【コアユ爆釣】滋賀県・琵琶湖 続・コアユ釣り。秘策が炸裂して…今度は爆釣!

前回のコアユ釣り記事(5月30日公開)では3時間で15匹と苦戦した、この哀れな語り部(←筆者のことです)。あれから1週間後…梅雨入り直後のタイミングを狙って、リベンジ釣行へ向かった!

淡水
  • 滋賀県 琵琶湖

今回の秘策は…スーパーで買ったシラス!

梅雨入り一発目の大雨の翌日というのは、一年でも有数の、釣りに行かねばならない日である(筆者の勝手な所感です)。降り続ける雨を部屋から眺めながら、湖北のあの川へ、もう一度コアユを狙いに行こう…と決めた。

前回の反省を活かし、少し早く、6時半には釣り場に立っていた(まだ遅い)。午前中は雨予報だったので、あの時ほどの混雑ではなく…同じポイントへすんなり入ることができた。

川は多少増水して流れが強くなっているものの、それほど濁ってもおらず…ズバリ、いい感じである。

前回使用した市販のコアユ用のコマセエサはさほど効果が感じられなかったので…今度はスーパーでシラスを購入。コアユ釣り界では定番のネタ…だと思う。これを手で適当にすりつぶして、残ったエサに混ぜて使うことにした。

川の様子。同じポイントだが、明らかに水量が増している
レンタルボート・ひさの屋のご主人、猛さんもご一緒していただいた
298円の作戦…スーパーのシラス。これをすりつぶして練り餌に混ぜた

4時間で82匹達成! コアユは初心者にもやさしいのだ

川の水量が増え、濁りも少し入っているので、コアユの姿はあまり見えない。でも、この雨できっと遡上しているはず…。

この前は1号のオモリでも全然流れなかったのだが、今回は1.5号でちょうどいいスピードで流れていく。同じ仕掛けで同じような場所を流すと…川底でコアユがヒラを打った!

猛さん「ほんまに釣れるんやな。よっしゃ、僕は目標30匹や」

最初の1時間ほどはイマイチだったが、8時ごろからアタリのペースが上がり…釣れる釣れる! なんと前回15匹だったこの哀れな語り部、9時には40匹を超えていた。川の状況が変わったのもあるが、たぶんシラスも効いている。前回は流れるエサへの反応は見られなかったが、今回は明らかに仕掛けに寄ってきている…ような気がする。

途中、元気なニゴイに竿の穂先を持っていかれ、時間をロスしたりもしたが…竿を交換してどんどん釣り続けた。すると…市販の練り餌がなくなってしまったではないか。単独では頼りないエサだったが、シラスを混ぜるベースとして十分機能していただけに…。どうしよう…?

猛さん「シラスと練るならなんでもええんと違う? この土でええやろ」

コロンブスの卵的な猛さんの発想! 足元の土とシラスを練ってみたところ…市販の練り餌にシラスを混ぜたのと同じくらい釣れる…。

結局、11時の納竿時にはなんと82匹を釣り上げることができた。コアユ釣り初挑戦の猛さんも…。

猛さん「僕は50匹、大幅に目標達成や」

ひと雨ごとに流入河川を遡上するコアユたち。これからがシーズンの本番なので、次回もうんざりするほど釣ってみたいと思う。

1匹目。この川のコアユはやっぱり大きい
釣れ出すと止まらない。たまにダブルヒットも!
大きい個体は15cm近い。湖西で釣れるコアユより明らかに平均サイズが大きい
シラスと土で即席の練り餌を作った。全然釣れます
語り部の釣果、約4時間で82匹。爆釣といっていいだろうか?
猛さんも初めてながら50匹達成!
今度も半分はジャーキーにした。アブサン(フレンチブルドッグ)の大好物なのだ
ちなみにこの釣行後、シラスにいろいろブレンドして特製エサ作りに挑戦中

施設等関連情報

※料金等は取材当時のものとなります。料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては各施設等にお問い合わせください。

この記事を書いたライター

望月 俊典 千葉県九十九里町生まれ。雑誌『Rod and Reel』副編集長を経て、フリーランスの編集/ライターとなる。海外の秘境釣行も大好きで、『世界の怪魚釣りマガジン』の立ち上げ&制作を手掛けた。現在は、琵琶湖事務所で仕事や釣りにいそしむ。著作は『バスルアー図鑑』(つり人社)。ちなみに、学生時代に、ネッシー(といわれているであろう現象)を目撃&撮影したことがある。

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