釣りビジョン

静岡県・南伊豆、下田柿崎の外浦堤防でのんびりフィッシング!

2022年11月13日公開

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今シーズンの“アユ釣り生活”が終わりを告げ、海への出動時期がやって来た。木々も色付き始めた伊豆半島・天城峠を越えて静岡県・南伊豆へ!「天高く馬肥ゆる秋」。秋晴れの空は青く澄み、天は高い。気候もよく、海釣りのハイシーズンとも言えるこの時期、下田の海ではどんな魚達に出逢えるのだろう?

【この記事を書いたライター】SHOHEY

まずは現地の釣り具店で情報収集!

今、静岡の海では何が釣れているのか?何を揃えればよいのか?これらの情報収集は現地の釣り具店に限る!ということで、まずは24時間年中無休の沼津にある『釣具屋タイシ』へ。
この店には近隣の釣り場の地図が用意されていて、お薦めのポイントを説明してくれる他、どんな仕掛け、どんなカラーのミノーやジグがよいかなどのアドバイスも。実に丁寧に対応してくれる。仕掛けのラインナップも豊富で、餌も様々なものが用意されている。「どんな釣りでもドンと来い!」の釣り具店だ。
最近はアオリイカやメジナにカマス、大型“青物”も釣れているとか…。この最新情報には期待が膨らむばかりである。濃ゆ~い情報も得て、欲張ってあれもこれも釣れるようにと、買い出しもバッチリだ!今日は西風がかなり強くなる予報で、釣り具店お薦めの風裏になる南伊豆のポイントに向かう事になった。

晴天なり!赤富士からのスタート
晴天なり!赤富士からのスタート
『釣具屋タイシ』。とても親切な釣り具屋さんである
『釣具屋タイシ』。とても親切な釣り具屋さんである

西風をかわす穴場ポイント“外浦堤防”へ

天城越えをすると、ドンツキには河津の青い海が広がった。車を下田方面に走らせて辿り着いたのは、お薦めポイントの外浦海岸だ。ここは海岸線からは見えない位置にあるので、ちょっとした穴場ポイントとなっている。
白い砂浜を左手に見て奥に進むと、それほど広くはないが岩礁も点在するよさそうな堤防が見えて来た。堤防横には駐車場も完備され、荷物の移動も楽々だ。西側は低い堤防になり、停泊している釣り船が見える。東側には一段高くなった堤防があり、堤防の両端には登るための階段とロープが設置されている。堤防には「夜釣り禁止」の文字。ここ外浦堤防は夜釣り禁止となっているのでしっかりルールを守って釣りを楽しもう。
残念なことに、昨今、ルールが守られず釣り禁止になってしまう釣り場が多々見受けられる。是非皆でしっかりルールを厳守して、釣り場を守っていこう!

釣りポイント入口にはわかりやすく看板が出ている
釣りポイント入口にはわかりやすく看板が出ている
広くはないがよい雰囲気の釣り場である
広くはないがよい雰囲気の釣り場である
湾内の様子
湾内の様子
夜釣りは禁止!ルールを守って楽しもう
夜釣りは禁止!ルールを守って楽しもう
沖には磯もあり、ここで釣りを楽しんでいる人も見えた
沖には磯もあり、ここで釣りを楽しんでいる人も見えた
駐車できる場所も堤防からすぐ近くに
駐車できる場所も堤防からすぐ近くに
 

ベラ、フグ、メジナ、イワシ…アオリイカも回遊

早速タックルを用意して、まず私はサビキ釣りからのスタート。相方はお薦めの“赤キン・ヘビーシンキングミノー”をセット、岩礁周りをチェックすることにした。先行者は釣りのうまそ~なお兄さん2人と地元のおじさま、そして釣りキッズファミリー。「何か釣れましたか~?」と声を掛けて、和気あいあいの釣り時間が始まった。
「さ~」、久し振りのサビキ釣りにテンションが上がる。糸を垂らすと早速反応が!コツコツ!小さなアタリが続く。たとえアタリが小さくても、この目に見えぬ生命反応にはいつもドキドキしてしまう。そして「こやつは何者か?」と正体を突き止めたくなる。この何とかハリ掛かりさせようとするやりとりが実に楽しい。歩きながらどんどんポイントを変えて探っていくとコツコツ、ブル~ン。「キター!」。ゆっくりリールを巻き上げると、何やら赤い魚体が見えて来た。「君だったかあ~」。コツコツの正体はベラちゃんでした。どんな魚でも釣れると言うのは楽しい。この後もベラちゃんの猛攻が続いたので、思い切って堤防の先端付近に移動することに。
先端付近は、何やら賑やかで何か釣れているようだ。邪魔にならないように、少し手前で竿を出すとギューンと一発!今度は黒っぽい魚体が見えてきた。メジナだ。型は小さめだが引きが強い。何匹かメジナを釣り上げていると、少年がやって来て、「こっちの方が魚一杯いるよ~」と教えてくれた。
少年に付いていくと、先程から賑やかだった堤防の先端には、ま~、凄く沢山の魚影が!フグにメジナにイワシ…。見ているだけでも楽しくなってしまう。
少年たちはサビキ仕掛けを使い、色々な魚をドンドン釣り上げていく。私もちゃっかり混ぜてもらい、皆でワイワイ小魚達の入れ喰いを楽しんだ。後で餌として使おうと、釣れたイワシはキープした。すると…、奥の岩場方面からイワシの群れに向かって大きな影が近づいて来た。「なんだ、デッカイぞ!」。偏光グラスをかけて目を凝らすと…ナント!大型アオリイカ登場。「わ~イカがいた!イカがいた!」と叫んでしまった。興奮のあまり、遠くにいた相方にも報告に走る。さあ、このイカを見てしまったら「やるしかない!」。サビキの仕掛けからすぐにエギにチェンジ!ランガンのスタートだ。歩いては投げ、歩いては投げ…。「アオリイカはどこじゃ~」と言わんばかりに投げまくる。しかし、日中のイカ釣りはそう甘くはない。反応のないまま時間が過ぎる。ここで私は魚の姿を見たくなり、再びサビキへと仕掛けチェンジした。

釣り具店お薦めミノーでスタート!
釣り具店お薦めミノーでスタート!
ミノーで攻めたポイント
ミノーで攻めたポイント
私はサビキ釣りから
私はサビキ釣りから
本日1匹目はベラ
本日1匹目はベラ
続きまして~小型のメジナ~
続きまして~小型のメジナ~
今日はメジナがよく釣れた
今日はメジナがよく釣れた
カタクチイワシも回ってきた
カタクチイワシも回ってきた
イカ発見から一気にみんなエギングへ!
イカ発見から一気にみんなエギングへ!

夕方のゴールデンタイム!愛しのアオリイカはいずこ!?

仕掛けをサビキに戻し、しばし少年達との釣りを楽しむ。メジナやイワシ、カサゴなど飽きない程度に釣果が上がる。暫くすると、ホワホワ~と魚では無い影が2つ見えた。一人の少年と「あれなんだろうね?」なんて話していると、その影は堤防に近づいてきた。よ~く見ると、これまた「アオリイカ参上!」。先程より大分小さいが間違いなくアオリイカだ。少年と私のテンションはMAX!「ど~する?」、「これ、ど~する?」、「エギがいいかな~?」と会話が弾んだ。この少年、まだ小学生なのだが、実に釣りにも魚にも詳しく、キャストは大人顔負けだ。普段はブラックバス釣りをしているそうで、大会にも参加するほどの強者であった。
午後からはこの少年とのイカ探しの時間が始まった。少年のイカを釣りたい!という気合いはハンパない。エギを投げまくる。しかし、やはりそう簡単ではないイカちゃん!目視できるアオリイカは何杯もいるのに…。泳がせ釣りやヤエンなどの仕掛けがあれば掛かったかもしれない。その仕掛けを用意していなかったことを反省した。
陽も傾き始め、そろそろ堤防のゴールデンタイムがやって来る。すると、高い堤防にいたお兄さん何やら竿を曲げている。「お、何か掛かっているぞ~」。駆け寄るとカサゴをゲット~。この先行者のお兄さん2人はシュンッと、上手な人が出すキャスト時の音を出して、スタイリッシュに釣りをしていた。「さすがお兄さんやってくれる」と思った。

少年とのサビキ釣り中に再びアオリイカ発見!
少年とのサビキ釣り中に再びアオリイカ発見!
イカはどこじゃ~
イカはどこじゃ~
お兄様!さすがです!
お兄様!さすがです!
スタイリッシュなお兄様方!
スタイリッシュなお兄様方!

アッという間にアオリイカ!!

さあさあ、お次はゴールデンタイムにやって来た地元の釣り人が、ヒョイと堤防に登りエギを投げ始めた。と思ったら…ん?乗ってる!釣れて来たのは勿論アオリイカだ!「おお~、ここにいたのか~」と、あまりの鮮やかさに、あんなにイカを求めて彷徨った自分に笑ってしまった。
この後、少年とともに、残りの時間、アオリイカの奇跡を信じてエギを投げまくった。しかし、ここでタイムアップ!“夜釣り禁止”のこの場所ではしっかり日暮れ前までに片付けも終わらせなくてはならない。
今回愛しのアオリイカを釣り上げる事は出来なかったが、魚も人も出会い多き楽しい釣り時間となった。秋の釣りシーズン!まだまだこれからあちらこちらで様々な魚達との出会いがあることだろう。手軽だが奥深き堤防釣り!まだまだ奥があるぞ~。
伊豆には日帰り温泉も沢山あるので、釣りの後の温泉もぜひ楽しんでほしい。さあ、伊豆の釣り旅へ出掛けよう!

やっぱりいたよ!アオリイカさん!
やっぱりいたよ!アオリイカさん!
タイムアップまで懸命にエギを投げ続けた
タイムアップまで懸命にエギを投げ続けた

施設等情報

釣具・釣餌 タイシ
〒410-0822 静岡県沼津市香貫下障子3145
TEL:055-932-8848
365日24時間 年中無休
※コマセ解凍予約可
※活アジあり 釣具・釣餌 タイシ ホームページ

施設等関連情報

外浦堤防
南伊豆・下田市柿崎
「アクセス」
伊豆縦貫道を下田方面に進み、国道414号→14号→135号へ向かう。外浦海岸入口の看板を入っていく。
     
※料金等は取材当時のものとなります。料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては各施設等にお問い合わせください。​

この記事を書いたライター

SHOHEY
鮎にゾッコン!ずっと川に浸かっていたいと思う日々を過ごす。3~4月は渓流釣り、5~10月の休みは全てを鮎釣りに捧げ、全国各地を「鮎な夏!」で駆け巡る。主催するアウトドアの団体にて、キャンプや釣り初心者のためのイベントなども開催。
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