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世界最高のターゲット「ピーコックバス」を南米まで行かずに釣れる意外に近い国は?【世界怪魚図鑑21】 画像ギャラリー

2023年04月23日公開

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「キクラ・オセラリス(学名:Cichla ocellaris)」? 本来はアマゾン北部に分布する。マレーシアにて語り部が初めて釣ったピーコックバス。このときはフックもバス用のままで次々と伸ばされ、バラしが多発した…。一般的に東南アジアのピーコックバスは「オセラリス」だとされているので、ここでもあえてそうした。しかし、グランデ小川さんによるとオセラリスは「3番目のバーが眼球状になる」という特徴がある…のだが、マレーシアのピーコックバスはそれに該当しない。もしかしたらモノクルスという種かもしれない?
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翌2010年、再びマレーシアへ。こちらは大きいポップR(レーベル)で釣れた57cmの大物。頭がデカい!
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「キクラ・メラニアエ」。アマゾン南部、シングー川などに生息する。縦7本ほどの不明瞭なバーが入り、粒状の細かい斑紋が散りばめられている。2014年、グランデ小川さんのガイドツアーで釣らせてもらった
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「キクラ・ミリアナエ」。アマゾン南部、タパジョス川水系に生息。やや不明瞭な縦の3本のバーと、側線上に粒状のバーが入る。ピーコックバスのなかでは中型の部類だが、非常に引きが強かった。テレスピレス川の漁師・バドと一緒にたくさん釣った
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「キクラ・ピニーマ」。アマゾン南部、タパジョス川水系などに生息。縦に3本のバーが入り、3つ目は眼球状の斑紋になる。語り部は、ジュルエナ川とテレスピレス川が合流するあたりでバカスカ釣った。比較的大型化するらしい
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「キクラ・モノクルス」。アマゾン河上流部から下流部までかなり広く分布。縦に3本の太いバーが入り、胸ビレの後ろに黒い斑紋がある。写真はサンパウロ州の野池にてカヤックフィッシングでキャッチした
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「キクラ・ケルベリ」。背中から太い3本のバー、尾ビレの下半分、胸ビレ、尻ビレのマダラ模様が特徴。比較的小型だが、コイツはなかなかの大物。ネグロ川で知り合った富豪(牧場主)の庭にある池で釣らせてもらった。決して子供が釣った魚を強奪したわけではない
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「キクラ・ピキティ」。アマゾン南部のアラグアイア川水系などに生息。縦に7本ほどのバーが入り、各ヒレが青くなる。ブラジルでは「アズー」という愛称で知られる
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「キクラ・オリノセンシス」。オリノコ河水系、ネグロ川などに分布。側線上に3つの眼球型の斑紋がある。小型種だが、今まで食べたピーコックバスのなかではコイツが一番うまかった。写真の魚はコロンビアで釣獲。ここの魚は水の色のせいか全体に青味が強い
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「キクラ・テメンシス」。前回紹介したアスー。こちらはベネズエラのカシキアレで釣った。ネグロ川やオリノコ河水系に生息。縦の3本のバーが特徴。特に大型化する
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同じく、キクラ・テメンシス。いわゆる「パッカ(パカという哺乳類の模様に由来)」模様だが、コロンビアで釣った個体は写真のようにグレーの地色にはっきりと白い横縞の波線が入った変わり種
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「キクラ・インテルメディア」。オリノコ河水系などに生息。側面に縦の7本ほどのバーが入り、真ん中部分が横一文字に濃くなっている。止水よりも流れの中を好むとされる。写真は『世界の怪魚釣りマガジン』の取材で行ったコロンビアで小塚拓矢さんが釣った1匹。胸ビレのオレンジも非常に鮮やか
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新種の「トクナレ・ブラック」…ではなく、サンパウロ州の野池で釣れたケルベリ。なぜか全身真っ黒だった
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