「このカバーや岸にバスが着いていると想定して、スピナーベイトをタイトに入れてブレードを回しながらカーブスローロールで引き込んでいく使い方を続けると、それ自体がスピナベサイトの動作の練習にもなります。いざ、見えバスを見つけたときにも、スムーズにできるようになるはずです」。たしかに筆者も見えバスは見えなくても、カバーを狙ってキャストやピッチングを繰り返していくうちに、キャスト~着水と同時にブレード回転~カーブスローロールの感覚が少しずつだがつかめてきた。これは確実にスピナベサイト習得の練習になると確信できた! スピナベサイトはマスターできれば間違いなく、見えバス攻略で大きなアドバンテージなるテクニック。今回の川村さんが解説してくれたヒントを頭に入れて、ぜひとも習得を目指して欲しい。今回の取材では動画撮影も行い、「キャスト~リトリーブのコツ」「見えバス発見からヒットまでの実践」「カバーや岸ギワをカーブスローロールで攻略法」などを解説している。【後編】ではその動画に加えて、さらにスピナベサイトでの釣果UPに役立つハウツーやアイテムを紹介するので、合わせて読んでいただきたい!【今回使用したタックル】<ビーブル>ロッド:スティーズSC C69M+ -ST ファイヤーウルフ(DAIWA)リール:スティーズリミテッドSV TW 1000HL(DAIWA)+カーボンハンドル/コルクノブ(SLPワークス)ライン:スティーズフロロ クロスリンク13ポンド(DAIWA)<チビーブル>ロッド:BLX LG661ML+RB(DAIWA)リール:スティーズCT SV TW 700XHL(DAIWA)ライン:スティーズフロロ クロスリンク10ポンド(DAIWA)(写真・文、安倍康浩)