釣りビジョン

人気アニメのリアル版!?高知海洋高校フィッシング部のツナガール!

2025年08月20日公開

1439_main

会社のPCに上司から一通のメール。あ、もしかして提出物忘れてる!? 焦ってメールを開くと「『放課後をサボるな!』がバズってるぞ、記事書いたらどうだ」と一文。「え、マジ!?」。慌てて、YouTubeを確認したら、再生回数が47万回!公開から1週間で40万再生突破は、うちのYouTubeでは初の快挙らしい。自分の担当番組がバズっている嬉しさと「え、記事書くの!?」という何とも言えない気持ちを抱えつつ、筆を握りしめた。

憧れの〝ツナガール〟になるため高知海洋高校に入学

朝日愛里亞(まりあ)さんが通うのは、高知県立高知海洋高校。県内唯一の水産・海洋系高校で、さまざまな体験や実習を通して水産学のスペシャリスト養成に取り組んでいる。朝日さんが学ぶ食品コースでは、魚の調理や栄養、水産食品の製造、流通から消費までの知識と技術を身につけることができる。この高知海洋高校に入学を希望したきっかけを聞くと、「地元のイベントに海洋高校の〝ツナガール〟が来ていて、それを見て憧れて入学しました」とのこと。

〝ツナガール〟とは、食品コースの女子生徒の中でマグロを最も上手にさばける2人につけられる称号。高知県内だけでなく全国各地のイベントに呼ばれ、マグロの解体ショーをおこなうことができる。朝日さんは厳しい審査を勝ち抜き、見事、憧れだった〝ツナガール〟に選ばれた。

実習では、同高校の生徒が獲ってきたマグロを解体することも。このマグロを使った缶詰が大人気で、販売時には長蛇の列ができるそうだ。

〝ツナガール〟は釣りガール

釣り好きの父親の影響で、幼少期より釣りと魚が身近だった朝日さん。高校の部活動としてはあまり馴染みのないフィッシング部に所属している。残念ながら女子部員は朝日さん1人だけだが、そこは持ち前のガッツと明るさで3年間、楽しく続けることができているそうだ。ロケでは、実習船を使ったシロアマダイ釣りに同船。部活で高級魚のシロアマダイを釣りに行けるなんて、めちゃめちゃ羨ましい。しかも朝日さん、見事シロアマダイをGET!

また放課後には、同じく〝ツナガール〟を務める中城さんと、帰り道に堤防釣り。部活に限らず釣りをするという。堤防で制服を着た女子高生が釣り。まるで人気釣りアニメを彷彿とさせるような日常を送っている。

 

マグロの解体ショーで、40キロのクロマグロを解体!

番組では、朝日さんが実際にイベントでおこなった、マグロ解体ショーの模様を収録している。朝日さんは大勢の観客の前で上手に捌くことができたのか!?『放課後をサボるな!』シリーズは、「釣りビジョンVOD」で無料で視聴できるので、ぜひご覧になっていただきたい。

釣って・捌いて・ふるまう、そのすべてができる高校生、朝日愛里亞。その姿は、未来の水産業・海と食を支える人材の象徴そのものに感じられた。彼女の視線の先には、未来の海が映し出されている!

※記事の掲載内容は公開日時点のものになります。時間経過に伴い、変更が生じる可能性があることをご了承ください。

その他オススメ記事

釣りビジョン倶楽部