釣ったウナギを自宅の魚焼きグリルで蒲焼きにしたら、旨いのか?

今年の秋は、仲間内でウナギ釣りが大ブームとなり、俺自身、何度荒川まで釣りに行ったことだろう? 先月記事(東京・荒川のウナギ釣りと、エレクトリカルパレード)にしたのも記憶に新しい。釣ったウナギは、しばらく泥を吐かせてから食べるのだが、ウナギはほかの魚と違って調理が大変だった。そして肝心の味はどうだった?

淡水

荒川の江戸前ウナギが、電気式の魚焼きグリルで絶品うな丼に変身!

まず、生きたままさばくのがウナギの基本なのだけれど、大暴れするウナギをさばくのは素人には到底無理。だから、冷凍庫に1時間くらい入れて、仮死状態にしてからさばくのが常道だ。もたもたしていると、だんだん蘇生して逃げられたりするので要注意。俺も台所で生き返ったウナギに逃げられて大捕り物になった。
さばいたら串を打ち、いよいよ焼くのだけど、本来は炭で焼きたい。でも、とりあえずは、家にある電気式の「魚焼きグリル」で焼いてみた。まずはたれをつけずに白焼きに。そして、一度蒸してから、たれに漬けて蒲焼き開始! たまにふたを開けて、ひっくり返したりハケを使ってたれを塗ったりを繰り返すと、えも言われぬいい匂いが厨房に充満してきた。そして、表面に適度な焦げができたら完成!
たれを染みこませたご飯の上にのせて、さんしょうをまぶすと……これ、いけるじゃん!表面を焦がしたのが良かったのか? いわゆる生臭さは感じないし、鼻に抜ける香ばしい匂いはスーパーのウナギにはないテイスト。お店で食べるウナギだ!
魚焼きグリル、魚がうまく焼けるから愛用しているけど、ウナギにもオススメです。でも、先日仲間うちで釣ったウナギを神田のウナギ居酒屋に持ち寄って、「ウナパー」ことウナギパーティーを開催。さすがにプロが焼いたウナギのほうが数段旨かったね。そりゃそうだ。

ジッパー付きフリーザーバッグに入れて、1時間弱冷凍庫に入れると、ウナギは仮死状態になる。
さばいた身は串を打ち、電気式の魚焼きグリル(山善製)で、まずは白焼きに。
蒲焼きにする前に、一度蒸して、身をふわりとさせる。
たれを塗りつつ、魚焼きグリルで蒲焼きにする。たれはスーパーで買ってきた蒲焼きのたれ。
完成! 荒川で釣った江戸前ウナギは、自分で焼いても想像以上に旨かった!
これは神田の名店で蒲焼きにした荒川のウナギ。さすがに数段旨かった(当然)。いずれにせよ、江戸前のウナギは旨い!

施設等関連情報

※料金等は取材当時のものとなります。料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては各施設等にお問い合わせください。

この記事を書いたライター

横沢 鉄平 フリーライター。ライフワークはバスフィッシングだが、ワカサギから世界の怪魚まで、すべての釣りを愛する男。ロッド&リールの「三匹が行く」、ルアーマガジンの「ドラマチックハンター」など、長期連載企画での出演経験も多数。キャンプ用品の「ヨコザワテッパン」考案者でもある。
YouTubeチャンネル「ヨコテツ」も、ささやかに継続中だ。

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