マダイを狙う“タイラバ”ゲームがお勧め!
船長「今、好調に釣れているのはタイラバゲーム」
タイラバとはマダイを釣る為の疑似餌の一種。日本の漁具から生まれたもので、鉛玉(もしくはタングステン)に、ネクタイ、スカートと呼ばれる細長いラバーとハリを組み合わせた“和製ルアー”だ。タイラバを海の中に落とし、リールを巻いてくるだけでマダイにアピールすることが出来る。難しい釣りではないので初心者にも楽しめるお勧めの釣り方である。一方で、鉛玉のサイズや色、ネクタイ、スカートの数や色、巻いてくるスピードなど組み合わせは無限にあり、その日のマダイの状況を想像して、どの組み合わせがマッチするのか、答えを見つけていく面白さもあり、奥の深い釣りでもある。誰でも楽しむことが出来るが、釣果に差が出る釣り、それがタイラバゲームだ。初心者であれば、まずは予約時に船長にどんなタイラバを持っていけばよいか教えて貰うとよい。
船長からの釣果を伸ばすアドバイス
船長「釣れている人の真似をするのが確実」
タイラバのカラー、巻きのスピードなど様々な要素があり、自分なりに考えていくのがタイラバゲームの醍醐味ではあるが、初心者、中級者であれば、釣れている人を観察して真似をするのが手っ取り早い。海の釣りは、前日この釣り方で釣れていたからと言って、翌日もその釣り方が通用するわけではなく、うっかりすれば1時間、2時間後には同じ釣り方では釣れなくなってしまうことがしばしばだ。自分であれやこれやと考えることは楽しいし大切なことだが、限られた時間で釣果を伸ばしたいなら、船中で釣れている人を見つけ、すぐに真似したほうがよい。
船長「柔らかい竿、そして小さなハリ」
タイラバゲーム専用の竿が各メーカーから出ているが、どのシリーズでも、そのシリーズの中で一番柔らかい竿がお勧めとのこと。硬い竿だとアタリがあっても弾いてしまうことがあり、また魚がスレているとアタリの前に見切られてしまうそうだ。また大きなマダイを狙うなら大きなハリがよいと思われがちだが、タイラバゲームでは小さなハリがよいとの事。タイラバゲームは魚が喰って来ても合わせずに巻いてくる釣り。その時にしっかりとフッキングしてくれるサイズを選ぶことがコツ。それには違和感をなるべく与えない小さなハリがお勧め。ちなみに『凱丸』では、ラインはPE0.8号、リーダーは3~4号、タイラバのサイズは45~60gを推奨している。
ゲストフィッシュで高級魚のキジハタGET!
船長「マダイ以外には、アコウやマゴチ、スズキ、ハマチとか」
“本命”の魚以外の思いがけぬ“ゲストフィッシュ”。船釣りの魅力のひとつだ。下津井沖のタイラバゲームでも多彩な“ゲストフィッシュ”たちが顔を見せてくれる。メジロ・ハマチやシーバス(スズキ)、マゴチ、そして市場になかなか出回らない高級魚のキジハタ(アコウ)などだ。“本命”のマダイよりキジハタが釣れてほしいと願っている釣り人も少なくないだろう。そんな下津井沖のタイラバゲーム、最盛期は7~12月。これからどんどんよくなっていくとのこと。この夏は是非、下津井沖でタイラバに挑戦してみては如何だろうか。意外な“ゲストフィッシュ”が迎えてくれるかも知れない。
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『凱丸』の“タイラバゲーム”を紹介した『釣りうぇ~ぶ』番組HPはこちら
施設等情報
住所:岡山県倉敷市児島琴浦港
電話:090-4149-0059
アクセス
【 車 】国道403号線「堀江団地口」を南へ。
琴浦港を左に見ながら150mほどで駐車場
【電車】JR児島線「児島駅」から送迎有(約10分)
※予約時に要確認
岡山県琴浦港『凱丸』
施設等関連情報
出船時間:季節により変動
レンタル:タイラバセットあり(2,000円)
※詳しくはHP参照、またご連絡ください
※料金等は取材当時のものとなります。料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては各施設等にお問い合わせください。