冬から春にかけて強い“富田浜”のサーフ
富田浜のサーフは南側に富田川があり、冬から春にかけては稚アユなどのベイトが集まりやすい。そのうえ南西の風が吹くようになると、ベイトは更に岸際に寄せられる。そのため、冬から春にかけては“青物”の好ポイントにもなる。これはヒラメなどのフラットフィッシュやシーバスにとってもいい影響を与えている。ところが今年に入ってからは目立った釣果が聞こえてこない。そこで自分の目で様子を見に行く事にした。
開始数投でマゴチがヒット!ミノーが頼りだ!
サーフにエントリーして釣りをスタート。使用ルアーはimaのsasuke烈波120だ。広大なサーフで活性の高い個体を効率よく探っていくには、フローティングミノーが重宝する。ミノーを斜めにキャスト。こうすることで、一番手前のブレイクラインを長く引けるようになり、バイトのタイミングを増やすのだ。すると開始数投で良いバイトがあった。頭を振るようなファイトを楽しみつつ浜にずり上げたのはマゴチだった。
真冬の高活性!しかし、サイズは伸びず
その後もランガンをしながら手当たり次第にポイントを打っていく。“ソゲ(1kg未満の小型)”サイズではあるがヒラメもキャッチしつつ、セイゴやキビレも釣れて来た。海の中は中々高活性のようだ。真冬のサーフで、しかもプラグで魚が釣れたこと自体が嬉しい。
その後は、欲が出てサイズアップを狙い、ルアーローテーション等もしてみたが結果に結びつかなかった。「今の時期にサーフで魚が釣れただけ良し」として、今回の釣行は納竿とした。
今後につながる釣行に!
今回、好釣果が得られたのは、地形などからある程度予想してランガンした結果だ。自分の考えと釣果が結びつき始めている。サーフでの釣りは、離岸流の探し方やブレイクラインなど定番のものから、ちょっとした地形変化まで感じ取る必要がある。気になったらその場所にキャストしてみる。そして無駄に粘らない。広大なサーフを効率よくランガンすることが釣果を伸ばすコツだと思う。
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