この時期のとっとパーク小島は18時まで営業しているのだが、暗くなっても釣りができる準備はしていない。片付けも考えるとせいぜい16時半までといったとこだろう。できて、あと2時間。ここで納竿とするか、500円で追加のアオイソメを買うか悩んだが・・・他の諸経費を考えれば500円で2時間釣りができるなら安いもの。握りしめた500円玉をはらたいらさんに全額ベットする思いで(古い)アオイソメを買った。そして、先ほどのエサ切れ前に、とある方法でアタリが出やすいことに気がついていた。それを試してみよう。すると、満潮上げ止まりの15時すぎ、待望のカワハギっぽいあのアタリと引き! ようやく2尾目を追加することができた。さて、どんな方法でアタリが出たのかこっそり教えよう。仕掛けが着底したら、いつものように持ち上げて落とすを3~5回ほど繰り返す。そのあとに、ラインをまっすぐにして、なおかつ、テンションを張っていない状態をしばらくキープする。すると、ブルブルブルとかコンコンとか明確なアタリが出るのである。カメラマンにも同じようにやってもらったら、1尾釣ってくれた。よし、どんどん行こう。また、カワハギっぽいアタリと引きの魚が語り部に掛かったが、今度はバレてしまった。ああ、もう時間がない。日没とともにまったくエサが喰われなくなり、ここでギブアップ。まあ、初めての海釣り公園で初めて岸(?)からカワハギを狙ったことを思えば悪くないだろう。家に帰って、カワハギ釣りについて少し調べると・・・自分で考案したと思ったあの釣り方は「ゼロテン釣法」と呼ばれていて有名だそうな・・・。まあ、40年も釣りをしていればよくあることだ。こういうのを個人的には「アズ・ティアーズ・ゴー・バイ現象」と呼んでいるが・・・それはまあ、いいか。