まずは1投目。グルテンを多めに付け、タナゴにアピールする。これを繰り返して行うと段々と集まってきて、ヒラを打つタナゴの姿を目視できるようになった。こうなればしめたもの。餌をハリ先に小さく丸め込み打ち込むと中型サイズのオカメ(タイリクバラタナゴ)が顔を見せてくれた。師匠は玉虫餌を使っているが、この餌を付けるのがまた難しい。ハリ先に腸を絡ませるのだが、中々上手くいかない。これを習得できれば一度の餌付けで数匹は釣れるほど餌持ちが良い。師匠が「餌付けには3年掛かると言われているよ」と、ご教示頂いた。特に真冬の“寒タナゴ”釣りに威力を発揮する。タナゴのアタリは手元で感じることはなく、ウキの微妙な変化を見逃さないことだ。タナの位置を変えてアタリの多いところを探ってみるのも良い。最初はウキ下25cmで狙い、30分程するとごっちゃりとタナゴが集まっている。師匠が「アタリが多過ぎて仕掛けが馴染まないな!(親ウキが沈んでいかないで水面に横たわっている状態)」。ウキ下を倍の50cm近くにして早く沈む仕掛けに替えるとアタリは少ないが、少し大きめのオカメが釣れてくるようになった。逆に水面下10cmにしたところ、ヤリタナゴが釣れた。師匠に見せると「寄生虫に罹っているね」と、赤い斑点が出ていた。今までいなかったヤリタナゴ、釣ったのは初めてである。2時間の釣果は60匹程。師匠はそれ以上を釣り上げている。春先から初冬まではとにかく釣れる。“新仔”など極小サイズの1円玉(直径2cm)以下を掛けられるようになれば上級者レベルだ。さらに寒の釣りは難しい。タナゴが見えているのに口を使ってくれない。“寒タナゴ”を攻略できるように、いろいろ試せてスキルアップ出来る“道場”が『市原園』だ。初心者からベテランまで楽しめるのでおすすめしたい。