オフショアマガジン
2014.7.1号

秀正丸・静岡県宇佐美
遠征釣行!伊豆諸島・新島沖で高級魚を狙う

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梅雨時の釣りは体力を使う。熱中症のニュースも聞かれるようになったが、梅雨の中休みは意外とナギに恵まれることが多い。遠征釣りのチャンスだ。釣り物も高級魚が揃っているとの情報に飲み物をクーラーボックスにガッチリ仕込み、6月20日、静岡県・宇佐美港『秀正丸』から新島沖に出掛けた。

1投必釣!出遅れないように

伊東市・宇佐美港『秀正丸』は伊豆諸島・新島、御蔵島周辺の遠征釣りを中心に出船している。午前2時30分には乗船者14人が集合、3時に出港した。ベットルームで仮眠を取り、6時過ぎに釣り場に到着。新島東沖の通称「新島ウラの瀬」のタナ55mでスタートした。間もなく30cmオーバーのイサキが釣れ出した。しかし、二枚潮の為、一斉投入の1回流し。投入が遅れたらその回はお休み、魚を上げたら次の投入の準備をして待機となる。オマツリを避ける為にはこの方法しかない。タナ50mから55mのポイントを釣り続け、イサキ、ロウソクチビキ、ムロアジ、アカイサキなどが釣れた。

サイズ良し
縞模様あざやか
一荷はたまらない

このサイズなら満足
新島・鵜渡根をバックに
本物と“赤の他人”

3.2kgのマダイに4.8kgのメダイ!

常備仕掛け
7時過ぎ、左舷ミヨシ(船首)の黒木武年さん(横浜市)の竿が曲がった。明らかにイサキとは違う引きで釣れて来たのは2kg級のマダイ。このやり取りを見ている間に左舷トモ(船尾)で4.8kgのメダイが上った。“いい魚”が上がり始めて船中活気付く。今度は右舷ミヨシ(船首)から2番目の松本茂さん(調布市)が3.2kgのマダイ、左舷ミヨシから2番目の山城敬史さん(沼津市)にも2.2kgのマダイが来た。つけ餌はオキアミでイカやサンマの切り身を持参した人もいた。※仕掛は写真を参考。

1号マダイ。黒木さん
2号マダイ。松本さん
3号マダイ。山城さん

予備の仕掛けは十二分に!

外見も中身も赤いハチビキ。
船長は、潮を見ながら小移動を繰り返す。どこでもイサキは釣れる。しかし、8時45分過ぎからイサキとは違うアタリが出始めた。強烈な手応えで釣れたのはハチビキだ。赤い魚体がハリスを引き回す。それも一荷(2匹掛け)やお隣さんとダブルヒットが続き、オマツリも連発。上乗りの大胡臣弘さんが手際よく裁いてゆくが、それでも“3人マツリ”で仕掛けを上げると4kg級のハチビキが5匹などと大忙しだ。そんな中、左舷胴の間(3番目)の成子隆英さん(さいたま市)がオマツリを回避しながらハチビキと小型カンパチを一荷で上げた。オマツリは、仕掛けをほどくよりカットして交換した方が早い。その為予備仕掛けは十分に用意したい。船中で購入できるが、私の見たところでは10セットでは心許ない。20セットは必要だ。ハチビキのラッシュの後にはキントキだ。朱赤の魚体に見惚れている間に終了の時間となり、正午に釣り場を離れた。

右側を見ると口の大きさが判ります
白い腹はカンパチです
メダイも出ます

共に4kg級
鮮やかキントキ
快晴に朱赤が映える

忘れてならない暑さ対策と大型クーラー。

最終釣果は、イサキ(30cm級中心)がトップ35匹 ハチビキ最大4.8kg船中46匹 マダイ船中3匹。その他4kg級のメダイ、カンパチ、ロウソクチビキ、キントキ等など遠征釣行を満喫した一日だった。また、この日は出なかったがヒラマサ、アオダイ、オナガダイといった超高級も交じる「新島沖ウラの瀬」。遠征と聞くとマニアだけの釣りと思われがちだが、『秀正丸』には、貸し道具や仕掛けも常備しており、釣り方も丁寧に教えてもらえて気軽に楽しめる。更に“マニア”向け御蔵島遠征もあり、飲み物と大型クーラーを準備して挑戦してみてはいかがだろう。

帰港
森 秀正船長
上乗り 大胡臣弘さん

(釣りビジョンAPC・野口 壮一)

今回利用した釣り船
静岡県宇佐美『秀正丸』
〒414-0001
静岡県伊東市宇佐美425-12
TEL:自宅 0557-47-4802、携帯 090-3158-6890
詳細情報(釣りビジョン)
秀正丸ホームページ
出船データ
■遠征五目船■
<新島>
3:00出船~6:30竿入~12:30納竿(餌・氷付)
料金2万1,000円
<御蔵島>
0:00出船~6:30竿入~12:30納竿(餌・氷付)
料金3万3,000円
※料金等は取材当時のものとなります。出船時間や料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては釣り船までお問い合わせください。
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