【それ食べましょうよ・二皿目】カワハギの顔だけ煮付け&焼き

【それ食べましょうよ】二皿目は、カワハギの顔。カワハギ釣りが楽しい季節。釣って楽しいのはもちろん、持ち帰ってから味わう楽しみが多いのもこの釣りの魅力。ただ、思いのほか釣れなかった……。けど、刺し身、肝和えのほかにも、いろいろな料理でカワハギを堪能したい……。さて、どうする? 

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カワハギの顔が「捨てないで~」と言っているぞ

僕も大好きなカワハギ釣り。釣ったなら、まず味わいたいのは、刺し身や肝和え。堪らない美味さ。これを肴に飲むお酒も美味い‼ ただし尿酸値の高い方は肝を控えめに。大丈夫、僕が身も肝も引き受けますよ(笑)。ただ、カワハギは煮ても焼いても美味い。でも、そこまで楽しむには、ちょっとばかり釣果が乏しい。そんな場合は、カワハギの顔だけを煮付け&焼きにすればいい。さばく際、カワハギは目の上にある角の後ろに包丁を入れ、そこから引き裂くように頭と胴体の身の部分を分ける。この分けた頭の部分を煮付けと焼きにするというわけだ。そうすれば胴体の身の部分は刺し身や肝和えで堪能しつつ、頭の部分で他の料理も楽しめる。まさか、顔の部分、捨ててないですよね? 結構、食べるところあるから! カワハギが丸い目とすぼまった口で「捨てないで~。顔も食べて~」と言っているのが聞こえるでしょ? えぇ、もっとたくさんカワハギが釣れるなら、1尾丸々、煮るなり焼くなりすればいんだけど……。

とある日の釣果。何とか5尾のカワハギをキャッチ。ゲストのトラギスにも助けられつつ、このカワハギを堪能。身は刺し身や肝和えにするとして、カワハギの顔も捨てるべからず!
カワハギの顔だけ煮付け。材料は皮をはいだカワハギの顔(2尾分)。ショウガ適量。長ネギ10cm×2本。キノコ類少し。しょう油。みりん。砂糖。料理酒。作り方は小鍋にしょう油、みりん、砂糖、料理酒を入れて火にかける。ひと煮立ちしたら、水とカワハギの顔、その他の食材を入れ、落し蓋をして10分ほど煮て完成
カワハギの顔だけ塩焼き。焼いただけでも十分、美味しい。材料は皮をはいだカワハギの顔(3尾分)。塩。作り方は、水気を取ったカワハギの顔に塩を振って、中火~弱火で10分ぼど焼く。ただそれだけ。顔の部分だけでも、ほじれば結構、食べる部分はあるぞ!

施設等関連情報

※料金等は取材当時のものとなります。料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては各施設等にお問い合わせください。

この記事を書いたライター

宮崎 紀幸 東京は多摩川のほとりに住まうフリーランスライター。
地元・多摩川での釣り&野外活動を楽しみつつ、自身でもトラウトやシーバスなどのルアーフィッシングを嗜む。冬はカワハギ釣りにも熱くなる!

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