およそ2時間ほどだろうか。夢中で釣りを続けていたのだが、用意した水分が残り僅かになったことに気づき、ふと我に返る。「やっぱり暑い…」。40匹に迫るキスを釣り上げたところで、この日は早めに納竿とすることにした。シロギスは足が早い魚としても知られているので、早めに持ち帰り処理をするのが鉄則だ。この日も自宅に帰りすぐに調理を開始した。シロギスと言えば、やっぱり「天ぷら」だろう。やわらかい身を揚げて、出来立てをいただくと甘みがありふっくらホクホク。いくらでも食べられてしまう。実釣したのは8月の半ばのタイミング。例年9月に突入すると渋くなってしまうのだが、なんと今年は9月初旬のタイミングで数釣りが楽しめている。今年の日本海は長らくサーフのキス釣りが楽しめそうだ。残暑と言うにはあまりにも厳しい暑さが続いているが、水分補給等、熱中症対策は十分に行い釣行していただきたいと思う。