避暑地の箱根にありながら真夏日を記録したこの日。「出ない」「難しい」とは言いながら、参加者のみなさんはルアーの持つ特性や強みを活かして「ポップR」や「ファットA」に「ロングA」、「ビッグバド」などでバスをキャッチした。ここで、閉会ミーティングでのヒロ内藤氏からのメッセージを抜粋。ヒロ内藤「いやぁ僕ね、熱い人って凄い好きなの。それは何故かって言うと、僕自身が熱く燃えていたから。熱い人を見るとね、もの凄く共感するのと同時に、この人の5年後って凄いんだろうなとかね、また会ってみたいなって思う人たちばっかりなんで。これからもみなさん、熱く燃え上がって、心を燃やして、思いっきりルアー釣りを追い掛けてください。みなさんのやることが、この先の〝ルアーを学びたい〟って人に大きな影響を与えることも少なからずあると思うんですね。ルアー釣りって僕、楽しい遊びだと思うんで、思いっきり楽しんでくださいね! 今回もホント、ありがとうございました!」予定の解散時刻は過ぎていたが、参加の14名はこの場を去り難く釣り談義に花を咲かせていた。バスという同じ魚を釣ることが好きなだけで、住む所も仕事も異なる人たちが、初対面でもこんなに笑い合えて、くたくたになるまで充実した一日を楽しめる。バス釣りという娯楽の代えがたい豊かさを再確認する機会となった。イベントTシャツの胸に刻まれた「Forever Bass Fishing」の文字が目に染みる、暮れなずむ湖畔の風が心地良かった。