ニュースリリース

第22回「釣りビジョン」番組審議委員会議事録

議案1

当社
開始宣言 13:00
当社
弊社では、BS放送開局に際し、目のご不自由な方々へ向けて解説番組の放送を行っております。現在、週に2時間、月に新番組1番組の割合で放送しておりますが、解説内容についてご評価を賜りたく、本日は、公益社団法人東京都盲人福祉協会事務局長 中村泰三様にオブザーバーとしてお越しいただきました。
当社
中村様よろしくお願いします。
オブザーバー
解説番組を放送されるとのお話を頂き、番組を拝見いたしました。中途視覚障害の方の中には、釣りを趣味として楽しんでいた方が多くいらっしゃるので、このような釣りビジョンの解説番組を聴きながら、以前の釣りの楽しみを想い出すことが出来ると思います。
当社
いくつか解説放送をしている番組の中で、具体的なご意見はございますか?
オブザーバー
番組を観ていて気になるのは、「ご覧のように」や「このように」などの表現です。出演者の方に少し言葉を付け加えて頂ければ、分かりやすいのではないでしょうか。解説を入れ過ぎると、健常者の方に聞き苦しさを感じさせてしまうので、調整していただければ良いと思います。また、画面が変わるタイミングで解説が入ると切り替わりが分かりやすいです。
当社
いくつか解説放送を行ってきた中で、解説に向いている釣りのジャンルと不向きなジャンルがあることが分かってきました。引き続き、より分かりやすい解説番組を目指して参ります。
委員
どのような番組が、解説番組に向いていないのですか?
当社
フライやヘラブナを扱った番組です。視覚で観ないと映像として伝わらない部分が多く、解説するのが難しくなっています。逆に、沖釣りや磯釣りなどは分かりやすいと思います。
委員
これからも頑張って続けてください。
当社
それでは、「温故知新」と「へらぶなギャラリー」の解説番組を実際にご覧ください。
当社
このような内容で放送しております。今後も、東京都盲人福祉協会のアドバイスを頂きながら進めて参ります。
委員
実際の放送にも解説が入っているのですか?
当社
解説番組は副音声で放送しています。
当社
解説放送を始めるにあたり、東京都盲人福祉協会のご協力を頂きながら、実際に船で視覚障害をお持ちの方々に釣りをしていただき、ご意見を伺ってまいりました。解説の基準が無い中で、皆様のご意見の内容を反映しながら放送しているのが現状です。番組審議委員会の皆様にもご理解いただきたく、冒頭の議題とさせて頂きました。

議案2

当社
次に、ソルトワームを使用した釣り番組についてご審議いただきたいと思います。
当社
ソルトワームの釣りは、以前から番組審議委員会でご審議があった通り、社団法人日本釣工業会に加盟しているメーカーの生分解ワームに限り、番組で使用しました。
当社
現在までに、4番組を制作いたしましたので内容をご覧ください。
当社
特段の反響は来ていませんが、社会実験として取り組んでいます。社団法人日本釣工業会に加盟しているメーカーであれば、一般的な生分解ワームではないものも、今後番組での取り組みを検討していますが、今のところ番組への使用予定はありません。
委員
ワームを魚が食べた場合、どれくらいの時間で分解するのですか?
当社
社団法人日本釣工業会の環境委員会の基準で定められています。
委員
現在、ワームを使用する釣りのファンが増えてきています。大量の撒き餌で環境に与える影響を考えると、生分解ワームの使用は良いのではないでしょうか。
当社
実際には、漁業で使われていることが多く、釣り人の使用は一部で限られていると思いますが、生分解の定義が決められた中で、使用をトライして参りました。
委員
継続して議論してきた番組審議委員の立場としては、消費者が食べる魚にワームが入っていたらどうするのか、という観点で意見をしてきました。
当社
ご審議頂いた内容を踏まえて、社会的な影響を鑑みながら行っていますが、社会的な反応は今のところありません。現状では、生分解についての議論が行われている内容をご理解されているメーカーのワームに限り番組で使用し、今後ご相談しながら、継続して行ってまいります。
委員
番組の姿勢としては良いと思います。今後の方向性としては、なるべく生分解にしましょう。
委員
色々な課題があるかと思いますが、各メーカーへ任せ今後の技術の進歩をみていきたいです。
委員
魚の味に変化はないのでしょうか?
当社
社団法人日本釣工業会で定義され、実験結果に基づき魚には負担がないとされています。また、魚自身でワームを排泄している可能性も高いとみられています。
委員
生餌よりもワームの方が女性も使いやすいので、釣り人としてはアピールして欲しいです。
委員
ワームの使用を大々的にしていくのは難しいのではないでしょうか?
当社
今後、釣りのスタイルも変化していく流れの中で対応し、現在のソルトワームを使用した番組を踏襲して、継続して参ります。

議題3

当社
次に、2012年2月~2012年10月までに弊社に対して視聴者の方々より多々頂戴しているご意見について、該当映像を交え個別に審議頂きたいと思います。
当社
はじめに、「沖釣りGallery」において、サンダルを履いて釣りをするのは問題があるとのご意見に対しご審議願います。
委員
実際には、漁師などはじめサンダルを履いている人が多いと思います。夏場などは釣り人も多く見られます。
委員
漁師サンダルは滑りにくく安全だと思います。
委員
場所によっては、サンダルは禁止と表記されているところもあります。
委員
安全に釣りを行うためのスタイルを紹介する番組を作れば良いのではないでしょうか?
当社
今後、安全か否かを第三者のご意見も含めて伺い、番組で紹介していくよう対応いたします。
当社
次に「SALT dreamer」において、オオニベをリリースする気がなく魚への配慮が欠けているというご意見に対しご審議願います。
委員
リリースしないといけない魚なのですか?
当社
オオニベはリリースしなければならないと決められてはいませんが、貴重な魚ではあります。
委員
魚をリリースするのが釣りの原点だと言われる人がいて、誤解されることもあると思います。
委員
記録魚としてや食すために、キープをしても良いのではないでしょうか。
当社
当社の方針では、魚をキープするか否かは、出演者である釣り人の意志やスタイルに任せていますので、今後もそのような対応をしていきたいと考えております。
当社
次に「伝心伝承」において、出演者の言葉が汚いというご意見に対しご審議願います。
委員
本人には注意しているのですか?
当社
ご本人には、発言にご留意頂きたい旨のお話はしております。
委員
方言などもあるので、問題ないのではないでしょうか。
当社
次に「森のチカラ」において、釣り番組を契約しているのに釣りのシーンが一切ないというご意見に対してご審議願います。
当社
この番組は、釣り人の方に自然に対する意識を高めていただこうというコンセプトで番組を作っております。
当社
魚のことを考えると水や森などの自然に意識を向けると、釣り場の環境の保全になると思っています。ご指摘の通り、この番組は釣りをするシーンは一切ありません。
委員
釣り場の環境を知ることについては良いと思いますが、釣りをするシーンをスポット的に少し交えればよいのではないでしょうか。
委員
釣りに即した内容であれば良いと思います。
委員
日本の豊かな自然の力のお陰で魚が育っているということを伝えるのは良いことだと思います。漁業組合などでは釣り場環境を保つために、植樹をする運動をしています。
委員
もっと、「この水が魚を育てている」などナレーションで解説を深めていけば良いのではないでしょうか。
委員
もう少し分かり易く、番組を観て魚や釣りを連想しやすいものであれば、自然と遊ぶことが釣りをすることだと理解されるのではないでしょうか。
委員
もっとこのような番組でアピールしていってください。
当社
引き続き、このコンセプトで番組制作を行って参ります。
当社
次に「楽釣楽磯宣言」において、出演者の方言が不愉快とのご意見に対しご審議願います。
委員
紀州弁を聞き慣れている人には気にならないと思います。
委員
ちょっと聞きとりづらい所があるかも知れません。
委員
これは方言ですから良いと思います。
当社
次に「ランガンパニック」において、出演者の言動とナレーションのキャラクターが行き過ぎているというご意見に対しご審議願います。
当社
ナレーションは関西人の方ですが、標準語の方が関西弁を話すような演出でお願いしています。
委員
演出であれば問題ないと思います。
当社
次に「バスGallery」において、罰ゲームが行き過ぎているというご意見に対しご審議願います。
委員
釣りに関する難しいハンディや罰ゲームなら理解されると思います。放送としてはギリギリの内容だと感じます。クレームが来てもおかしくないと思います。
当社
バラエティー番組として制作をしておりますが、今後はゲーム内容を知的なものに変えて放送して参ります。
当社
次に「とことんエギバラダイス」において、番組を観てロケ地に来られる方が違法駐車などしてしまうので注意するようにというご意見に対しご審議願います。
委員
駐車場問題は、釣り人と切り離せない問題ですね。十分注意してください。
当社
基本方針としては番組をご覧になって、その場に釣りへ行っても差し支えない場所で行うようにしております。今後もロケ地の選定など意識して進めて参ります。
当社
次に、「旬の釣り・堤防での両軸遠投カゴ釣り」において、ローカルルールを守っていなかった事が判明したこと及びツイッターの投稿についてご審議願います。
当社
初島の漁港管轄の防波堤で、オキアミのコマセを捲くことは申し合わせ事項として禁止されていたことを知らずにロケを行ないました。実際、ロケ地のルールについて、事前の確認はしておりましたが、漁港の細かい内規まで把握することができず、このような事態を招いたと考えております。また、弊社としてはご意見を頂戴したのち、現地へ出向き事実確認の上、番組のリピート放送を中止する対応をいたしました。今後、ロケ地のルールについては内規に至るまで注意深く確認して参ります。
委員
アミはよくて、オキアミが行けないのですか?
当社
オキアミが内規で禁止されていたそうです。
当社
また、当ロケにおいて釣り人からツイッターの投稿で、場所取りをしていたという指摘があり、確認したところ場所取りをしていたのは事実でした。
委員
他人が釣った魚でヤラセなどの投稿もありましたがどうなのでしょうか。
当社
事実とは異なった投稿もありましたが、そのような事は一切ありません。
当社
以後、十分留意し再度コンプライアンス順守を徹底して参ります。
当社
次に、ライフジャケットの着用をしていない番組があるというご意見についてご審議願います。
当社
BS放送開始より、現在はオカッパリのバス釣りでもライフジャケットを着用させるよう徹底させていますが、過去の番組までは徹底できていません。そのため、このようなご指摘を頂きました。
委員
現在はオカッパリでもライフジャケットを着用しているので良いと思います。
当社
次に、「すごかby九州」において、魚の扱いが酷いというご意見に対しご審議願います。
委員
あのような魚の扱いは、釣り番組として間違っていたと思います。
委員
ある程度の品位と節度をもって番組制作を行ってほしいです。
当社
今後、十分留意して参ります。
当社
次に、トラウトキング選手権大会のホームページ上の、実行委員会の裏ブログの表現が適切ではないというご意見についてご報告です。
当社
本件は、放送という基準からは離れますが、番組という広義の意味でこのようなご指摘を番組審議委員会でご報告させていただきました。
当社
今後、通信などを使った発言なども品位を持った対応を行なって参ります。

その他(現状とご報告)

(1)出演者について
当社
番組の出演者には、出演許諾書に暴力団との関わりはないと同意をとっております。昨今、公務員のテレビ番組の出演が問題となっており、当社でも事前の届け出が無ければ注意を促していくなど、コンプライアンスを徹底して参ります。
(2)大会番組おける出演許諾について
当社
現在、番組の出演者は個別に出演許諾を取得しておりますが、大会番組など大勢の方を対象とした番組については、主催者側で許諾が取れていることに基づいて放送しています。許諾の有無がはっきりしない大会などは、番組化をしないようにしてく方針です。
(3)防波堤開放について
当社
防波堤の開放については、ルールに基づいて話し合いが持てる状況になりました。弊社としても公益財団法人日本釣振興会のメンバーとして努力して参ります。
当社
本日の議案は以上となります。
今後も色々とご意見いただきたくお願いいたします。以上で番組審議委員会を終了いたします。

終了時間:16:35

以上

2012年10月19日(金)番組審議委員会

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