釣りビジョン
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2013.9.1号

こなや丸・千葉県長浦
秋の本番を前に東京湾のLTアジが絶好調!

東京湾のLT(ライトタックル)アジが絶好調だ。周年、乗合船を出している千葉県・長浦『こなや丸』のHPを覗くと午後の半日釣りでもトップは、8月14日=57尾、15日=30尾、17日=55尾と連日、好釣果を連発。水深も17~20m前後と浅く、釣りやすそうだ。台風シーズンを前に間もなく秋の本番を迎える東京湾のアジ。潮温の低下と共に脂も乗り、味は更によくなる。東京湾のブランド魚でもある“金アジ”が釣れ出すのももう直ぐだ。18日の日曜日に出掛けた。

『こなや釣船店』
長浦港に係留しているアジ船
舵を握った小沢一滋船長

釣り座は、船長の案内で番号札順に乗船

[動画]コマセが効き出すと入れ喰いタイム
午前11時頃に国道16号線沿いの『こなや丸』に到着。先着者は4人。乗船名簿を記入、クーラーボックスに氷を入れて港に向う。係留船前が広い駐車場になっており、安心して停められる。
旧盆が過ぎたと言うのに連日猛暑が続いている。熱中症予防にコンビニで飲み物をタップリ買い込んで乗船した。12時40分、船長の案内で店前で取った番号札順に乗船して釣り座が決まる。予約の8人が揃ったところで、定刻よりも少し早めの出船となった。

仕掛け図
コマセと付け餌のアオイソメ
好調の野原さん

アジが回って来るまで、共同でコマセ撒き

出船に先立ち、小沢一滋船長から「釣り場までは50分程掛かります。左舷側は波を被ると思いますので注意して下さい」とアナウンス。船は貨物船が停泊する長浦港をゆっくり抜け、南東からの風を切って釣り場の中の瀬に向った。頬に風が当り暫し暑さも忘れる。
横浜ランドマークタワーが過ぎた頃、エンジンがスローになると、船長は慎重に魚探を見ながらポイントを決め、ミヨシ(船首)からアンカーが打たれた。
「はーい、やってみましょう。水深は20m。タナは下から2m。4、5回はコマセを撒くようにして下さいネー。魚が回ってくれば中型が釣れると思います。他の船団は“豆アジ”でーす」とのアナウンスでスタート。先ずはコマセで魚を寄せなければならない。みんなと息を合わせての共同作業だ。私も右舷ミヨシで一緒にコマセ撒き、5回程撒いた時に、ギュギューンと強いアタリ。柔らかいLT竿が気持ち良く曲がる。船中第1号のアジと思って、慎重にリールを巻き、上がってきたのは35cm前後の腹太サバ。他の人にもサバが釣れて来た。それが合図の様に右舷トモ(船尾)の青木さんが最初にアジを釣り上げた。20cm級の幅広のアジだ。私の隣の飯田さん、野原さんもアジを取り込んだ。左舷ミヨシの相葉さんがリールを巻き出した。入れ喰いモード突入と思いきや、カメラを向けると、「バレた!」と悔しそう。トモの山田さんもリールを巻いていたが、海面でバラした。どうも喰い込みが浅く、アタリが有っても途中でバレてしまう。

置き竿も好調、青木さん
中村さん 一荷
良型の一荷、飯田さん

幅広の24cm
シログチとアジの一荷、相葉さん
青木さん 良型

餌のアオイソメは小さく付けるのがコツ

「餌のアオイソメは長くても1cm。短い方が良い。小型のアジはイソメの先だけ喰い逃げしてしまう」と船長。ポツリポツリながらアジが釣れ出した。しかし、型はマチマチで23、24cmの幅広アジが釣れ出すと、隣の人にも同型が掛かり、暫くして“唐揚げサイズ”が釣れ出すと、他の人にも小型が釣れて来た。船下に入って来るアジの群れが入れ変わるのだろうか?
スタートから1時間程過ぎた頃、やっと喰いが活発になり、小型交じりだが一荷(2尾)で上がってくる様になった。LT竿での一荷釣りは、竿が柔らかいので大型アジの感覚で気持ちが良い。右舷トモ(船尾)の青木さんは、2本竿を巧みに操っている。片方の竿はビシでコマセを撒き、もう一方の竿は胴突き仕掛けの置き竿。片方でコマセを撒きながら、置き竿にアタリの有った胴突き竿のリールを巻いている。又、ハリ外しを巧みに使い、素早くアジを外す一連の動作に見惚れてしまった。

LTと30号ビシ
飯田さんポーズも決まった
相葉さん、入れ喰い

“魚影層”にコマセを撒き、一荷を狙う

私もアジ釣りに専念。底から1.5~2mにコマセを撒く。船長のアドバイス通り、餌のアオイソメはハリにちょこっと付いているだけで、付け替え無しに何尾も釣れた。コマセが“魚影層”に巧く撒けたと思う時は、一荷で釣れてくる。一時、空振り無しに5連続で釣れた。隣の飯田さんも好調に釣れ続いている。前半一人で好調だった右舷胴中の野原さんは、更にピッチが上がって来た。時折、シログチ(イシモチ)、シロギス、サバ等がゲストで釣れて来る。
4時半頃、船長はアンカーを上げ、水深17m前後の浅場に移動して流し釣りに変わった。後で船長は「大型を狙ってみたが、未だ水温が高く、型が出なかった」と説明していた。

夏アジは小型も交じるが、数釣りが楽しめる

「ずっと同じ海域を攻め続けていると、大きなアジから先に釣れてくるので、段々小型が多くなってくる。このところシケや雨もないので、ここらでひと荒れ欲しい所。海が揉まれれば又魚が変わる」と船長。
この日の釣果は、25~72尾。30~40尾台の人が多かった。型は14~24cm。“唐揚げサイズ”も交じったが、20~24cmの幅広アジが良く釣れた。潮温が下がり、秋本番になれば湾奥の脂の乗った“金アジ”も釣れ始める。暫く釣果欄から目が離せない。

(釣りビジョンAPC・飯妻武夫)

今回利用した釣り船
千葉県長浦『こなや丸』
〒299-0265
千葉県袖ヶ浦市長浦1-1-111
TEL:0438-62-2707(定休日:毎週火曜日)
詳細情報(釣りビジョン)
こなや丸ホームページ
出船データ
LTアジ予約乗合
出船時間
午前船=5時30分  沖上り=10時30分頃
午後船=13時(予約の人数が揃い次第出船) 沖上り=17時頃
乗合料金=午前、午後とも乗り合い料金:7,500円(コマセ、付け餌、氷付)
貸し竿=500円
子供・女性=割引制度有り
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