ニュースリリース

第25回「釣りビジョン」番組審議委員会議事録

開催年月日 2014年5月7日(水)13:30~16:15
開催場所 株式会社釣りビジョン(東京都新宿区西新宿三丁目9番19号)
出席者 ■番組審議委員:9名出席
 安藤栄信(一般社団法人日本釣用品工業会 専務理事)
 岡田順三(JGFA名誉会長)
 鎌田孝史(株式会社浪漫堂 代表取締役社長)
 工藤貴史(東京海洋大学 准教授)
 鈴木康友(株式会社つり人社 代表取締役社長)
 松井義侑(公益財団法人日本釣振興会 名誉顧問)
 山田邦子(タレント)
 横溝弘史(経営コンサルタント)
 來田仁成(一般社団法人全日本釣り団体協議会 副会長理事)
  (敬称略、50音順)
■オブザーバー:4名出席
 飯島正宏(東京湾遊漁船業協同組合 理事長)
 笹川吉彦(公益社団法人東京都盲人福祉協会 会長)
 清水 司(一般社団法人日本マリン事業協会 振興室長)
 中川秀樹(水産庁資源管理部漁業調整課沿岸・遊魚室 釣人専門官)
  (敬称略、50音順)
■(株)釣りビジョン:11名出席
 有澤 僚(代表取締役社長)
 岩崎信夫(取締役管理部長)
 武笠 徹(第一制作部長)
 佐藤静雄(第二制作部長)
 池上浩之(第三制作部長)
 濱田充良(営業企画室長)
 野口哲雄(釣りルール担当部長)
 高橋和義(人事担当部長)
 吉田 諭(編成制作管理部長)
 江守麻理香(デジタルコンテンツ部長)
 岩村悠美(事務局)
議案 議案1 解説放送の取り組みについて
議案2 番組に対するご意見(クレームについて)
議案3 プレジャーボートの取り扱いについて
議案4 その他
審議 上記の議案に関して審議を実施した。審議内容については以降の通り。

議案1 解説放送の取り組みについて

当社
開始宣言 13:30
当社
弊社では、目のご不自由な方々へ向けて、2年前より解説番組の制作を行い100本ほど放送してまいりました。解説番組では、番組内容・ターゲット・出演者などについて、冒頭部分に解説を入れています。また、釣り場の状況などを入れるようにしています。過去のご意見を踏まえて、解説の量を調整し、番組ナレーションは女性、解説ナレーションは男性に区分けするなど、取り組みを行いました。番組を聴いていただき、いかがでしょうか。
委員
はい、良いかと思います。
当社
今後の制作内容向上のために、DVDなどを配布しご意見等をいただくことは可能でしょうか。
委員
可能だと思います。
当社
では、いただいた皆様のご意見を参考にさせて頂きたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
委員
わかりました。

議案2 番組に対するご意見(クレームについて)

当社
つづいて、2013年10月~2014年3月までに弊社に対して視聴者の方々より多々頂戴しているご意見について、該当映像を交え個別にご審議頂きたいと思います。
当社
まずは「5L ton」(ブラックバス番組)で取り上げた内容が稚拙すぎる、とのご意見についてご審議願います。
当社
バラエティー番組として制作しています。投稿いただいた釣りに関する都市伝説解明をコンセプトにした回ですが、今回ご意見いただきましたとおり稚拙な内容になってしまった回もあり、反省しております。
委員
稚拙な内容ですね。人気はありますか?
当社
おかげさまで人気があり、投稿も多数いただけています。出演者も特に子供に人気があります。
当社
また、前回の審議会でご意見いただきました食べ物を粗末に扱った内容については、スタッフ・出演者ともに改善を心掛けております。
委員
わかりました。
当社
次に「関西発!海釣り派」の新人アシスタントの態度等についての批判的なご意見を頂いておりますのでご審議願います。これまで3回の出演を致しました。なお、後発事象ですが事務所側より連絡があり、出演者都合(体調不良)による降板が決まっています。
委員
事前に持病などを報告される体制にはなっていなかったのでしょうか。出演者が頻繁に変更されるのはよくないと思います。
当社
これまでは、オーディションは書類と面接のみとなっていました。現在は、実際に船に乗っていただき選考するように変更しました。
委員
本人に対する態度が悪い・不愉快という意見もありますが、いかがですか。
当社
オーディションでの本人の熱意をかって採用しました。フィッシングショー(釣具展示イベント等))なども一生懸命に取り組んでおりました。今回は結果的に降板となりましたが、今後の採用についても出演者の健康を第一に検討していこうと思います。
委員
わかりました。
当社
次に「エリアトラベラーズ」(マスの管理釣り場番組)の取材先での使用ルアーが釣り場の使用基準外ではないか、とのご意見についてご審議願います。こちらは管理釣り場のレギュレーションが近年変更されており、それを認識してされていない視聴者の方からご指摘となりました。取材時には問題がないことを管理釣り場に確認しております。
委員
はい。わかりました。
当社
次に「五畳半の狼」(スタジオ生放送番組)のアシスタント衣装について、コスプレやスカート丈等が番組にそぐわない。とのご意見を受けました。ご覧いただきご審議願います。
委員
問題ないと思います。
委員
アシスタントの人間性について意見されたものではないので、問題ないのではないでしょうか。
当社
ありがとうございました。
当社
次に「大漁!関東沖釣り爆釣会」(沖釣り番組)で帽子をかぶったまま(室内で)試食をするシーンについて、マナーが悪いとご指摘をいただきました。
当社
食事のマナーとしていかがなものかと思いましたが、シーン冒頭でお断りを入れており、このまま放送した次第です。いかがでしょうか。
委員
むずかしいですね。本来、女の人の室内での帽子着用は良いのですが、キャップは駄目でしょう。
当社
お断りを入れていても、でしょうか。
委員
ベトベトの髪で嫌だった気持ちもわかりますが、なかったほうが良かったと思います。
委員
帽子とキャップについては非常に難しい問題だと思います。
委員
関連で、男性の帽子着用のまま出演している事について、ご意見が出たことはありませんか?
委員
こちらも難しい問題ですね。
当社
過去にご指摘いただいたことはあったかと思います。最近はないと思います。
委員
結構です。
当社
今後は室内での食事シーンにおいて、帽子は取るようにいたします。
委員
外での食事シーンもあるかと思いますが、その場合は良いのではないでしょうか。
当社
TPOにあわせて、気をつけたいと思います。
当社
次に「伝心伝承」(磯釣り師・松田稔氏が色々な釣りにチャレンジする番組)で鵜来島、沖ノ島でのオキアミ生の使用は禁止ではないはないか、というご指摘についてご審議願います。
当社
こちらは番組HPの記載ミスでした。高知県漁業調整規則では撒き餌は基本禁止となっています。ただし、「漁業権者の承認がある場合にはその限りではない」とあります。漁協の承認があれば撒き餌の使用は可能ですが、生のオキアミ・配合餌は禁止、ボイルオキアミのみ可能という規制となっています。
委員
使用していたものがボイルなのであれば、きちんと「ボイル」の表現をしてあげていれば、問題なかったかと思います。
当社
映像はボイルオキアミでしたが、HP上では「オキアミ」という表記をしたため、ご指摘を受けた次第です。ボイルでの撒き餌を使用して釣りを楽しまれている地区、と表現したいと思います。
委員
わかりました。
当社
次に、「英語等の釣り専門用語の使用で難しくてわかりづらい」、「初心者でもわかるようにしてほしい」とのご指摘についてご審議願います。バス釣りは和製英語を含め、少しわかりづらい表現になっているかもしれません。
委員
最近では幼少期から英語教育も受けている。数年で英語はテレビなどでも常用化すると思います。逆に高年齢になるにつれて拒否反応があるかもしれませんね。放送としてはいかがですか?
当社
英語等の専門用語に用語解説を入れてしまう方が通じなくなってしまう部分があります。魚の呼び方も地域によって異なるものもあります。こちらは現地呼び名に沿ったものにしています。各ジャンルについて専門用語の解説はあまりしていません。
委員
私は、それぞれ年月が進むにしたがって理解をしてくると思っています。
委員
釣り人にとっての“標準語"ではありますね。
委員
すべての用語に解説を入れることは無理だと思います。
委員
「どの番組も」とありますが、初心者向けの番組では、アシスタントが質問をして解説するような事があっても良いかもしれません。
当社
雑誌等に表現されている言葉については、特に解説を入れていないのが現状です。
委員
わからない人が参考に出来るページがあってもよいのではないでしょうか。
当社
現在もホームページ内で1週間に一語ずつですが用語解説を5年ほど行っており、相当数たまっています。
委員
まとめのページがあったらよいのではないでしょうか。
当社
ウィキペディアのような皆さんで書き込めるページを作成しても良いかもしれませんね。検討してみます。
当社
次に「小規模河川の名前を公開しないでほしい」というご意見ついてご審議願います。前回もありましたが、公開により釣り場が荒らされてしまう、というご指摘です。
当社
なるべく小規模河川で、名前を公開する事により場荒れしてしまうというような場所は隠していきたいと思っています。
委員
だからといって、良い釣り場の小規模河川を取材対象から外すわけにはいきませんね。
当社
そうですね。内規的には小規模な河川の名前・場所は明かさないとしています。大規模な場所、キャパシティがあるところについては公開しています。船宿さんの名前も公表していますし、河川管理がしっかりしている場所については公開しても問題なしとして運用しています。
委員
逆に規模に関わらず公表したほうが、釣り人が各所に散っていくのではないでしょうか。地図や映像から場所の特定は出来てしまうと思います。
当社
現在の番組制作ペースからみても多種多様な場所にはならないので、各所に散る、とまではいかないかと思います。
委員
難しいところですね。
委員
すべての場所が公表されても問題ないですか。
当社
コンプライアンスに基づいて撮影を行っていますので問題ありません。しかし、駐車場の規模などを含めて、釣り人の集中により釣り場を荒らしてしまったり、地域住民の方々にもご迷惑をかけてしまうこともあるかもしれません。このあたりは常に配慮して行っています。
委員
それぞれの釣り場からは公表してほしいと言われていますか。
当社
出さないでほしいというところもあります。その場合は公表しません。
委員
それでもそのような指摘があるのですか。
当社
視聴者からのご意見として、自身が良く行く釣り場には来ないでほしいという意見かと思います。
当社
過去に新聞取材によって、渓流・源流域の釣り場が潰れてしまった事が何度もありました。現場からの「来てほしい」という意見との兼ね合いは永遠のテーマです。
委員
わかりました。
当社
次に「旬の釣り 水郷で魚と戯れる」において、遊魚規制の取締り対象場所で撒き餌釣りを行っているとのご指摘についてご審議願います。映像では2箇所で釣りを行っており、1箇所目は問題ない場所(ホソ)でしたが、2箇所目は規制場所(霞ヶ浦水系ドック)でした。ご指摘のとおり撒き餌をしてはいけない場所で気がつかずに撮影・放送を行ってしまいました。申し訳ございませんでした。
委員
河川によって各漁協にて漁業調整規則などの遊魚規制がかけられています。今回の場所では禁止内容になります。ちなみに映像では撒き餌の袋にいれていましたが、これを針にかけて行っていたら、禁止事項ではありません。
当社
そうですね。知識不足を反省しております。
委員
ドックの中が海区(霞ヶ浦は海区扱い)に入るか、という点は判断が難しい部分であると思います。
当社
規制内容については変更されているものもあるので、常に確認をしていきます。
委員
放送なので、駄目な部分は駄目にしていないといけないと思います。
当社
はい。ルールに則った釣りを放送したいと思います。
当社
次は「シーバス研究所」(シーバス=フッコ・スズキを対象にした番組)の取材直後に出演者のHPに寄せられたご意見についてご審議願います。事故のあった場所の為、放送は配慮いただきたいと地域の方からのご意見でした。出演者とも相談し、コンプライアンス上は問題のない場所でしたが、場所名は明かさずに放送をすることに致しました。放送後に改めてご意見はいただいておりません。
当社
大事件があった場所では基本的に撮影は行っておりません。後ほど、震災地域での取材についてご審議いただく予定ですので、そのときにまとめてご審議いただきたいと思います。
委員
わかりました。
当社
最後に、釣り禁止区域での釣り、不法設置のボート場を取材・放送したとのご指摘についてご審議願います。
当社
当社としては、積極的に番組として取り上げていくのはよろしくないと結論付けています。
委員
この場所に限らず、釣り禁止ではないがボート使用を禁止している場所であるところは多数ありますね。
当社
正しい釣り場での取材・放送を心掛けます。
委員
わかりました。
当社
その他、気になるご意見等はありましたでしょうか。
委員
「鮎釣りにおいて川の水深の深い所まで進んで釣りをしているシーンが危険。真似したりすれば事故発生に繋がります」とのご意見については、いかがですか?
当社
放送としては「危険ですので・・」というようなテロップは流していました。
委員
鮎釣りの醍醐味・文化の部分ですので良いのではないですか。本人の安全管理の一環だと思います。
当社
わかりました。当社としても、鮎釣り文化として引き続き放送していきたいと思います。
委員
事故が発生する危険はありませんか。
委員
なくはないと思いますが、相応の装備を整えて行うものです。
委員
では、そのようなことも含めて番組で放送することが良いのではないでしょうか。
当社
危険なのでライフジャケットを着用して釣りをしてはどうか、という意見もありますが、逆に危ないと思っています。
委員
着用のほうが危ないと思います。流されたほうが安全で、上級者は流され方も熟知しています。
当社
当社としては、鮎釣りの醍醐味として放送を続けたいと思います。
委員
良いかと思います。
当社
それでは、いただきましたご意見・ご審議内容を踏まえてこれからも番組作りをしていきたいと思います。
委員
状況はとても理解できました。取り組みを進めてください。

議案3 プレジャーボートの取り扱いについて

当社
続きまして、本日はオブザーバーの皆様にお越しいただきましてプレジャーボートの取り扱いについてご審議いただきたいと思います。
当社
プレジャーボートでの釣りについてご意見をお願いします。
委員
ローカルで遊漁船業者もなく、マイボートで行かないといけない釣りというのも、番組としてあって良いと思います。ただ、法制とかシステムの整備を何とかしないといけないと思います。
委員
当協会としてはメンバーや魚種を限定するなど、ルール・マナーを徹底し、漁師さんの釣りを邪魔しないようにやっています。
当社
明文化されていませんが、ルール・マナーはありますね。
委員
トローリングは引き釣りに分類され、ルールは各都道府県の条例で定まっています。このルールを知らない方が多くいます。
委員
法律だけではなくて昔からあるルールの中で事故を起こさないように潮の流れに沿って順番に、とやっている中に割って入ったりされて、気がつかずぶつかってしまう可能性もあります。そういうときは来た瞬間に船の向きを変えて逃げたりしています。
当社
ですから、番組で取り扱うのであれば、ルールを作る、発信する、マナーを伝えるなどしたら良いと思っています。プレジャーボートで釣りをする事は否定しませんが、お互いに安全に出来るよう、うまく伝えられる方法がないかな、と考えています。
当社
最低限でもボート協会・遊漁船協会など各協会との間で、ルールやお互いに啓蒙しましょうといった事を決められると良いと思うのですが。
委員
現状では、それがうまくつながらないのです。協議会を立ち上げても、代表者には伝わってもその先へ伝わらない。それをどうやって伝えていくかが課題だと思います。
委員
一番悩ましいところですね。東京都ではようやく進んできています。釣りビジョンなどマスコミで取り上げていくのであれば、漁業組合との話し合いの中で魚種などルールを決めていけるのではないでしょうか。啓蒙的な番組を作っていただくと、効果は非常に大きいかと思います。
当社
各地方のローカルルールがあるので、当社を中心に全国いっぺんに相手をするのは、無理だと思っています。提案ですが、番組審議会とは別にまずは東京湾で「プレジャーボート問題を考える会」のような話し合いの場を設けたいと考えますが、いかがでしょうか。
委員
不法係留も問題にあると思います。遊漁船業法や各都道府県の遊漁船規則すら知らないボート保有者が多くいます。啓蒙番組を含めて、浸透するにはものすごい時間がかかると思います。
委員
例えば、不法係留の船をなくしていくためにも、きちんとマリーナにおいた船だけしか出られないとか、マリーナではきちんと遊漁船の方々と同じ条件・ルール・マナーを徹底させる、などを進めないと駄目だと思います。
当社
まずは、こういうルールがある、ということを知らしめていかないといけないと思います。弊社番組は、おかげさまで470~480万世帯にご契約をいただいています。その中にはプレジャーボートで釣りを楽しまれている方もきっとご覧になっていると思うので、少しでもお役に立てる番組が出来ないかと、考えています。
当社
しかし、そういった方々に誤った解釈に取られてしまうような番組を作ってしまってはいけない、と思うので制作に悩んでいる状況です。浸透するまでには時間がかかるかと思いますので、実釣番組として行うにはまだ難しいかな、と思っています。
委員
国交省海事局でもミニボートの安全対策についてマニュアルやDVDなどを作っており、HP上にも載せています。機会があれば番組にも出演させていただき、啓発などしていきたいという話が出ています。
当社
では、まとめさせていただきますが、各協会ご協力の、マナー・ルールをまとめていただくための会を発足し、弊社情報番組内で啓蒙することから始めさせていただく、ということでよろしいでしょうか。まずは東京湾をテスト的に始めていきたいと思います。地方からも取り上げてほしい内容など各種ご意見が届くと思いますので、皆様にフィードバックさせていただこうと思います。皆様のお力を貸して頂きたくお願い致します。
委員
よいかと思います。よろしくお願いします。

議案4 その他(被災地に対する取材・番組制作について)

当社
次は、被災地に対する取材・番組制作についてご審議願います。
当社
現地の遊漁船業者からは、「是非行ってほしい」というご意見もいただいていますが、港周辺の風景であったり出荷制限がある魚があったりと、視聴者からのご意見をいただくであろう問題も多数あり、現在は制作を見合わせています。
当社
委員の皆様からのご意見はいかがでしょうか。
委員
悩みますね。
委員
以前、港の人に話を伺ったら、まだ全国から人を集めて対応できる状態ではない、というお話もありました。
委員
わたしは番組もやったほうがいいような気がします。現地で釣りをされている方はたくさんいます。しかし、番組として周囲を映すと瓦礫が広がっている現状を他府県の方が見たら、非難があるかもしれない。地元の人はやりたい、と思っているのでしょうけれど。
当社
おっしゃるとおり、「どうなんだ!」という意見が間違いなく来るだろうという予想もあります。
委員
釣り業者の立場からの話になりますが、やはり浜の活気がつく、という意味でやったほうがいいかなと思います。問題は、いつまで影響を引きずるか、という事です。ですが、少しずつでも何かやってあげなくては、と私は思います。社員食堂で産地のものを使ったメニューを仕立ててもらっていますが、社内でも反発される方もいらっしゃるので、すごく難しい問題だと思います。
当社
弊社では釣果情報などはHPに載せるようにしました。ですが、映像を流すというのは特別だと思っています。
委員
限定的にやってみたらどうでしょうか。
委員
沖釣りであれば遊魚船業として再開されているところがあると思いますが、そういうところはぜんぜん問題ないと私は思います。
当社
まだ出荷制限が解除されていない地区であるところもあり、実際に釣りをすると良く釣れます。それが口コミで広がっていて個人で行かれている、という現状だと思います。会社として復興の為に何か出来ないか、と考えると番組視聴だ、と思っています。しかし、放送される現場の状況・心情を考えると、実行に悩んでいる状況です。
委員
全面的に行ってしまうのはどうかと思いますが、「限定的ではありますが始めました」というような断りを入れながらであれば、もろに反対という事はないのではないでしょうか。
委員
最初に「復興の為」などの説明書きみたいなものは必要だと思います。
委員
イントロの話し方が大事だと思います。逆なでするようなものではないほうがよいでしょう。
当社
わかりました。では、テスト的にひとつ番組制作を進めてみます。
当社
長時間のご議論いただき、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。以上で番組審議委員会を終了致します。

終了時間:16:15

以上

2014年5月7日(水)番組審議委員会

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