【釣りフェス2024超速報!】 ついにベールを脱いだ!待望の新生セルテート(DAIWA)!!

今季のダイワ、大注目のNEWアイテムが、5年振りのモデルチェンジを果たしたセルテートだ。タフさと剛性を追求し続けるセルテートにも、次世代スピニングリールの設計思想である『エアドライブデザイン』を搭載。NEW セルテートは、どのような進化を遂げたのか?

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タフでなければセルテートではない。ただしタフなだけのセルテートでもない!

ダイワのタフ系スピニングリールの代名詞として人気の高いセルテートが誕生20周年を迎え、5年振りのモデルチェンジを果たした。「強さと同時に回転性や快適性を手に入れたリールの完成形」というのがNEWセルテートの正体のようだ。

担当者「強さの面ではタフデジギアに加え、特殊表面処理を施したドライブギアに変更することでギアの表面硬度を向上させました。そのため瞬発的な負荷によるギアへのダメージが軽減。また、ハンドル軸に新形状のウォータープルーフハンドルシール(防水パッキン)を採用することで、防水性も以前のモデルより向上しています」

そして、当然とも言えるが、NEWモデルには次世代スピニングリールの設計思想である『エアドライブデザイン』を採用。『エアドライブデザイン』を構成する4つのテクノロジー【エアドライブベール】【エアドライブスプール】【エアドライブローター】【エアドライブシャフト】のすべてが搭載されたことによって、NEWセルテートは『強さ』だけでなく『軽快な操作性』をも手に入れたのだ。

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セルテートLT4000-CXH(DAIWA)SPEC:自重=235g。標準糸巻量=ナイロン12lb-150m、PE1.5号-200m。ギア比=6.2。巻き取り長さ=99cm/ハンドル1回転。最大ドラグ力=12kg。ボール/ローラーベアリング数=10/1。モデル数:全15モデル。税込価格=64,460円。(2024年2月発売予定)。 ©宮崎紀幸
ハンドル軸には新設計のウォータープルーフハンドルシールを装着。防水性の高いパッキン形状に改良。ボディ内部への水の浸入を防ぐ。 ©宮崎紀幸
釣りフェスティバル会場では19セルテートとNEWセルテートの主な変更点を展示。『エアドライブデザイン』の搭載とタフデジギアの特殊表面処理などを比較。 ©宮崎紀幸

セルテートが手に入れた快適な操作性〝潮目の変化も手感度としてとらえられる!〟

アルミ製のフルメタルモノコックボディに特殊表面処理で表面硬度を高めたドライブギア、そして防水性の向上。質実剛健を追求するセルテートならではのさらなる進化を遂げ、タフさは従来よりもアップしている。しかし、それだけで終わらないのがNEWセルテート。そこに快適な操作性も付加させているという。

担当者「簡単に言うと、フロント部分のローター、ベール、スプールを軽くすることで、持ち重りのしない操作性の高い釣りが可能となりました。そこに寄与しているのが『エアドライブデザイン』です。前作のセルテートのローターも剛性が高く好評だったのですが【エアドライブローター】を取り入れることで非常に軽い巻き出しと操作性を得ました。また、球体から切り出したような独特な形状の【エアドライブローター】は非常に効率のよいローターで、同じ強さなら、より軽く作れるといったメリットもあります。これによって操作性や巻き感度が格段に向上。例えばソルトのルアーフィッシングなら、潮目の変化なども手感度としてとらえやすくなります。これが【エアドライブローター】の恩恵です」

球体から切り出したかのようなデザインの[エアドライブローター]。剛性のみならず、軽量化も向上。そして低慣性のため非常に軽くスムーズな巻き出しを実現。操作性が高くなり、高感度化にも貢献。 ©宮崎紀幸
会場ではNEWセルテートと前作である19セルテートのバランスの違いの確認や巻き心地の比較体験もできた。手前がNEWセルテートで奥が19セルテート。比べてみると巻き心地に差があることがわかる。たしかに違う! ©宮崎紀幸

19セルテートにはなかった低番手モデルもラインナップ

これまで同様、ときに強引なファイトが必要とされるシーバスやサーフの釣りにおいて、3000~4000番クラスが高い支持を得ることは想像に難くないが、NEWセルテートには2000番クラスの低番手もラインナップされているところにも注目したい。

担当者「タフさが身上のリールなので、繊細さが重要視される小型モデルを前作では設定していませんでした。でも、メバルを筆頭としたライトソルトやトラウト志向のお客様から2000番クラスを要望する声も多かったんです。また、これまでは『セルテートって、タフだけどそれなりに重いリールだよね』というイメージを持たれる方が多かったのも事実。でも、NEWセルテートはフィネスカスタムの2000Sで170g。同じくフィネスカスタムの2500Sで175gに仕上げています。なのでセルテートも全然、重くないんです!」

個人的には渓流トラウト用にFC LT2000S-Hと大型トラウト&シーバス用のLT4000-CXHが気になるところ。NEWセルテートが、ライトゲーム、ソルト、トラウト、そしてライトジギングまで、あらゆるアングラーの注目の的になることは間違いないだろう。

ライトゲームやトラウト系ユーザーの要望に応えNEWセルテートでは2000番モデルも復活。写真はFC LT2000S-P。 ©宮崎紀幸
ダイワ担当者が手にするのはEVAのラウンドライトノブやカーボンワッシャーATDを採用したLT5000D。「EXISTとエアリティにはない、ノーマルの5000番があるのもセルテートならではです」。 ©宮崎紀幸

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この記事を書いたライター

宮崎 紀幸 東京は多摩川のほとりに住まうフリーランスライター。
地元・多摩川での釣り&野外活動を楽しみつつ、自身でもトラウトやシーバスなどのルアーフィッシングを嗜む。冬はカワハギ釣りにも熱くなる!

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