の爪痕を残した。
現在は、千葉県君津市在住のフィッシングライター&エディター。

その他オススメ記事