決め手はタレの味……なんだけど、それを言っては、代役を務めてもらうトラウトにあまりにも失礼か。大事なのは、タレの味でもあるが、やはりていねいな身の下処理だと言い直しておこう。さて、作り方。まず、釣ったマスはステンレスたわしでウロコを除去。そして頭を落とし、内臓や血合いを処理。そして身を三枚におろす。皮は引かず、残しておく。腹骨をすき取り、血合い骨も骨抜きで抜いておく。そして食べやすいサイズにぶつ切りにする。あとは、タレを塗る&浸して、中火~弱火で15~20分ほど焼けば完成。アツアツのゴハンにタレをかけてから焼けた身を乗せ、山椒の粉末をひと振り。美味しいマスの蒲焼き丼のできあがり!