そしてもう一品。それは切り身(皮付き)に塩麹を塗って焼くだけの塩麹焼きだ。調味料代わりに塩麹を塗って、すぐに焼くだけでも旨味が増して美味しいのだが、切り身に塩麹を塗って30分ほど置いてから焼くのが美味しさアップの秘訣。すると麹菌がタンパク質をアミノ酸に変換させるため、さらに旨味が増し、身もふっくらと焼き上がるのだ。作り方は、常温にしたマスの切り身に塩麹を塗って30分ほど置く。あとは焦げに注意しながら弱火~中火で12分ほど焼くだけ。味は、これまた上品で美味い!! そしてまた「やっぱり魚は焼きだな!」と言いたくなるのだ。その味は、お世辞抜きに高級割烹の味わいだ。こっちも行ったことはないけれど(笑)。というわけで、エリアでマスを釣って持ち帰ったなら、生食だけでなく、味わい深い『焼き』もご賞味ください。