第40回「釣りビジョン」番組審議委員会 議事録
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開催年月日
2026年9月9日(水)13:00~
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開催場所
外部会議室
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出席者
番組審議委員:7名出席
- 大藤謙一(株式会社大藤つり具 代表取締役)
- 工藤貴史(国立大学法人東京海洋大学 教授)
- 下山秀雄(公益財団法人日本釣振興会 専務理事)
- 鈴木康友(株式会社つり人社 取締役会長)
- 鈴木泰礼(水産庁資源管理部管理調整課 沿岸・遊漁室 釣人専門官)
- 中村真弥(水産庁資源管理部管理調整課 沿岸・遊漁室長) ※オブザーバー参加
- 山田邦子(タレント)
ご欠席:小松智昭、東 知憲
(敬称略、50音順)(株)釣りビジョン役職員
- 嶋村安高(代表取締役社長)
- 吉田 諭(社長室 担当部長/管理部 部長代理)
- 古屋英治(マーケティング部 部長)
- 氏江大祐(制作部 部長)
- 原 慎哉(制作部 部長代理/制作二課 課長)
- 梅澤正亮(制作部 デジタルクリエイティブ課 課長)
- 柴田竜樹(制作部 制作一課 課長)
- 伴野 僚(制作部 制作三課 課長)
- 飯塚佳子(事務局)
- 馬場 格(事務局)
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アジェンダ
- (1)2025年4月~2026年3月における視聴者ご意見について
- (2)釣りビジョン報告事項
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審議
視聴者ご意見に関して審議を実施
内容は以降の通り

開会宣言 13:00
(1)2025年4月~2026年3月における視聴者ご意見について
- 当社
- 『アナタに釣っていただきます!』について、番組開始当初はアングラーが普段やらないジャンルの釣りに挑戦することが多かったが、最近はいつもアングラーが釣っている魚種を異なる釣法で狙うケースや、過去に経験のある釣りに挑戦するケースが増えている、とのご指摘をいただきました。
- 当社
- 『アナタに釣っていただきます!』は、釣りのプロがあえて専門外の釣りに挑戦し、その過程で生まれる発見や、魚釣りの奥深さを描くことをコンセプトにした番組です。今回は「オデコになりにくい安全牌な企画に見える」というご意見もいただきました。しかし、テーマの選定は釣果の出やすさを重視しているわけではありません。企画の軸としているのは、「そのアングラーが培ってきた技術や経験が別ジャンルでも活きるのか」、あるいは「普段狙っているターゲットを異なる釣法で狙うことでどのような発見が生まれるのか」という点です。今後も番組コンセプトを大切にしながら、より挑戦的な人選や企画にも積極的に取り組み、ジャンルの垣根を越えた魚釣りの魅力をお届けしていきたいと思います。
- 当社
- 視聴者が抱いているシリーズへの期待と、商品との不一致が起こっているのだと思います。コンセプトをきちんと届けられていないということは今後の課題と受け止めております。
- 委員
- 番組を続けていくとマンネリ化や、企画が一定の傾向に寄っていくことはよくある事です。この方はよく番組をご覧になってくださっているのだと思います。それはうれしいことです。個人的にはこの番組を見て面白いと感じたのでこれでいいかと思います。
- 委員
- 視聴者は、プロアングラーが専門外の釣りを苦労しながら釣りをしているのが楽しいのだと思う。プロ野球選手がソフトボールをするよりもサッカーをしたほうが、見ている側としてはエンタメとして面白く感じるのと似ているかもしれません。
- 委員
- 豪快な磯釣り師が小物釣りをするのは強弱があって面白いと感じました。プロアングラーが普段と違う釣り方をしても、対象魚が同じだと新鮮味が感じられないのかもしれません。
- 委員
- 私は、この企画は面白いと思います。
- 委員
- 非常に面白い企画で、きっとご意見をくださった方もこの番組のファンだと思います。自分だったら、この人にこの釣りをしてもらいたい、と思っているのかもしれません。きっと期待が大きいのだと思います。この番組はプロのアングラーがリラックスして釣りを楽しんでいる姿が見られて、私は釣りの面白さを再認識させられた気がします。
- 委員
- 個人的にはこのシリーズはあまり面白いと思いません。釣り専門チャンネルだから、視聴者にはどんな餌を使って、どんな釣り方をしているのか、といった専門的なところを見せてほしい。釣りビジョンはそこから逃げないでほしいです。
- 当社
- 厳しいご指摘含めてご意見ありがとうございます。当社には、釣り専門チャンネルとしてのこだわりと、間口を広げて釣り人口をもっと増やしていかなくてはならないという両方のミッションがあると思っています。間口を広げていくことに、はっきりとした答えが出ていない状態です。コア向けと初心者向けのバランスをどうしたらよいのか、今後もよく吟味しながら取り組んで参ります。
- 委員
- 初心者は、そもそも出演者がどんなジャンルの釣り人なのか知らないと思う。間口を広げたいならば、初めて釣りをする人に密着するような番組をもう一度やったほうがいい。
- 当社
- 新しく釣りを始める方にどんなコンテンツを作っていくか考えていきたい。賛否両論ありますが、委員のみなさまにはこれからも番組を見ていただいてご意見をいただけると幸いです。
審議①
- 当社
- 『休日は釣りに夢中!』の東京湾ロケの回で、「ミナミクロダイが釣れた」と言っていたがミナミクロダイは奄美諸島や沖縄諸島の固有種ではないか、とのご意見をいただきました。
- 当社
- 当該分野に精通した大学教授に問い合わせたところ、東京湾でミナミクロダイが確認されたというエビデンスはないとのこと。しかしながら地球温暖化の影響により何が起きていても不思議ではないとおっしゃっていました。このご意見を頂いてから、番組の該当箇所に注釈テロップを追加しました。
- 委員
- 昔、テレビで沖縄や奄美諸島にいる魚が黒潮にのって稚魚が北上している、と大学教授が話をしていたのを見たことがある。そして、数十年前にはキビレは浜名湖までと言われていたが、今は東京湾で釣れている。温暖化の影響もあるのでしょう。しかしながら今回の件は、魚種が正しいのか間違いなのかは分からないというのが正直なところ。
- 委員
- 近年、東京湾にグルクンがいるといわれている。南の魚が北上することもあり、海の中は変化しています。よってミナミクロダイがいてもおかしくはないのかもしれません。番組内で海の中が変わっているということが分かる解説があればよいと思います。
- 委員
- 専門家が目視で確認しても分からないのでしたら、分からないのでしょう。注釈を入れて説明するのが良いと思います。
- 委員
- 似たような魚はいるのでそれを判断するのは難しいと思います。今後は、テロップを出していただければよいと思います。
- 委員
- ご意見をくれた人はとても魚に詳しい方だと思います。ミナミクロダイは本州にはいないが、クロダイと非常に近い種です。魚のある部分のウロコの数でミナミクロダイとクロダイかどうかの判断がつきます。色も顔つきも地域や個体によって変わります。この映像に映っている個体がどっちなのかは、きちんと調べてみないとわかりません。
- 当社
- ありがとうございます。番組制作のスケジュールの中では種の同定まで確実にできないケースがほとんどです。今後判別の難しいシーンがあった場合は、番組内に解説や注釈を入れて、誤解のないように制作していきたいと思います。
審議②
- 当社
- 『海と青の物語』につきまして、大阪府淀川で釣りをしていたところを出演者に声を掛けられて釣りビジョンの撮影カメラに映ったが、放送・配信するのであれば顔にモザイクをかけてほしい、とのご意見です。
- 当社
- 出演者がロケ先の釣り人にヒアリングする様子を撮影いたしました。撮影直後、スタッフが口頭で番組名を伝え使用許可を得ておりますが、書面でのエビデンスは残しておりません。ロケ翌日に、このお問い合わせを受けたため、該当映像は番組で使用しておりません。本件を受け、一般の方を映す際は、丁寧に説明するよう周知いたしました。今後はより配慮に努めていきます。
- 委員
- 私が所属する団体でも、お客様の写真を「ホームページに掲載しますがよいですか?」と事前に確認をとっています。
- 委員
- しっかりと確認を取るということで問題ないと思います。
- 委員
- そもそも番組にも使用していないこともあり、この件は問題ないと思います。
- 委員
- 船の撮影の際はどうしているのですか。
- 当社
- 出船前に、乗船者へカメラに映ってよいかスタッフが確認をとっております。
- 委員
- 問題ないと思います。
- 委員
- 結果、映像を使わなかったとしても、一般の方にとっていきなりテレビカメラを向けられることは驚くものです。今どきはスマホでも角度によって撮影しているのでは?と気になることもあるので丁寧に対応した方が良いと思います。撮影に先立ち、「カメラに映りますが、よろしいでしょうか」と事前に了承を得るべきです。
- 当社
- 注意してまいりたいと思います。
審議③
- 当社
- 『楽釣楽磯宣言』につきまして、底物釣りにウニマムシ、小さい状態のカキを餌として使用すること、さらにはイシダイ釣りでタモを使うことはいかがなものか、とのご意見がありました。また、同じ視聴者の方より、番組が嫌いなわけではなく楽しく見ている、ルールやマナーなどを広めて頂きたい、といったご意見もいただきました。
- 当社
- 底物釣りのあるべきスタイルに反するとのご指摘をいただきました。一方で出演者は、仕掛けを工夫する楽しさや成果を実感してほしい、魚を確実に獲るためにタモを使うという考えのもと、釣りを紹介してくださっています。専門性の高い釣りを扱うにあたり、伝統的な文化・美学の表現と初心者へのわかりやすさのバランスをどう取るべきか、委員の皆様のご意見を賜りたく存じます。
- 委員
- いろんな価値観があるからやむを得ないと思います。
- 委員
- その人その人の美学があると思う。映像を見ましたが、タモを使い丁寧に魚を扱っていることで魚の保護にも通じているのではないでしょうか。
- 委員
- 磯釣りする人には美学があるのでしょう。私は見ていて、安全に釣りをしているように見えるので問題ないと思います。
- 委員
- 私も問題ないと思います。釣りの好みがあるのでそれを他の人に押し付けるものでもないのかなと思います。
- 委員
- 番組として問題ないと思います。釣り餌にウニやサザエを使うこともありますが、それには漁業権の問題もあるので、可能であれば、「販売店で購入しました」というテロップもつけたほうがよいかと思います。
- 委員
- イシダイ釣りは全国で釣り方がいろいろある。個人の考え方。あまり気にしなくていいのではないかと思います。
- 当社
- みなさまご審議ありがとうございました。
審議④
(2)釣りビジョン報告事項
- 磯釣りのトップトーナメンターである田中貴氏を起用した番組に対し、釣技解説が分かりやすく実践的で参考になったとの評価をいただきました。視聴者にとって、田中氏のホームグラウンドである千葉県金谷を舞台としたことも好意的に受け止められ、解説内容への高い評価と今後の放送への期待が寄せられました。今後も専門メディアとして、実践的な釣技や仕掛けの知識、釣り場の特性などを分かりやすく紹介し、視聴者の釣行に役立つ質の高い番組制作に努めてまいります。
報告①『ITT』
- 視聴者からは、渓流エサ釣り師・井上聡氏について、その人柄や語り口、分かりやすい解説を高く評価するとともに、今後もこうしたアングラーの活動をより多く紹介してほしいとのご意見をいただきました。当社からは、応援メッセージへの感謝をお伝えするとともに、井上氏の今後の出演番組をご案内いたしました。出演者や番組内容に対する温かいご評価は、制作スタッフおよび出演者にとって大きな励みとなります。今後も視聴者の皆さまから寄せられたご意見を出演者・制作チームへ共有し、魅力あるアングラーの起用を通じて、釣りの楽しさや魅力を伝える番組づくりに努めてまいります。
報告②『渓流ギャラリー』
- 全国各地の釣り場に加え、その地域の街並みや観光スポット、飲食店、人々との交流などを紹介する『ぶらりバスの旅』について、非常に好意的なご意見をいただきました。また、書籍化に関するご提案も寄せられました。当社としては、本番組ならではの魅力を今後も大切にしながら、釣りだけでなく地域の文化や人との触れ合いなど、多面的な楽しさをお伝えできる番組づくりに努めてまいります。なお、番組の書籍化については、『オトコの釣りメシ』での実績もあることから、今後の視聴者ニーズや展開の可能性を踏まえながら検討してまいります。
報告③『ぶらりバスの旅』
終了時間 14:00
以上
