釣り船 魚英・兵庫県播磨灘明石港

2017.10.22号

タチウオパターン開幕! ジギングでメジロ・ブリ・サワラHIT!

表紙

明石海峡が秋の青物釣りで賑わっている。ジギングではタチウオパターンでメジロ(ワラサ)に80㎝からメーターオーバーのブリがまじり、ゲストでサワラの80㎝クラスもHIT!連日好釣果が出ている兵庫県明石港『釣り船 魚英』の魚谷直毅船長に聞いた。

今年はメジロが好調、ブリもまじる

 

ジギング船・魚英のシーズン到来ですね! 最近の様子を教えてください。

「そやなぁ、急に寒くなったけど、今年も青物ジギングのファンが逆に熱くなるシーズンになったなぁ。風が強く吹く時期になるけど、これからガンバッテ釣ってもらいたいね!  今年は今のところメジロが絶好調やな。ブリのメーターオーバーも上がったし、サワラも70㎝前後に90㎝クラスの大型も 出とる。サワラは美味しい高級魚やから、うれしいゲストやけどな。ブリクラスは日に1匹か2匹上がる日もあるよ。メジロは60~70㎝がメインで、1人3~4匹釣る人もおるし、これにハマチがいい人で7~8匹まじるといった感じかな」

 
メジロの良型に大満足

どんなジグで釣れてますか? 船長おすすめのジグを教えてください。

「明石海峡のこの時期の青物はタチウオを捕食していることが多いので、“タチウオパターン”と呼ばれる釣り方が主流になります。タチウオ以外の小魚やイカを食べとる魚もいるので、いろんなジグを試してみてもエエんやけど、やっぱり釣れるのはシルバーロングジグかな。明石海峡は潮が速いから軽いジグでは底が取りにくい。250~350gがエエと思う。400gでもエエよ。 メジロもブリもサワラも同じようなポイントで釣れたりします。底の起伏が激しい岩場もあれば、起伏が緩やかな砂地のところもあります。根掛かりが少ない所はジグの上と下にアシストフックを付けるのがおすすめ。サワラ対策にもなるしね。逆に根掛かりするところはアシストフックは上だけにする方が無難かな。アシストフックのサイズは3/0か4/0。根掛かりやサワラにPEやリーダーを切られることもあるのでシルバーロングジグは最低でも5、6本は用意しといたほうがいいかも。シルバーにホログラム入りとか、アバロンシルバーのジグもいいと思うよ」 。

やったねブリ級ヒット!

ロッドはどれくらいのものを用意したらいいですか?

「初心者の方ならロッドは6~7ftのジギングロッド。あまりにも軟らかすぎるロッドは重いジグの時、アクションが伝わらないのでよくないかも(逆にその方がよい時もあったりするんやけど)。ジグウエイトは160~200gのものがおすすめかな。レンタルロッドは2000円で借りられるので、こちらを利用されてもいいですよ。レンタルロッドでバンバン釣ってる人も実際いるからね。この前もメジロを2、3匹釣った人もいらっしゃったしね。この釣りは激しいシャクリはあまり必要ないので、女性や72歳の男性もメジロを釣り上げていますよ。力の弱い人でもチャンスがあるというわけです」 。

シャクリはワンピッチでOK!激しいシャクリ不要

青物のパワーはやっぱり楽しい!

激しいシャクリは不要ということですが、どんな釣り方をすればいい?

「メジロ・ブリ・サワラは上の方で食うことは少なく、どちらかといえば中層~底でHITすることが多いんです。ジグを追いかけてきて上の方でHITするときは『底から15~20m巻いて』という指示を出します。底から5mまででHITすることが多い場合は、その水深を中心に狙うとHITの確率が上がる。ドラグはブリの10kgクラスがHITすることを想定して設定しておいてくださいね。緩めの方が無難やと思うよ。

メジロクラス連発~

シャクリ方はワンピッチでOK。速く巻かなアカンとか、特殊なシャクリをせんとアカンということはありません。難しいことはないので、心配しなくて大丈夫。 潮が速いときは、底まで落として巻いて、落として巻いてを繰り返しているとボケてきて、底が取りにくくなるので、水深が30~40mなのにラインが50~60m出ているときは巻き上げて底を取り直すこと。ラインのマーカーを見ながら、ラインの出方を知った上で底取りしてください。底を引きずるイメージだと魚は釣れません。ジグが底に着いたらさっと上げてシャクリの動作に入る。この瞬間に魚が食ってくることが多い。底取り勝負! 」

反応があっても釣れないときの奥の手とは?

反応があるのに釣れないことがよくありますが、なにかいい手はありませんか?

「うんうん、よくあるパターンやな。船長が一番苦しむパターンやな。魚群探知機には真っ赤に反応が出てるのに誰のロッドも曲がらない―というような場合は、100gのジグでも底が取れるような緩い流れの潮の時でも、シルエットの大きいジグに魚が反応することもあるので、魚が好むようなら長い重たいジグを使ってみるのも手。それに“タチウオパターン”と言ってもシルバー系以外のジグを試してみるのも手やな。

うれしいゲスト、サワラももっか好況

ジグをチェンジしてもダメなら、ロッドをチェンジしてみるのも手。そのためには調子の違うロッドを何本か用意しとかなアカンけど、ロッドが変わるとアクションも変わるしアタリの出方も変わるので、案外これで沈黙の突破口を切り開くことができることもあるのでやってみたらいいと思う。

潮が速い明石海峡大橋では重めのジグを駆使しよう

最後に、今年はメジロが多いからジギングはちょっと…と思っている人も思い切ってぜひチャレンジしてみてください! 『魚英』では釣り座は船長が決めさせてもらっています。予約の時点で、やったことがない人は前もってそのことを言っといてもらえば、船長の目の届く釣り座で釣っていただくこともできます。ライフジャケットは無料でレンタルしています。レンタルタックルもありますし、ジグやアシストフックも朝の受け付けの時に販売しています。寒くなってきたので、防寒対策もお願いします。では、ご乗船をお待ちしています!」

※料金等は取材当時のものとなります。出船時間や料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては釣り船までお問い合わせください。