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神奈川県久比里夫婦橋・山下丸「元祖カワハギ・エリアは暖冬で低活性期ながら20匹台突破も!」|オフショアマガジン | 釣りビジョン

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山下丸・神奈川県久比里夫婦橋

2016.4.8号

元祖カワハギ・エリアは暖冬で低活性期ながら20匹台突破も!

餌盗り上手ゆえに昔から競技性が高く、近年はハイクオリティな道具の開発でさらに人気が高まっているカワハギ。特に『山下丸』のある横須賀市・久比里の夫婦橋界隈は、カワハギ釣りの発祥地とも言われるだけに、一年中乗合船を出しているほどだ。それでもやはり、四季に合わせて釣果にムラができ、一番釣れない時期とされているのが実は今頃。しかし、今季は暖冬の影響で、深場にいながらも活性は上々。そこでカワハギ船担当のベテラン坂本司郎船長を直撃。

本来ならオデコも出る厳しい時期だが……

本来ならこの時期は水温が低く、また抱卵直前のためか活性が最低レベルの時。例年だと最悪オデコ(0匹)、トップでも7、8匹といった厳しい状況になる。しかし、今期は暖冬と言われているせいか、水深はやや深いながら活性はドン底ではない。その証拠にこのところ、頻繁にトップが20匹台のペース。これでは盛期の“チョイワル日”と変わらないレベルである。

「過去にはこの時期、船中数匹で納竿ということもありましたから。これだけ数が出てくれれば上出来でしょう。今は最低水温期を脱して、徐々に上がっていますから、今後もさらに期待できちゃうかもしれません」と船長。なお、ベラやトラギスなど“餌取り”クンは、しっかり低活性化してくれているというのも嬉しい。だからアタれば“本命”カワハギの確率が非常に高いのも好都合といえよう。

とはいえ、最盛期のように誰でも釣れる……というわけにはいかないの面白いところ。しっかりと状況を把握して、適切に攻め方を選んでいかないと、返り討ちに会う。言い換えれば、来る最盛期(秋~初冬)の数々の大会を見据えて、格好のトレーニングになる。全国大会を指向するバリバリのカワハギマンなら、是非とも攻略してほしい状況といえよう。

複雑な状況こそ腕の見せ所、トーナメンターは是非!

今季は3月上旬の最低水温を記録する時期から現在まで、水深は深くてもせいぜい30m前後。例年の厳寒期は40mもありえるから、この数字は特筆だ。ここで少し気になるのが竿の調子。

「浅場は軟らかめ、深場が硬めというのがカワハギ竿の基本です。浅い水深+元気カワハギには硬い竿だとケラレが多く、強引きを途中でため切れず、バレにも繋がってしまうことが多い。逆に深場+低活性で軟らかい竿だと、仕掛けへのアクションの伝わりかたが甘くなり、合わせもずれやすい。これは道糸が長くなって潮の影響を受け、僅かですが糸フケが出やすいため。現在のカワハギ釣りでは、このタイムラグは馬鹿にできません。しかし、現在の“低活性期ながら浅い水深”という状況は、このセオリーが当てはまらない場合もあるんですよ」と船長。

あの手この手で複雑な状況を攻略しよう!

実際、水深が浅い理由から軟らかめの竿を使っていた釣り人が、どうにも合わせが決まらず、すっぽ抜けてしまう。それで硬めの竿に替えたらバッチリ合ったという報告も。水深20mちょっとでの話だから、たしかに硬い竿を使うには抵抗があるのだが……逆に冬場のセオリーを守って最初に硬い竿を使った人は、バリバリにケラれてしまって、たまらず軟調子にして事なき得たということも。

ちなみにハリ選びによってもだいぶ釣果が分かれているが、中級者なら十分、対応できる範囲内。寒期は呑み込みが浅いから掛かり優先でハゲ系から始める人が多いと思うが、バレが続くようならセイゴ系のワンサイズ下など、いろいろ試してみよう。

結局、セオリーに当てはまらない複雑な状態ということだが、これはトーナメンターにとっては望むところ。この難しい状況の攻略こそ、明日の栄冠への第一歩では?

今回紹介した釣り船

神奈川県横須賀市久比里「山下丸」
〒239-0828神奈川県横須賀市久比里1-3-3
TEL: 046-842-8856
詳細情報(釣りビジョン)
山下丸ホームページ

船宿データ

カワハギ船は出船8時~15時沖上がり
(5月1日から出船7時30分~14時30分沖上がり)
乗船料金: 9,500円(税込、アサリ剥き身エサ付き)
殻付きアサリ付きは8,700円(税込)
予約乗合制で乗船前日の午後8時までに連絡

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