2022年11月04日公開
グレ(メジナ)釣りシーズン開幕。そして早速行なわれた「第8回ノベスタ・グレ釣り選手権」。今回は、日本一グレ釣りが難しいと言われている宮崎県延岡市・島野浦で、3年振りの開催となった。大会のレギュレーションは25cm以上のグレ(メジナ)を5匹までの総重量。1匹大物賞。私はリミット5匹を揃えて3000g以上を釣ることを目標に、いざ“釣戦”!
期待膨らむ初の参戦!
今年、「ノベスタ・グレ釣り選手権」に初参戦した。会場に着くとスタッフが、この後の流れなどを説明してくれた。早速、受け付けを済ませ、瀬に乗る順番を決めるクジ引き。私は22番目の渡礁順位となった。「いい場所に当たりますように」と神頼みをしながら、釣り道具を船に積み込んで渡礁開始。
場所は島野浦港近くのワンドになっているような所。「ビミョーだな…」と思いながらも、どこであれ決められた場所で最高のパフォーマンスをする。これも大会の難しさ、そして楽しさの一つだろう。3人で渡礁して、渡礁後にはジャンケンで場所決めて、いよいよ釣り開始。
サイズはいまいち
期待を込めて第1投。約1分経過して回収、餌丸残り。撒き餌をしていないから仕方ないと思いながら、オキアミを1握り素撒きすると2投目はベラだった。3投目は撒き餌をしっかり撒き、結果は“マイクロ木っ端グレ”。「やばい」。これは自分の苦手な展開になるのではないかと心配になって来た。4投目の撒き餌からは、仕掛けを5m程撒き餌からずらしても“マイクロ木っ端グレ”。
そこで、竿2、3本の手前の釣りやい場所は諦めて、沖に大遠投し、遠投の釣りに切り替えた。すると、早速1投目にキーパーサイズギリギリのグレをようやくGET。取り敢えずリミットの5匹を揃えるために、同じ釣り方で再トライしようとしたが、先程の潮とは変わっている。取り敢えず釣れた方法でやってみたが、上潮に流されて仕掛けが馴染まずやっぱり釣れない。
「潮がコロコロ変わる」。これが島野浦の難しさなのかと思いながら、仕掛けの調整。オモリのG6をウキ下20cmに打って再開する。すると仕掛けがうまく馴染み、27cmを追加した。その後も、コロコロ変わる潮にどうにか対応し、“餌盗り”なども釣りながら、25~28cmのグレを追加して5匹揃えることが出来た。
サイズアップを狙ったが…
サイズアップを図るため、ウキをどんぐりウキ01から2Bに変更する。深い所、底のストラクチャーにいる魚を釣るイメージで、竿1本半からゆっくりウキごと入っていくような仕掛けにすると、1投目からバチバチとアタリがあったが、対応できずラインブレイク。再び同じ釣り方にすると、今度はラインがモゾモゾと変な動き、ラインを張ってみると、これもバチバチと強烈なアタリ。しかし、これまた対応出来ずラインブレイク。
「次こそ取ってやる」と意気込み、ハリスを2号に換えて、ハリも6号に変更。3投目もバチバチとひったくるアタリが来た。今度は強気なやり取りで上がってきたのは、残念ながらイスズミだった。この後も攻めてみたが、完全に潮が変わって釣れなくなり、タイムアップの時間になった。目標の3000gにも届かず、結果も20位前後だった。
ノベスタ・グレ釣り選手権は凄い!
今回の初の「ノベスタ・グレ釣り選手権」に出場させて貰った。とても、アットホームな大会で、初心者からトーナメンター、老若男女を問わずに楽しむことが出来る。「このような大会が多くあったらいいのに…」と思った。
また、参加賞も豪華で、参加者全員に何かしらの景品があり、釣りしている時は真剣だが、陸に上がると和気あいあいと楽しく、素晴らしい大会。来年も出場したい大会の一つになった。皆さん、来年は一緒に出場しましょう!