●まず友人と2人(AとBとする)で、ワリカンで福袋を1個買う。●お店の近くの喫茶店やファミレスに入り、Aは目をつぶる。●Bは袋に手を入れて、最初に指先が触れた商品を取り出す。●Bは取り出した商品に対する印象やヒントを出し、Aにその商品を当てさせる。●次は立場を交換。Bが目をつぶり、Aが福袋から商品を一つ出して、Bに当てさせる。●福袋の中身が尽きるまで、これを続ける。何のことはない、単なるアナログ的な遊びなのだが、これがやってみると抱腹絶倒間違いなし。むしろ、ふざけた商品が出てきた方が盛り上がる。ヒントは言葉以外でもいい。目をつぶった相手に触らせたりしてもいい。大概ヒントを出す方が笑い死にしそうになるはずだ。更にすべての内容がわかったら、ジャンケンで欲しい商品を1個ずつ争奪していくといい。リール1台であとは全部ワーム……みたいな福袋だったら、正月早々スリル満点じゃないか。最近は良心的なお店が増えて、ひどい内容の福袋はほとんど見かけなくなった。中身を完全に見せてしまう「可視化福袋」まで、普通に売られている。そんな善意あふれる世の中では、この必勝法も無力化してしまう。それはいいことなのだが……一抹の寂しさを覚えてしまうのは、私だけだろうか? 釣具店さん、勇気をもって不良在庫を詰め込んでみては?