【美味しいトラウト料理】ホクホク!マスの蒲焼き

エリアフィッシングのお楽しみは帰ってからも続く! 楽しく釣ったトラウトを持ち帰ってからは、料理のお楽しみ。今回のオススメメニューは蒲焼き。白身のマスにタレを塗ってじっくり焼けば、その美味さはウナギに迫る……かも!?(執筆:宮崎紀幸)

管釣り

身の旨さはもちろん、決め手は正直、タレの味だ

さて、今回オススメするトラウト料理は蒲焼き。蒲焼きと言えばウナギ。でも、今、ウナギって高い。おいそれと手が出せる食材ではない。そこでエリア(管理釣り場)で釣ったトラウトに代役として、蒲焼きになってもらおう。蒸したりせず、基本、タレを塗ったり、焼いている途中で、漬けたりしながら焼けば、それっぽくなるので難しさはない。タレは、しょう油、みりん、料理酒を火にかけ、煮詰めればできあがるが、手軽にすますなら、市販の蒲焼きのタレを使えばいい。味の決め手は、ズバリ、タレの味だから。

ウロコを落とし、三枚におろしたマスの身。皮は残しておく。腹骨のほか、骨抜きで血合い骨をていねいに抜いておこう
骨の除去が終わったら、食べやすいサイズにぶつ切り。下ごしらえはこれで完了。あとは蒲焼きのタレと白いゴハンがあればOK

簡単だけど、下ごしらえはていねいに

決め手はタレの味……なんだけど、それを言っては、代役を務めてもらうトラウトにあまりにも失礼か。大事なのは、タレの味でもあるが、やはりていねいな身の下処理だと言い直しておこう。
さて、作り方。まず、釣ったマスはステンレスたわしでウロコを除去。そして頭を落とし、内臓や血合いを処理。そして身を三枚におろす。皮は引かず、残しておく。腹骨をすき取り、血合い骨も骨抜きで抜いておく。そして食べやすいサイズにぶつ切りにする。あとは、タレを塗る&浸して、中火~弱火で15~20分ほど焼けば完成。アツアツのゴハンにタレをかけてから焼けた身を乗せ、山椒の粉末をひと振り。美味しいマスの蒲焼き丼のできあがり!

ハケでタレを塗りながら中火~弱火で15~20分ほど焼く。焦げないように見張りながら焼こう
焼いている途中で、身を取り出し、タレに浸して、また焼く。このほうがよりタレの味が浸み込むであろうというのが狙いだ
こちらがマスの蒲焼きでございます。タレの浸み込んだホクホクの身の美味さ。主役はタレ……ではなく、マスの身です! マスのほかに用意しておくべきは、蒲焼きのタレと山椒の粉末だ

施設等関連情報

※料金等は取材当時のものとなります。料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては各施設等にお問い合わせください。

この記事を書いたライター

宮崎 紀幸 東京は多摩川のほとりに住まうフリーランスライター。
地元・多摩川での釣り&野外活動を楽しみつつ、自身でもトラウトやシーバスなどのルアーフィッシングを嗜む。冬はカワハギ釣りにも熱くなる!

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