L-バスシリーズのLはレンズのエル。最大の特徴はフラッシング効果とナチュラルさを融合させた内部のインナーシートだ。トップウォーターからディーブダイバーまで、ハードベイトの代表的なところはすべて発売済みだが、今年はペンシルポッパーをはじめ既存製品のサイズ、レンジ違いが展開されていく。ブースを訪ねると開発の小松徹さんが解説してくれました。「特徴としては『引き波』『スプラッシュ』『ラトル音』それに『レンズフィニッシュ』による4つの効果が働いてくれます。ペンシルポッパーというネーミングではありますけど、ジャンルとしてはスプラッシャーの方が近いかもそれませんね」まとめるなら、テーブルターンが得意で、かつ左右に水しぶきを飛ばしながらラトル音とフラッシングでもアピールする、いいとこ取りのペンシルベイトといったところ。この手のタイプには珍しく水平浮きで、どちらかというと連続ドッグウォークよりは、ゆったり左右に首を振らせるイメージだ。もちろんロッド操作の強弱次第でスプラッシュのコントロールもできるので、水面の状態や水の色にもアジャストさせやすい。値上げラッシュが続くこのご時世に、これだけ手の込んだ製品で1200円(プラスTAX)というのもユーザーにはありがたい!