ピーコックバス。南米のアマゾン河水系などに生息する。ブラックバスに似ているし名前にバスもつくが、サンフィッシュ科ではなく、シクリッド科の魚である。分類上はバスよりもベラに近い。全部で15種に分類されるが、そのどれもが尾ビレの付け根に白く縁取られた眼球状の斑紋を持つ。魚食性が強く、速い動きのプラグに強く反応する。逆に、ゆっくり動くワームなどへの関心は鈍い。語り部は現在までに5度南米へ行き、アマゾンでも何度か釣りをした。前回のトクナレ・アスー(キクラ・テメンシス)以外にもご当地ピーコックバスを嫌というほどたくさん釣った(気がする)。また、サンパウロ州郊外に住むブラジルの釣りプロ・ジュニーニョのご自宅になぜか5日間ほどお世話になり、毎日釣りに連れて行ってもらった。カヤックで野池巡りをして、何種類かのピーコックバスを釣ることもできた。思い出の写真とともに紹介していこう。