フリーゲーム(シマノ)
私の好きな堤防釣り!今日と言う日に何が釣れるのかが分からない。だからこそドキドキワクワクの堤防釣り。多種多様の魚を相手にするからこそ道具や仕掛けに迷ってしまう事はないだろうか?私が常々思うのは「万能竿ください」であった(笑)そして今回釣りフェスで発見してしまったのが、このシマノさんから4月発売予定の新製品!「FREEGAME(フリーゲーム)」である。全7モデル。フリーゲームとしては2代目の商品となる。1代目のカラーが黒×金とかっちりしたイメージのものから、柔らかいブルーのカラーに。スタッフの方によれば、「釣りをもっと気軽に!」と言うことから、ラフな印象の商品にしたとの事であった。本格派からファミリーでの釣りにももってこいの商品とのことだ。堤防釣りでは欠かせぬサビキ釣りから、フカセ、ジグやルアー、エギまでもカバーすると言うではないか。そしてこの竿は、振り出し竿となっており、とてもコンパクトになる。ラインを通したまま収納しておけばいつでも、どこでもサッと釣りができてしまうのだ。ザックに積み込み旅行にだって気軽に持って行けてしまう。今までにもモバイルロッドなどはあったがどこか強度など心もとないものが多かった。だか、このロッドを実際に手にさせて頂いた印象は今までのものとは一味違う!上級ロッドと変わらぬしっかり感であった。正直、あまりのしっかり感に、最初は振り出し竿だとは思わなかった。
2代目の「フリーゲーム」にはMLという万能モデルが豊富にラインアップされている。先調子気味で柔らかめな竿ながら、エギなども扱えるとあってシャキッと感も持ち合わせている。スタッフの方によれば全モデルの中、迷ったらちょうど真ん中に位置するS86MLがオススメとのことだ。「そうそう!これだよこれ!」私も皆も待ち望んでいたであろう「しっかり万能竿」ここにあり!隣にいた親子がこの竿を手にし、説明を受けていた。すると少年が「お父さん!この竿見つけてラッキーだったね!」と目を輝かせていた。私は思わず少年とハイッタチをしてしまいそうになった(笑)この少年の目の輝きこそが、この竿の素晴らしさを語る上で一番の答えではないだろうか。
エギ王K 10周年記念限定モデル(ヤマシタ)
「スレたイカも釣れる!」ここ最近エギングにハマっている初心者の私の耳にも入ってくる噂のエギ。それがヤマシタさんの「エギ王K」。エギンガーであれば誰しも一度は耳にした事のあるエギであろう。魚でもイカでも活性の良い時は多少雑な釣りであっても釣果を得ることが出来るだろう。釣りをしていて他人との釣果の差が出るのは低活性時だ。このシビアな状況をいかに打破出来るかが鍵となる。シビアな時にチャンスを得ることが出来る手助けをしてくれると言うのがこの低活性攻略モデル「エギ王K」である。なんと心強いアイテムだろうか。
「エギ王K」は今年10周年を迎えた。そこで10周年を記念し、限定モデルが発売される。全2色。初のクリアカラーとなると言う。トークショーにサイン会と大忙しのヤマシタエギングマイスターである川上英佑さんにお話を伺った。この限定エギ王Kは派手なアクションを抑えるクリアボディーを搭載し、釣りにくい時にこそ使って欲しいエギとの事だ。スレたイカを誘惑するその効果については、是非とも手にして、使って頂ければわかるというお話だった。クリアボディーの中にはインナーシート(ホログラム)が装着されている。川上さんがエギを光にかざしその輝きを見せてくれた。なんとも艶かしく、美しく優しい輝きであった。この輝きは本物の魚の煌めきに実に近しいとの事だ。クリアボディーであるが故、インナーシートの効果を発揮するという。イカ釣りといえば暗い時に釣るというイメージが強いだろう。しかしこちらの商品は最も釣りづらくシビアな時間でもある日中の澄んだ潮の時に、最も力を発揮すると言う。安定したフォール、そして無駄にダートしないようアピール力を抑え、クリアボディーを武器にエギを周囲に溶け込ませる。”あと一投をチャンスに変える”と言うこのアイテム。問いたい!このアイテムを持たずしてあなたはフィールドへ向かうだろうか?私は”あと1投のチャンスを掴みたい!”必ずやこの「エギ王K」をポケットに忍ばせ出かけるであろう。
陸っぱり用水深測定器 ダイブサイン(サニー)
この卵型のものはなんぞや?!サニー商事さんのブースでは一際人だかりができている商品があった。用意された水槽にはフカセ仕掛けが投入されていた。一見普通の仕掛けに見えるがウキの上に何やら見慣れぬ卵型の何かが付いていた・・・。早速スタッフさんに声を掛けこの正体を探るべくお話を伺った。「よ~く見ていてくださいよ~」と実際に使い方を見せていただいた。ただオモリを付けて、仕掛けを投入するだけ!そして仕掛けを回収すると・・・驚きの光景が!「ね!簡単でしょ?」と。
この商品は陸っぱり用で、なんと1発で水深が測れてしまうと言う画期的商品であった。その名は「ダイブサイン(DiveSign)」。構造は至ってシンプルなものであった。「ダイブサイン」はラインが弛めば動く、ラインを張れば止まると言う機能なので、巻いてラインを張れば「ダイブサイン」は固定され戻ってくるというもの。ウキの上に装着し投げ込めば、オモリが着底と同時に、ラインは緩みウキの浮力で「ダイブサイン」は持ち上げられ水面へ、そこでラインを巻けばラインは張り「ダイブサイン」は固定される、その「ダイブサイン」の固定された位置から下が水深と言うことになるのだ。「ダイブサイン」自体も電池や充電なども必要とせず至ってシンプルなものであった。装着も「ダイブサイン」のスリットに道糸を通し上下を回転させロックするのみ!あまりにも簡単、あまりのシンプルさに何故こんな便利な商品が今まで世の中になかったのだろう?と思ってしまうものであった。スタッフさんの「どうです?」と言う言葉に思わず「参りました~」と言う感じになってしまった(笑)私はこういう商品が大好きだ!テクノロジーではなく、この商品はまさしくアイデア。メーカーさんに、釣り人の気持ちを理解しようとする思いがなければ生まれることのない商品であろう。痒いとことに手が届く…とはこのことであろう。メーカーさんの思いやりを受けとった感じのする商品である。思わず「ありがとう」と言いたくなる。「ダイブサイン」はきっとあなたの釣行を快適なものにしてくれる事だろう。
施設等情報
TEL:0120-861130(AM9:00~12:00、PM1:00~5:00。土日祝日、休業日を除く株式会社シマノ公式サイト株式会社ヤマリア
株式会社ヤマリア公式サイト有限会社サニー商事
TEL:045-934-8511。10:00~17:00(土日祝日を除く)有限会社サニー商事公式サイト
施設等関連情報
■会期
2023年1月20日(金) 10:00~18:00
2023年1月21日(土) 9:00〜17:00
2023年1月22日(日) 9:00〜17:00
■会場
パシフィコ横浜 展示ホール
〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
※料金等は取材当時のものとなります。料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては各施設等にお問い合わせください。