大分県~北九州  ランガンフィッシング!アジじゃ~アジ祭りじゃ~!「九州釣り旅・最終編」

“九州ぐるっと釣り旅”もいよいよ最終戦!今回は初日の天気予報が外れて、冷たい雨から始まった。初釣行となる北九州市と大分県を釣り歩く。潮の速い関門海峡に翻弄され、別府では天国と地獄を味わい、ブランド魚が育つ豊かな豊後水道でエキサイトする旅となった。

ソルト
  • 大分県 佐賀関

雨降る北九州で孤独に耐えてランガン

本日は単独釣行に!相方の居ぬ間に釣果をあげる思惑である(笑)。しかし、出鼻を挫かれた…。雨、そして寒い!釣り場を北九州と決めたものの、どこに行ってよいやら分からない。そんな場合の切り札は「困った時の釣り具屋さん!」。マップで検索すると『釣具のポイント』を発見。とりあえず向かう事に。
お気に入りのエギが売られていたので購入、スタッフに情報を聞くと中々厳しい状況との事…。でもせっかくここまで来たのだから、竿を出さずに帰るわけにはいかない。雨の中、強行釣行を決行する事にした。 
しかし、教えて貰った釣り場に着いたが釣り人の姿なし…そりゃ~そ~よね~!この寒さですもの(笑)。コウイカが釣れていたという情報があったので、一心不乱にエギを投げる。しかし、反応はない。アジングに、メバリングとあらゆる手を尽くすが、反応を得ることは出来なかった。「ん~このままでは終われん!」。夕マヅメ狙いで大移動を決行するか?このまま北九州をランガンするのか?答えを迫られる時間となった。

雨で寒く釣り人もなし…
最近もコウイカが上がっているというポイントだが反応はない
お気に入りのエギでチャレンジするも…残念

夕マヅメを狙い大分県日出へ大移動!そこにはアジ祭りが待っていた~!

釣果をあげられなかった北九州には後ろ髪を引かれる思いだが、一大決心をして大移動決行だ!大分には事前に調べていて気になっていたポイントがあった。夕マヅメには間に合う。
日出町の釣り場に到着したのは午後4時少し前。その頃にはすっかり天気もよくなり無風。釣り人も多数。タックルを用意していると「おね~ちゃん1人で来たんか?釣り好きなのか~」と、地元の方が声を掛けてくれた。「ここ、今からアジが釣れるから、やんなさい!」と場所を空けてくれた。
雨でずぶ濡れで釣果のない私の心には染みる優しさだった。しかし、周囲を見渡すと、皆同じウキ仕掛けをセットしてコマセを撒いている。勿論、アジングは私1人。どう見ても地元の方ばかりで、この時間に合わせて来たように見え、「いつもの仕掛けをセットしています!」といった感じだ。こりゃアジングは不利か!?すると、向かいにいたおじさまの「きたよ!」の声と共に、次々と竿が曲がるではないか。アジの群れが入って来たのだ。まるでカツオの一本釣りのようだ。
私も慌ててワームを投げたが全く反応なし。「ワームはダメそうだな。こりゃ~どうしたものか」と考えていると、おじさまが「これ仕掛け付いているから、これでやりな~」と何と私の手に竿を!即答で「ありがとうございます」と竿をお借りする事にした。私は魚を釣りたかったのだ。
ここからはアジが“爆釣”である。釣り場はお祭り状態に。ブルブル楽し~。「よかったな~」とおじさま。釣り場にいる人たちは皆常連の顔見知りのようで、何とも和やかな時間が流れていた。他所から来た私を、快く仲間に入れてくれた地元の方々に感謝で一杯だ。「仕掛け1つでここまで釣果の差が出るのだ」と、痛感させられた時間でもあった。この場所はここ最近4時過ぎになると、必ずと言ってよいほどアジの群れが入ってくるそうだ。釣れるアジもとても美味しいというのだから言うことなしだ。
別府からほど近いこの場所。別府では地獄をめぐり、日出でアジの入れ食いという天国を味わった。

夕マヅメに着いた日出は晴れ間が見えていた。よいことがありそうな日差しである
アジの時合を待ちウキが並んでいた
この1匹を皮切りに怒涛のアジラッシュ!
次から次へとウキが沈んでいく
これが夜になると更にアジの数が増えるという
地元の方と並んでの釣りは実に楽しい
明け方3時頃になるとブリも入ってくるそうだ。釣ったアジをキープし、泳がせで狙う!ここ最近は毎日のようにブリが釣れているそうだ

“関サバ”、“関アジ”の街、佐賀関で海上イケス釣り!

相方と合流し、この日は“関サバ”、“関アジ”の町佐賀関へ!サバ好きの私には外せない場所だ。ランガンをしているとアジがポツリポツリと釣れる。少し前にはカマスの群れが凄かったそうだ。アジの泳がせでイカを狙う人も多く見られた。そんな佐賀関で面白い釣り場を見つけた。「海上いけすのゼンゴ(小アジ)釣り」。ここまでライトでお手軽な海釣り体験が出来る場所を見たことがない。手ぶらでOK!そして必ず釣らせてくれます。
海上イケス釣りというと、高級魚などが手軽に釣れることで人気だが、船釣りに匹敵するほど料金が高い場合が多い。「旅行中にほんのちょっとだけ」というには少々料金が高いのだ。でも、「子供がちょっと釣りを体験する!」にはもってこいの施設がここにあった。
普段から釣りに行く私達には物足りないだろうと思っていたが、侮るなかれ!これが結構面白く、予想外に盛り上がる釣りになった。
1500円、10分一本勝負!ゼンゴ釣り放題。私達は5分ずつの匹数で勝負をした。「釣れる釣れる!」。玉になったアジが餌に狂ったように喰いついてくる。手返しをいかにスムーズに行なうかが勝負の分かれ目だ。これが思いの他エキサイティング。盛り上がるのである。そしてムキになる。(笑)楽しい釣りだった。
佐賀関まで足を運んだら、“関サバ”、“関アジ”を食べがてら、自分でも豊後のアジを釣ってみてはいかがだろうか?

“関サバ”、“関アジ”の街には多くの飲食店があり、極上のブランド魚を食べることができる。ランチはお得で特におすすめ!
たまたま貰ったチラシで知ったイケス釣り!
イケスの作業場にはマルマル太った“関アジ”が出荷を待っていた
いざ!勝負じゃ!
イケスには大量の豊後アジが!
ポンポン釣れちゃう!釣りが初めてだって大丈夫
別途料金は掛かるが、サバやブリのイケスで釣りをすることも出来るそうだ
真剣勝負は盛り上がった!
釣ったアジはしっかり氷漬けに
佐賀関には堤防に磯と多くのフィールドが広がる!佐賀関で出会った青年は地元の団体で釣り場でのゴミ拾いや、初めて釣りをする人などのアテンドなどの活動をしているという。こういった人々のお陰で素晴らしいフィールドは守られている

九州!素晴らしか~!!!

福岡、佐賀、長崎、大分と大冒険の釣り旅は、驚きと感動の毎日だった。何よりもオカッパリでは最も厳しい時期にも関わらず、その魚影の濃さには驚きしかなかった。しかも釣れてしまうのだから。そしてフィールドの美しさ、多さ!感動の景色が広がっていた。さあ、春が来るぞ~!外に出よう!釣りをしよう! 冒険に出よう!

日本にはまだまだ素晴らしいフィールドがあるはずだ

施設等情報

「釣具のポイント 若松響灘店」
〒808-0022福岡県北九州市若松区安瀬64-73
093-752-5711
釣具のポイント 若松響灘店ホームページ
「富士見水産 関あじ関さば佐賀関店」
受付TEL:097-575-4122
9:00~16:00
富士見水産 関あじ関さば佐賀関店ホームページ

施設等関連情報

「北九州ポイント」
福岡空港から九州縦貫自動車→八幡ICを出て都市高速→若戸大橋方面へ
(所要時間約1時間45分)

「日出町ポイント」
大分空港から国道213号→大分空港道路→藤原JCT日出方面へ
(所要時間約30分)

「佐賀関」富士見水産
大分駅から県道22号→国道197号→金山交差点左折県道635号→幸ノ浦漁港

※料金等は取材当時のものとなります。料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては各施設等にお問い合わせください。

この記事を書いたライター

SHOHEY 鮎にゾッコン!ずっと川に浸かっていたいと思う日々を過ごす。3~4月は渓流釣り、5~10月の休みは全てを鮎釣りに捧げ、全国各地を「鮎な夏!」で駆け巡る。主催するアウトドアの団体にて、キャンプや釣り初心者のためのイベントなども開催。

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