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千葉県・大原沖の“梅雨イサキ”好調!空バリで狙う!!

2018年06月15日公開

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関東地方も梅雨に入り、本格的なイサキ釣りのシーズンとなった。9日は、付け餌のいらないカラー針を使った「空バリ仕掛け」のコマセ釣りで、好調な釣果が続いている千葉県・大原『臼井丸』の予約乗合船に乗った。

漁協周辺の空地が駐車スペース

南方では台風5号が発生していたが、大原沖はベタナギだった。午前4時の集合、集合場所は漁協前の係留場前。先着順に釣り座札を取り、漁協周辺の空地に車を停める。当日は11人の乗船。海上は海霧が漂い、蒸し暑くなりそうだ。

事前にレポートで学習、スタートダッシュを狙うが?!

「臼井丸」は海上を滑るように進み、航程45分程で太東沖に到着。午前5時、海面からの指示ダナ、「28~30m、どうぞ!」の臼井信喜船長のアナウンスでスタート。仕掛け、釣り方は、2016・5・8号の臼井船長の『キャプテンズ・レポート』に詳しく書かれているので省略させて頂く。重要な事はコマセを出し過ぎないようにする事。仕掛けは船宿仕掛けを2枚、計4セットを使い切るつもりで随時交換する事。開始して直ぐに船中でイサキが掛ったが、ダブル、トリプルヒットは無く単発の拾い釣り状態。一荷(2匹)釣りもあるが、どうもコマセに集まって来る感じがしない。全員お土産分は確保したが、活性がイマイチ。この状態が6時まで続いた。

 

反応上昇!コマセが効く!!

6時過ぎに小移動。「26~28m」の指示ダナで再スタート。ここでコマセが効き始めたようで、24mまでタナが上昇、群れが集まり両舷でイサキが連発。これがコマセ釣りの楽しさだ。全員で協力して数を伸ばして行く。“ゲスト”にマダイも顔を出したが、楽しい時間は長くは続かず30分程で終了。手返しの差が出てしまった。魚探反応はどのポイントでも沢山あるのだが、釣果に差がつき残念。
「小移動」、「単発拾い釣り」を繰り返し、9時過ぎにはピーカンとなり、暑くなって来た。潮がピカピカに澄んでいる。眼の良いイサキには悪条件だ。

何処でも反応は有るのだが…

10時過ぎに「12m!」浅ダナの場所に移動。ここは良型が多かったが、やはり単発ヒット。台風前の荒食いを期待したが、どうやら“ナギ倒れ”、定刻11時に終了となった。厳しい条件の中、竿頭は30匹、最大33㎝級。“ゲスト”にはマダイ・ウマヅラハギ。

条件安定してくれば

「今日は水温が17℃で昨日より3、4℃低下、潮も澄み過ぎ悪条件でした。魚探の反応は良いので、海水温が安定したら好転するはず。ポイントは多いので選んで狙って行きます。7月一杯は楽しめますよ」と船長。15~30mのタナを“空バリ”で狙って行く、大原沖コマセイサキ釣り。手返し良くリミット50匹を釣ったら、仕掛けを換えて“青物”狙いも面白そうだ。

今回利用した釣り船

千葉県大原港『臼井丸』
〒298-0004 千葉県いすみ市大原10272-3
TEL:0470-62-2185
定休日:毎月第1・3月曜日、6月1日~5日、11月1日~4日 釣果・施設情報 臼井丸 ホームページ

出船データ

イサキ予約乗合
料金:1万1,000円(アミコマセ・付け餌・氷付き)※女性・小中学生割引あり
仕掛け:船内で購入可能
集合:午前4時、出船:午前4時20分頃、沖上がり:午前11時
午後船もあり(HPで確認)
     
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