2025年06月24日公開

磯釣りメインで活動している私も、酷暑は日中の釣りを避けて、ナイトシーバスに繰り出すこともある。今回紹介するのは、私の地元・鹿児島県で活躍する小原暁彦という釣り人である。彼は、シーバスをメインとし、年間釣行回数は、なんと驚異の300日ときた。悪天候で厳しい状況の中、大胆かつ緻密な攻めでロコの意地を見せてくれたのだ。
悪天候の中、得意とするナイトシーバスの釣りを披露!
今回紹介するのは、釣りビジョンVODで視聴した「『シーバス無双』というシリーズで、私の地元でもある鹿児島でロケが行われた回だ。普段、磯釣りメインで釣りを楽しんでいるが、夏場は日中の酷暑を避けるようにして、夜中にシーバスルアーを楽しむこともある。それゆえ、テーマ&タイトルから非常に興味を持った次第である。
番組の主人公は、小原暁彦さん。こばっちの愛称で親しまれ、地元でも名の知れたエキスパートだ。番組の中で、彼は「ガボッツ90(BlueBlue)」というルアーを多用しているが、こばっちと言えば「ガボッツ」というイメージもある。世間的にも言わずとしれた名作であり、私の愛用ルアーでもある。
「ガボッツ90」というチョイスは、おおよそロケの時期によく見られるベイト『ハク』や『稚鮎』に合わせたルアーチョイスであろう。強風ながらも小型ルアーのガボッツ90を岸壁ギリギリへ難なくキャストするシーンからも小原さんの経験値の高さが伺えた。
マイクロベイトに対するビッグプラグというチョイス
ロケ当日は春の嵐。当然ながら厳しい状況が続くのだが、移動の末にベイトとなる大量のハクが集まるポイントにたどり着いた。と、ここで小原さんがチョイスし大型プラグ「ガボッツ150(BlueBlue)」。マイクロベイトであるハクに対して、150mmのプラグというチョイス。額面通りにいくのであれば、大き目のベイトを捕食している魚がターゲットになるプラグになるが、この強気なセレクトが奏功し、待望のバイトを引き出すことに成功する!しかしながらキャッチまでは至らず…。オープニングで村岡昌憲さんが指摘していた〝カメラで撮影されている時の緊張感〟の仕業か!?
これはもう本命の釣果なしで終わってしまうのか…!?と思われたが、小原さんはやり遂げた。自分の釣り、そして愛用の「ガボッツ150」を信じて投げ続けた末に、本命をキャッチすることに成功したのだ。まさに感極まる1本!であった。
小原暁彦さんが、大胆かつ緻密な攻めで“トップ&サーフェイス”の釣りを組み立てる「『シーバス無双』10鹿児島県鹿児島湾」は、シーバスビギナーからエキスパートまで誰しも楽しめる、必見の内容である。
この記事を書いたライター
釣りビジョンVOD
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