2026年03月05日公開
アジングの奥深さを追求する釣りビジョンの番組『青色アジング』。釣具メーカー「クリアブルー」代表でもある本岡利將が、全国各地のフィールドを独自の理論で切り開いていく。今回の舞台は、熊本県・天草諸島のひとつ「御所浦島」。静寂に包まれた冬の海でナイトアジングに挑む。しかし、ロケ当日(1月下旬)は、奇しくも数年に一度といわれる〝最長最強〟寒波が日本列島を直撃する予報が出ていた。冷え込みと荒天が予想される中、本岡はどのようにフィールドを読み解き、アジを引き出していくのか?
荒天ばかりのロケ、お祓いに行くべきか
ロケの1週間前、週刊天気予報が出たタイミングで本岡から連絡が。
本岡「北西風が強い予報で、風裏の東面の漁港も候補地で考えていますが、この風はちょっと厳しいかもしれません」
えっ!またですか??本岡さん!?
この季節、寒波で思うようにロケができないことも多い釣りビジョン撮影班。ロケ日程やロケ地の変更は、〝あるある〟ではあるのだが、『青色アジング』は前回も、急遽ロケ地を変更をしており、他番組と比べてロケの前倒しや大幅変更などが多いのだ。これはもう日頃の行いか、もしくは何か良くないものが取り憑いているのかもしれない。今度、本岡と2人でお祓いに行こうと思う。(笑)
恐竜の島でアジング
アジング仲間に情報をもらったり、事前に下見を行い、「なんとか釣りはできそう」と判断。他にスケジュール確保が難しいとの事情もあり、寒波の中、ロケを敢行した。ロケ地は、熊本県・天草市の御所浦島(ごしょうらじま)。肉食恐竜の化石が多く見つかっており、〝恐竜の島〟として有名な島だ。フェリーを降りてすぐの「天草市立御所浦恐竜の島博物館」で番組オープニングを撮影し、ロケスタート。
島の北側にある「前島」との間の水道を狙える堤防から釣り始める。眼の前の前島と、堤防横に暴風壁のおかげで、「ホントに風強いの?」と疑ってしまうほど風がない。アジングはもちろん、風の影響を受けやすい釣りは、風裏を見つけることが大切なポイントとなる。今回は、
・ぐるっと1周できる島であったこと
・北西風をかわすことができる島の東側に堤防があったこと
・北面でも風をかわせる釣り座があったこと
これらの要因が重なったことで、なんとか番組を成立させることができた。
スプリットショットリグ、シンカーの使い分け
2ヵ所目のポイントは、漁港の入口付近を遠投して狙うため、スプリットショットリグを使用した。スプリットショットリグのシンカーは、クリアブルー「TGパラソルシンカー」の1.5gでスタートし、途中で1gに変更した。実はロケ直前、クリアブルーの公式インスタグラムで〝アジングに関する質問を募集、番組内で質問にお答えします〟と投稿。質問の中に、ちょうど
「スプリットショットリグ用シンカーの1gと1.5gの使い方を教えてください」
との質問があり、詳しく回答してもらうことができた。質問をくださった視聴者さま、ありがとうございました。今後も質問を受け付けていますのでどしどしご応募ください。
お客さんの声で誕生したワーム
そして、スプリットショットリグでも使用したプロトタイプのワーム。こちらはなんと、お客さんの要望で誕生したそうだ。「(ワームの)名前は〝ミゾーン〟に決定」と番組内でお伝えしたが、その後、追加情報が出ていないか電話で聞いてみた。
本岡「浅いリブが微振動系アクションでアピールしてくれる〝ミゾーン〟2インチは、4月中旬の発売予定です。サイドに深い溝を掘り、柔らかく曲がりやすい〝ミゾーン〟は表面積も増え、軽いジグ単でも存在感アップ!カラーは、8色展開+アソートになります」
カラーラインナップは、チーかま・マズメスター・狂ったみかん・アミライム・うすぶどう・イカの刺身・朝どれ生シラス・アミピンクの8色。どれも面白くて直感的に想像できるため、覚えやすい。
最終ポイントで、まさかのタチウオ
サイズアップを目指し、やってきた最終ポイント。上げ潮で入ってくるアジを狙ったのだが、釣れたのはまさかのタチウオ。
本岡「タチウオが入ってくると厳しい」
と言っていたので、これで万事休す。ロケ終了かと天を仰いだが、この日の本岡は違っていた。その姿は、ぜひ動画で視聴してほしい。最後に視聴者の皆さんへ一言いただいた。
本岡「この季節は、止める事を意識してみてください!寒い状況では、無意識のうちに早いリトリーブや雑なアクションになりがちです。十分な防寒対策や装備であれば、落ち着いて誘うことができます。私は意識的に首元を温めるようにしています。首が冷えてしまうと、肩にも力が入ってしまいますからね!それと、海水温の観点で見ると、〝21時〟を目安に釣行しています。暖かい日の〝21時〟までは、比較的喰いが良く、水温が冷えだす〝21時〟以降は、アジを誘うアクションを変えて、スローに誘うことを意識的に行なっています。寒さが落ち着いてきた頃には、産卵を意識した大型のアジも入り、荒喰い、産卵パターンなど、楽しい季節になってきますので、ぜひフィールドへ出かけてみてください。」
これからの季節も『青色アジング』から目が離せない!
この記事を書いたライター
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