東京から車で約2時間半!大自然の中での「紅葉狩り」
上野村は東京から車で約2時間半。上信越自動車道の下仁田ICを降りて、整備された下道を約30分ほど走ると村の中心部にたどり着く。11月上旬になると、村のシンボル的な存在でもある関東一の清流「神流川」の周囲には紅葉した木々が立ち並び、秋らしい風情ある景色が楽しめる。
紅葉の見ごろは年によって前後するものの、10月下旬から11月中旬あたりまで。山間部に位置する上野村は、朝と夕方の時間帯は場所により陰になってしまうため、紅葉狩りを楽しみたい場合は正午ごろがおすすめだ。山全体に光が当たり、とても鮮やかな紅葉を見ることができる。
この時期だからこそ楽しめる!ハコスチが放流される神流川の「冬季釣り場」
全国的に渓流釣りと言えば、10月以降は禁漁になる河川がほとんどだが、上野村漁協では、10月中旬ごろから2月まで限定区間にて冬季釣り場を解放している。冬場に渓流釣りが楽しめることはもちろん、通称「ハコスチ」と呼ばれる遊漁に開発されたニジマスが狙えるところも大きな魅力。群馬県の水産試験場で生まれた「ハコスチ」は、遊漁用とあって豪快なジャンプと引きの強さで釣り人を魅了。リピーターも急増中だ。川底が見えるほど水質抜群なのでハコスチの姿を確認しながらのサイトフィッシングも楽しめる!
番組では、ルアーやフライに喰らいつく瞬間や豪快なジャンプを収録。ハコスチ釣りの面白さを体感できるだろう。また、この時期は繁殖期にあたるため、オスの魚体は鮮やかな紅色(婚姻色)に色づき、非常に美しい。
元SKE48の加藤るみがハコスチを見事にキャッチ!『渓流ギャラリー 冬もホッとな上野村!ルアー&フライ』の動画はこちら!
キャッチ&リリースエリアで釣りをする時の注意点とルール
冬季ハコスチ釣り場は全エリアがキャッチ&リリースとなる。そのため、釣った魚は持ち出し禁止。生きたまま逃がす前提で魚をできる限り弱らせない配慮が大切だ。上野村漁協では、釣り人に以下のルールの遵守をお願いしている。
1. 全区間キャッチ&リリースのため、魚は生きたまま逃がすこと
2. 魚の持ち込み、持ち帰りは禁止
3. 引掛け釣りの禁止
4. 針を飲まれた場合は無理やり取ろうとせず、糸を切って速やかに逃がすこと
5. トレブルフックの禁止
6. エサ釣りの禁止(ワームも含む)
7. ドロッパー・トレーラーの禁止
8. バーブレスフック(カエシのない針)を使用すること
9. 写真撮影時、魚は陸に上げないこと
10. 魚を触る際は十分に手を冷やすこと(※魚のエラに手を入れないように注意すること)
また、冬季ハコスチ釣り場にはフライフィッシングとルアーフィッシングの人たちが混在している。みんなで気持ち良く釣りをするためにも隣同士での声掛けやお互いの釣りを理解して適切な距離感で釣りを楽しもう。
福島和可菜&岡田万里奈が神流川でフライフィッシングを満喫!『ワカマリ上野村トリップ!』の動画はこちら!
釣りだけじゃない!自然豊かな上野村でのグランピング
上野村で宿泊をする際はホテルや旅館なども良いが、「まほーばの森」にあるグランピング施設もおすすめだ。木立に囲まれた静かな場所で眼下には上野村を一望でき、大自然の中でゆっくりした時間を過ごせる。夕食には上野村の特産品でもある猪豚のお肉やソーセージを使ったBBQを楽しめる。また、天気の良い夜には満天の星が頭上に広がり、まるで自然のプラネタリウムを眺めているような体験ができる。
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施設等情報
・遊漁期間:10月下旬~2月下旬
・遊漁料金:大人2000円、女性1500円、中学生300円、小学生以下無料 ※年兼保持者割引もあり
※フィッシュパスにて、スマホを利用した電子遊漁券の購入が可能。
https://www.fishpass.co.jp/news/ 上野村漁業協同組合のHP
施設等関連情報
※料金等は取材当時のものとなります。料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては各施設等にお問い合わせください。