狙い通りのヒラスズキをゲット!
和歌山県・白浜町にある『富田のサーフ』。ここは、実績のある場所でもあり県外からも大勢の釣り人が訪れる人気スポットだ。特に冬~早春の実績が高く、エントリーも楽な釣り場でもある。
まずはヒラスズキを狙った。この時期のベイトサイズに合わせた70㎜のシンキングペンシル「プチボンバー70s」(ジャンプライズ)を投げていく。散発的にボイルはあるが、バイトはない。そこで、ワームにチェンジして様子を伺ってみた。使用するのは「ミドルアッパー」(DAIWA)だ。
キャストをしていくと、何度かバイトはあったものの乗せ切れない。恐らく小魚が小突いているものと思われた。そこで、これを無視して大物のバイトを待った。そうこうしている内に、突然、引っ手繰るようなバイト!ロッドを煽って合わせると、完璧にフッキング。サイズは大きくなかったが、狙い通りのヒラスズキをゲットした。サイズ的には“ヒラセイゴ”だったが、まずはホッと一息。
その後、良い型のカサゴが釣れたりもしたが、夜も更けて来たため中断。翌日朝マヅメの“青物”に備えてヒラスズキ狙いを終了した。
朝マヅメにサゴシがヒット!
翌日の早朝5時30分に再びエントリー。まだ暗い時間からジグを投げていった。ルアーは「TGベイト」30g(DAIWA)だ。このジグを選んだのは高比重のため、小型のベイトサイズに合わせてシルエットを小さく出来、飛距離も稼げるからだ。2000円以上もする“ブルジョアのジグ”を投げるということは、いわゆる“本気モード”というやつだ。
ヒラスズキが不発だったため後はない。翌日の仕事を顧みない一心不乱なワンピッチジャークに“サゴシ(小型サワラ)”が応えてくれた。愛竿「ラテオMH」が良い感じで曲がる。“青物”特有の引きを存分に楽しみながら無事、ランディングすることが出来た。全長56cm、取り敢えずホッとした。そして緊張の糸が解けたのかラインが解けたのか「TGベイト」をロストしてしまった。
その後、ブレードジグやミノー、シンキングペンシル等をキャストしまくったが反応はなかった。そのまま遠くのナブラを眺めながら、悔しい納竿となった。
西京焼きとハイボールの組み合わせは“最強”
釣った“ヒラセイゴ”と、カサゴは刺し身にして、サワラは西京焼きにした。私は和歌山県在住ということもあって、西京焼きに使用する白味噌には隠味として特産品の「梅酢」を少々。微かな酸味を加えることで酒によく合うのだ。ハイボールを片手に釣った“肴”を楽しみながら、「来週は何を釣ろうか」と、計画を立てるこの時間が堪らなく好きだ。
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