初の香川での竿出しはベイトが全く見えず苦戦!
初の竿出しとなった香川県。当日は青空が広がりこの上ない釣り日和。さすが晴れの日が多いと言われる香川県!さてさて、どこで竿を出そうか?先ずは釣具店で情報収集!釣り場が近いとの事で仁尾地区方面へと車を走らせた。
近くには、以前から訪れてみたかった「日本のウユニ塩湖」と言われる父母ヶ浜があった。干潮時の風の無い時間がベストタイミングとなり、まさに“天空の鏡”となるとの事だった。ちょうど朝の時間が干潮になる事もあり、ちょっと釣りの前に寄り道。父母ヶ浜は美しいビーチが広がり、海岸にはおしゃれなカフェなども並んでいる素敵な場所であった。
写真撮影を終え、いざ釣り場チェックへ!仁尾地区には多くの釣り場が点在していた。しかし何処のポイントを周っても、こんなに釣り日和だって言うのに釣り人が少ない…。お会いした釣り人に話を聞くと皆、苦戦中との事。釣り物はクロダイやキスの釣り人がほとんどであった。この時期にキスかぁ~、想定外だった。
何処の海を覗いてもベイトの姿も見られなかった。11月頃には、アジやイワシの群れが見られ、青物が入って来ていたそうだ。さ~てどうしたものか…。とりあえずポイントを決め、少しでも可能性のあるキスを狙ってみよう。砂地のポイントを選び、車の中から探し出したキス仕掛けと、ワンチャン狙いの活き餌泳がせでヒラメを狙うことにした。
キス仕掛けには小さな当たりはあるもののヒットせず…。活き餌にも異常なし、の時間が続いた。これはいかん!しかしランガンしながら竿を出すも、餌取りばかりと厳しい初日となった。
大きく移動し、高知県久礼へ!
前日の撃沈から今日は何としても魚の顔が見たい!大きく移動して高知県久礼へ。ここは訪れる前に青物が入り始めたとの情報があった場所なのだが…いかに?
釣り場に着くと釣り人の姿もチラホラ。帰り支度をする釣り人に話を聞けば、まだ夜が明けぬ暗い時間にポツポツとカツオが上がったそうだ。しかし、今朝はカンパチやヒラマサは姿を現さなかったとの事。今回の釣行には、青物を釣る気満々で竿や仕掛けをバッチリ用意したのだが…贅沢は言いません(笑)どうか今日はお魚さんの顔を見せてください!と切に願いながら釣りの準備を始めた。
今日も活き餌戦法で一発大物狙いと、久礼にはどんな魚達がいるのか調査も兼ね、お得意の虫ヘッドにイソメを付けてのスタート。が、ここで問題が!海を覗けばどこもかしこもフグフグフグ!後に聞いた話では、今年はフグが異常な数だとの事…。いかにしてこやつを交わすかが第一関門である。何とも活性の高いフグ達!少しでも水面に変化があれば何処からともなく無数のフグが集まって来てしまう。ここで生き餌はなるべく遠投し沖で。虫ヘッドは号数をあげ、なるべく早く海底に落とす作戦へ。
するとガツガツ!お久しぶりの反応!うれし~さあ~上がって来たのは小さなハタ!とりあえずこの作戦でフグの攻撃はかわせそうである。ここから当たりは途切れる事なく怒涛のガシララッシュ!型は小さめながらもよ~釣れます!あっという間にツ抜け!
そうこうしていると海面に変化が!あれだけフグまみれだった海に何やら赤い影が無数に現れた。正体が知りたい!狙いを赤い魚へ!速攻で釣れて来たのは小さなタイ!チャリコである。こちらも無限ラッシュ!たまに型の良いものも上がってきた。何処にいたのか?あっという間に海はタイだらけとなった。近くでサビキ釣りをしていた少年もダブル!トリプルヒット!「やったね~!」と声をかけると満面の笑みを見せてくれた!
活き餌の泳がせはと言うと…今日も異常なし!(笑)
でもいつか来るかもしれない大物に思いを馳せ、ウキを眺める時間は何とも楽しい時間であった!今日も南国土佐の風は暖かくゆっくりとした時間が流れていた。
ポイント選びとタイミング!確実に大物はいる!
今回の釣行では青物などの大物には出会えなかったが、後に隣のポイントではブリクラスが出たよ!高知県東部ではアジが凄かったよ!などの声も聞かれた。青物の狙い目は夜明け!アジは夕マヅメから。日によって青物も訪れる場所は変化しているが、高知県西部ではあちらこちらで青物情報があった。
短い旅の中で場所を当て、タイミング良く狙うと言うのは中々難しい事だが、確実に大物は姿を現し始めている!この魚影豊富な高知県には、西から東まで一発大物の夢のある釣り場が点在している。そんな釣り場を後にし、愛媛へと車を走らせた。
施設等情報
施設等関連情報
瀬戸中央自動車道→坂出JCTを松山道→三豊鳥坂ICから約20分
「久礼」
高知自動車道中土佐ICから→R56 約5分
※料金等は取材当時のものとなります。料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては各施設等にお問い合わせください。