純烈フィッシュ 6 「釣りだョ!純烈全員集合」

ムード歌謡コーラス・グループ『純烈』。メンバーそれぞれが、異色な経歴を持ち、趣味も多彩な中、大の釣り好きを公言しているのが、リードボーカルの白川裕二郎さんだ。2021年10月から放送がスタートした「純烈フィッシュ」では、多くの“マダム”と呼ばれる女性ファンを虜にする“イケメン”の白川さんではなく、幼い頃から趣味として釣りを楽しんで来た釣り人として、更に釣った魚を自ら料理する事も趣味として楽しんでいる彼の、等身大の姿をお届けしていく。釣りでも料理でも、必ずや「あなたのハートを釣り上げます!」

コラム
  • 神奈川県 東京湾

遂にメンバー全員集合で釣行へ!

2010年 に♪「涙の銀座線」でデビューした“元戦隊ヒーロー”出身の俳優中心で結成されたムード歌謡コーラス・グループ『純烈』。 そのネーミングには、「純粋であり、かつ強く正しく節操や分別がある。志を変えずに最後まで貫く」という意味が込められているという…キャッチフレーズは「夢は紅白、親孝行」。
メンバーは酒井一圭さん、後上翔太さん、白川裕二郎さん、小田井涼平さんの4人。ちなみに平均身長は183cm 、高身長がメンバー条件ともなっているらしい…。
2022年の大みそかには5度目となるNHK紅白歌合戦出場を控えているが、2022年一杯で小田井涼平さんが卒業、来年からは新メンバーとして岩永洋昭さんの加入が発表されている。白川裕二郎さんは2002年に「忍風戦隊ハリケンジャー」の“霞一甲/カブトライジャー”役として俳優デュー。元力士という異色の経歴を持つ、神奈川県横浜市出身の46歳。

今回で6回目を数える放送だが、これまで白川さんの単独や、純烈メンバーを個別に誘っての釣行だったが、遂に純烈メンバー全員揃っての釣りに挑戦!
番組スタート当初、番組開始の報告をしに楽屋を訪ねると、白川さんだけが大喜びで、全く釣りに興味の無い他メンバーからは「船酔いが心配だし…」、「勝手に行ってくればいいじゃん」、「自分の趣味で忙しいんだよ」等々、散々な言われっぷりだった事を思い出す。
それでも白川さんはめげずに、まさにカツオの1本釣りの如く、メンバーを個別に言いくるめながら海上に誘い出し、釣ってもらいながらも熱心に釣りの楽しさを説いていった。そして帰着後は、マイ包丁を持参、自ら捌いて釣魚料理を振舞っていく。すると、やはり自分の釣った魚の味は格別だったのか、メンバーの釣りへの“やらず嫌い”的イメージが180度変わっていった。そして2022年10月某日、多忙なスケジュールが調整され、早朝からフィッシングウェアを纏い、『純烈』メンバー全員が神奈川県横須賀市・鴨居大室港に集合する事になった。

純烈のメンバー
白川裕二郎さん
出船前、ヤル気満々の『純烈』メンバー。首タオルはご愛嬌…

『純烈』釣り王決定戦!ターゲットは「タチウオ」

『純烈』メンバーが狙うターゲットはタチウオ。比較的、特別な知識や技術を持たなくても釣れる魚だが、数を釣るためには、それなりの基本知識と経験がモノをいうターゲットでもある。タチウオは砂地で群れていて、日中は深場、夜になると餌を求めて浮上する夜行性。捕食時は立ち泳ぎをして獲物狙う。食べても美味しいタチウオだが、どうか鋭い歯には十分注意してほしい。

今回、白川さん以外はタチウオ釣り初挑戦。でも、せっかくメンバー全員が揃ったからには、何かメンバー内での勝負事にしても面白いかも…ということで、「第1回 『純烈』釣り王決定戦!」を開催することになった。
釣りをする人なら分かって貰えると思うが、数釣りになると、手返しの早さが有利だったり、さすがに腕の差が顕著に出てしまう可能性が高く、白川さんの優位性が公平ではない。そこで、今回はサイズ勝負で初代の『純烈』釣り王を決定する事にした。タチウオは長さで測ることもあるが、尾が細く切れやすい為、太さで勝負(ちなみにタチウオの場合、体高に合わせて指を添えて“指〇本”といった表現をする)。
余談だが、第1回と銘打っているのは、「今後も年に1度はメンバーが全員集合して、様々なターゲットで楽しく釣り勝負をしてほしいなぁ…」という番組制作側の願いも込められている。
ポイントは観音崎沖の水深50~70m。まずは確実に釣る事を優先し、一般的なテンビン仕掛けで挑む。ポイント到着後、いち早く仕掛けを投入したのは、やはり白川さん。当然ながら移動中に全ての準備を終わらせていた。その流れからして、想像通りファーストフィッシュは白川さんが釣り上げる。太さは“指3本”。ここからはこのサイズが勝敗の基準となった。
さて、メンバー全員があまりにも釣りに集中しすぎて、思いの外、静かにバトルが繰り広げられた「『純烈』釣り王決定戦!」。 勝負の行方はどうなったのか!?

タチウオがターゲット
この日は天候にも恵まれ、波も穏やか
船酔いの心配もなく少し汗ばむ気候の中で、タチウオを狙う
メンバーは伸び伸びと…いや、それぞれが好き勝手にタチウオ釣りを楽しんでいた
年内で『純烈』からの卒業を発表している、お髭のダンディズム小田井さん。祖父が高知で漁師だったということもあり、釣りの筋は超一流のDNAを持つ
2022年紅白歌合戦をもって卒業する“『純烈』小田井”の雄姿は、年を跨いでからも、この番組でなら、まだ観ることができる。(この番組での出演が本当にラストなんじゃないかな?)

実食しながら純烈釣りトーク

メンバーが再集合して、白川さんのタチウオ料理に舌鼓。自ら釣った魚が美味しくないわけがない。“アフターフィッシング”も堪能しながら、釣りトークも炸裂!マダムたちもキュン?とする、ハチャメチャ『純烈』トークはここでも顕在!!

話は逸れるが、今や『純烈』は、これまでの直向きなまでの努力が花を咲かせ、大人気となり超多忙な毎日を送っている。実釣の翌日の収録となったこの日も、キッチンスタジオに午前10時入り。ただし白川さんは、なんと朝7時からラジオの収録を終えてからのスタジオ入り。本当にタフな男なんだと感心させられた。そして、何ともありがたいことに、殆ど休みも無い中で「仕事で釣りをさせてもらえるなんて最高だ!」と言ってくれるのだから、我々スタッフは本当に頭が上がらなかった。

“アフターフィッシング”も堪能しながら、釣りトークも炸裂
“アフターフィッシング”も堪能しながら、釣りトークも炸裂
白川さんのタチウオ料理にメンバーは舌鼓

祝・卒業!小田井涼平。突撃!新メンバー

最後は卒業する小田井さんにメンバーから花束贈呈。これまで苦楽を共にしてきた仲間に最後の挨拶…
そして新しい『純烈』が再スタートしていく。

これで番組も終わるかと思いきや…やっぱり、新メンバーとなる岩永洋昭さんにもご挨拶!「ようこそ!『純烈』フィッシュ!へ…是非、一緒に魚を…いや、ハートを釣り上げてもらいます!」

盛りだくさんの「純烈フィッシュ 6」は、2023年1月8日(日)21:00~初回放送なのでお見逃しなく!
最後に、1月20日からパシフィコ横浜にて開催される「釣りフェスティバル2023」では、釣りビジョンブースで公開収録を計画中。 「えっ!裕ちゃんも来るの!?」

■「純烈フィッシュ」は『釣りビジョンVOD』で配信中 
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是非、記事と併せて番組もお楽しみください。

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小田井さんにメンバーから花束贈呈
新メンバーの岩永洋昭さん

施設等関連情報

※料金等は取材当時のものとなります。料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては各施設等にお問い合わせください。

この記事を書いたライター

小平 寛 釣りビジョン制作部ディレクター。“謎の大仏”として知る人ぞ知る存在。
仕事柄プライベート釣行の時間も無く、頭の中で魚釣りをする『エアーアングラー』でリールは巻くが編集作業は押す・・・

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